今日のシネマ
2013年 フランス
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
多様な人種や宗教が混在するフランス社会を背景に、敬虔なカトリック教徒の夫妻が、
娘の結婚相手をめぐって繰り広げるコメディドラマ。
フランスで1200万人を動員する大ヒットを記録した。
ロワール地方の町シノンに暮らすヴェルヌイユ夫妻は信心深いカトリック教徒で、
3人の娘がそれぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚。
これから結婚する末娘には、せめてカトリック教徒と結婚してほしいと願っていた。
そんな末娘のボーイフレンドは、カトリック教徒だと聞いて安心していた夫妻だったが……。
(映画comより)
日本ではありえない設定だけに、なおさら興味深かったです。
・・・想像してみました。
日本でも地域によって生活習慣の違いはかなりあるでしょう。
娘が複数いたとして、それぞれが沖縄やら関西やら東北やらの人と結婚したら・・・
楽しそう~~!
でもね、フランスという移民の国ではそれが偏見や人種差別につながってしまう。
コメディではあるのだけど、一歩間違えたら違う方向にいきそうで
ちょっとハラハラもしました。
ショーブロン監督 は言ってます。
「違う国の人との関係をうまくいかせるポイントはね、あまり深く話さないこと。
つきつめていっちゃダメだよ。100%わかりあえるはずないんだから。
あと政治の話もあまり深くしないほうがいいね。」
食事のシーンが多いことについて
「食事を共にすると同胞意識が生まれるからだ。
距離が縮まるだろう、そこがいい。」
ふむふむ、なるほどね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます