吉本ばなな 著。
あ、今は 「よしもとばなな」 さんですけどね。
この人の本を読む度に いつも村上春樹氏を思い出す。
作家さんにとってそんな失礼な話はないのかもしれないけれど
正直そうなんだもの。
なんか雰囲気が似てるんですよね。
うまく説明できないけど。
なんかこう・・・捉えどころがないんだけど
そう思った時には既にもうワシっと掴まれちゃってる、みたいな。
うぇ~ん・・どうにかしてほしい、この描写下手な私を。
とにかくですね、
出てくる人たちが置かれてる状況はかなりシビアなのに(近親相姦、自殺、オカルト?)
清涼飲料水を飲んだ時みたいな このさわやかさは何!? って感じ。
「哀しい予感」 で悔いを残した部分に精一杯取り組めてすがすがしい気持ち、ってばななさんは言ってます。
それは良かった。
「私も含めて、私のまわりにも、あなたを含めて多分あなたのまわりにも『困った人』はたくさんいます。
才能だったり、欠落だったり、生きていきにくいなにかをいつも抱えて歩いている人。
でも、この世にいるどのような人も、誰にもはばからずに好きな位置でその人が思うように生きていい、
そういうことを自分も含めて忘れそうになりそうなので、
それを強くこめて、いまここで作品にしたかったのです。」 (あとがきより)
これが全て。
以上。
難しい本 読んでるね~。
私は よしもとばななさん 昔一冊読んだだけで
わからないけど
村上春樹さんは こないだ2冊読んで
あんまり重いんできつかったです。
あとがき読んだら読んでみたい気持ちになるけれど
やっぱりもっとお気楽な小説の方が
私には合ってるように思えます。
全然難しくないのよ~。
でも、楽しい本でもないかもしれない。
村上春樹・・私、昔はまって・・
「ノルウェイの森」からだったんだけど
当時、入院していて 病院でずっと読んでました。
で、ベッドの所に積んであった本を見て
看護師さんが 「私も好きなの~!」とかって
話が盛り上がったっけ。(^_^;)
でも、内容、あまり覚えていない。(苦笑)
はいびちゃん、お手紙着きました。
一生懸命に楽しい話題を書いてくれたのね。
ありがとう。