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ロクマルハウス

2018年11月24日 | ロクマルハウス

 

昨日は地元の神社の宮司さんが来て家の解体工事のお祓いをしてくださいました。

 

・・・

 

カテゴリーに新しく ”ロクマルハウス” を追加したところで

本日の記事、始めます。

長くなりそうですので 興味の無い方はスルーしてくださいませ。

 

まず、”ロクマルハウス” という言葉を聞いたことがありますか?

簡単に言うと、還暦を過ぎてから家を建てること。

しかも子育てが終わり、親の面倒も一段落して

夫婦二人で心穏やかに人生の終盤を過ごす華美でない心地良い家、のことを言うそうです。

そういう意味では 我が家のロクマルハウスはちょっと意味が違うかもしれませんが・・・

 

この一大プロジェクトは実は既に2年半以上前から始まっていました。

きっかけは、お義母さんの部屋の雨漏りです。

北側に位置した寒い部屋、ということもあり、

お義母さんの部屋をなんとかしよう、というところから始まったこのプロジェクト、

最初は軽いリフォームと考えていましたが、

どうせやるなら、リノベーション、そこまでやるならいっそのこと・・と

どんどん大きなプランになっていきました。

2011年の震災以後、どうも家のあちこちに小さな不具合が出始めていたこともあり、

ここで思いきらないともう出来ない、とパパと気合いを入れました。

 

家を建てる時にまず考えるのは ハウジングメーカーを訪れることだと思いますが

その頃、ちょうど市内で催されていた建築家展に軽い気持ちで訪れました。

建築家に家の設計を頼むなんて なんだかすっごくお金がかかりそうなイメージだったので

私たちの中には最初、そんなことは全く頭にありませんでした。

でも、とにかくこの ”家” を何とかしなくては、と 思っていた私たちには

それに関する催しはとても興味があったのです。

 

主催していたスタジオのコーディネーターOさんがとても良い方だったこともあり、

その場でASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)のアカデミーメンバーに登録しました。

全国の建築家さんが登録している日本最大級のネットワークです。

数か月間、Oさんが我が家に来てくださって趣味の話や夢の話、どんな家に住みたいか、など

他愛のない世間話を繰り返しました。それは、

じっくりと、私たち夫婦の性格や、家へのイメージなど汲み取ってくださる時間だったのだと思います。

 

並行して1年の間に20人以上の建築家さんとお会いして話を聞きました。

当たり前の話ですが、建築家さんによって、得意分野が違います。

鉄筋やコンクリートが得意な方、木に異常なほどの愛情を注いでいる方、

それぞれが今までに手掛けた家のパネルなどを見せていただきながら

とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

そして、その中から この人なら・・・

という建築家さんを選んだのですが、なんと、私、パパ、そして、Oさんの意見が一致したのです!

この時はビックリ仰天、鳥肌が立ちました。

そして、同時に、間違いない、という確信と共に

その日のうちに、その後お世話になるYさんに設計をお願いしました。

 

話が少し前後しますが、

建築家に家を依頼する、という事について、漠然と ”高い” と思っていた料金と敷居が

話を聞き込んでいくと、必ずしもそうではない、という結論になりました。

もちろん建築家さんによっては 坪単価100万円以内の家はやりません、

なんて方もおりますが、ほとんどの場合、施主さんの意向をできる限り実現するために

頑張ってくれる方がほとんどです。

しかも、柔軟性があるので、どんな小さな疑問や不満にも

一生懸命に答えてくれ、構造上、それができなくても

出来る限りこちらの要望を叶える努力をしてくださいます。

高かった敷居と思い込みが徐々に緩んでいきました。

 

それともう一つ、もっと重要なのは お義母さん自身のことです。

1月には90歳になるお義母さんへの負担を考え

2回の引っ越しを余儀なくされるお義母さんの意見を最優先し、

もし、お義母さんが 「嫌だ」 と言ったら このプロジェクトを即中止するつもりでした。

ところが、お義母さんはとても前向きに考えてくれ、

「ここにベッドを置いて、ここにはお仏壇」と

少しの視力を駆使して とても ”乗り気” に 間取り図を見ている姿を見て

パパも私も続行を決めたのでした。

本当にすごい人です。

この前向きな姿、私はずっと追いかけて行きたい!!

 

さて、経緯をこの調子で書いていくと、今日一日かかってしまいそうです。

今日もこれから予定が詰まっているので、ロクマルハウスのプロローグは

一旦ここで終らせます。

 

肝心の写真の説明をもう少しだけしておかないと。

ということで、昨日、来月の家の解体のためのお祓いと

コーディネーター(工務店)のOさんと一緒にご近所への挨拶回りをしました。

これからご近所の皆さんには多大なご迷惑をおかけすることになりますので。

やることが沢山あり過ぎて 少々パニックにもなっていますが

まあ、どうにかなるさ。

基本、のんびり屋の私なので、無理しない程度に頑張ります。

人の家のことなんて 全然興味ないでしょうが、

これは、自分自身の記録でもあるので、今後、ロクマルハウスの記事は増える事必至。

最初にも書きましたが全然スルーしてもらってけっこうです。

 

2年半以上も前から動き出していたのに

何故このことをブログに書いていなかったのか、というと

いつ頓挫するかもしれない記事を書くのが実は怖かったから。

もちろん、今後だって何があるかわからないけれど

引っ越しの日程が決まり、解体の日が決まり、地鎮祭の日程まで決まった今、

ああ、やっぱり建てるんだ、と忙しい中にも実感が湧いてきて

ここらで文字にするべきかな、と思いました。

またこれには賛否両論が本当にたくさんあり、色々言う人がおりまして、

まあ、それに関しては また別の機会にでも。

 

楽しい三連休でありますように。

お仕事の方はご苦労様です。

今日も笑って過ごしましょ。

 

 

 


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2 コメント

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おめでとうございます (スロー人)
2018-11-25 23:13:36
以前チラリと聞いていましたがいよいよ具体的に動き始めたんですね。
おめでとうございます。
ロクマルハウスって初めて聞きました。我が家もそれに近い感じで家の建て直しでした。
残りの人生を快適に過ごすための家、じっくり計画されたんですね。
当分は仮住まいで不便でしょうが、日ごとに進む新しい家を見るのはワクワクすると思います。
バラのスペースも確保したんでしょうか。
兎に角おめでとうございます。
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◆スロー人さん◆ (ジュリア)
2018-11-26 05:21:01
スロー人さん コメントありがとうございます。

やっと・・・やっと動き出しました。
最初の予定では10月に引っ越しでしたから
今の時点で2ヶ月も遅れたことになります。
でもまあ、このくらいのペースの方が
私には合っているのかもしれませんが・・・

さて、ロクマルハウス、本来の意味は
夫婦二人がのんびりすごすための最低限の家、
ということですが、我が家は全く違います。
この年でローンも組みます。
年金生活者がローンを組むとどうなるんでしょうねぇ。
家を建てた後が怖いです・・・(苦笑)

でも、スロー人さんのお宅も年齢的に
そんな時期だったのですね。
そういう他の方のお話を聞くと、ちょっと気持ちが楽になります。
色々言う人がいますので、その度に実は気持ちが凹んでしまうもので・・・

庭は元々狭いのですが、今までよりももっと狭くなり
実はバラも断捨離して既に10鉢は処分しました。
もう少し見直す必要があるかもしれません。
今は家のことで手いっぱいで、バラの世話を何もしていないので
黒点病になりまくりで可哀想です・・・・

でも、おっしゃる通り、建築が始まると
きっとワクワクしてくるんでしょうね。

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