今日のシネマ
2022年 アメリカ
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一昨日の土曜日に劇場で観てきました
あの、スティーブン・スピルバーグ 監督の自伝的映画・・・・
ではあるものの、かなりフィクションも入っているようです
タイトルが
「スピルバーグズ」ではなく「フェイブルマンズ」となっていることで
それがわかります
”フェイブル” というのはドイツ語で ”寓話” という意味もあるそうです
さて、私はこの映画、メチャクチャ感動しちゃって
何度も自然と涙がこぼれました
現在、上映中ですが、ネタバレありでの感想となるので
これから観られる予定の方はご注意ください
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怖がりのサミーが両親に連れられて生まれて初めて観た映画は
『地上最大のショウ』でした
その中で列車と車の大事故のシーンがあるのですが
そのシーンに取り憑かれたサミー・・・
スピルバーグが映画の世界に入る一歩目がそれだったとは驚きでした
でも、これって後の『激突』につながっていますよね
それからボーイスカウト時代に仲間と撮った戦争を模した動画
あれはもしかして『プライベート・ライアン』に?
などと、ちょっとしたシーンに
勝手に想像をぶつけながら観てるのがすごく楽しかったです
(『ツイスター』『バック・トゥ・ザ・フィーチャー』なんかも??)
家族ぐるみの付き合いをしているお父さんの友人ベニー
家族とベニーとでキャンプに行った日、
サミーはホームムービーとしてその様子を映していました
しかし 編集時、その片隅に写っていたママとベニーの行動にショックを受けます
それと、引っ越した高校でいじめに合いながらも
海辺でのイベントの様子を撮影し、プロムで上映した時にも
ヒーローとして撮ったはずの友人を ひどく傷つけてしまった・・・
そう・・・・ただ楽しいから と自分本位で撮ったものが
時には思いもかけない事実を映し出したり、人を悲しませることもある・・・
サミーがカメラを通して様々な人生経験を積み、
成長していくエピソードがとても興味深かったです
ユダヤ系であったり、両親の不仲であったり
スピルバーグの過去作品を遡ると、思い当たるものが多々ありますね
優秀なエンジニアであった父と、ピアニストであり芸術家の母
映画という芸術と、いち早く取り入れたテクノロジー技術など
やはり両親の影響をしっかり受け継いでいるのもまた事実
才能ってすごいなぁ
両親は一度は離れましたが、晩年はまたよりを戻されたようで
どちらもとても長生きされました
さあ、そしてラストです
サプライズと言ってもいいようなシーンが待っています
サミー少年にとって、雲の上の存在だった ジョン・フォード監督との出会い!
これを なんと デビッド・リンチ監督が演じています!
そして、「地平線」のくだりからの本当のラスト・・・
カメラアングルをご覧あれ!
サミーのママを演じた ミシェル・ウィルアムズ・・・最高でした!
スピルバーグ役のサミーは オーディションで選ばれた ガブリエル・ラベル
伯父役の ジャド・ハーシュ は、出番がすごく少なかったのに
アカデミー賞助演男優賞にノミネートされています
(作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞なども)
そして、スタッフも長年スピルバーグと親交がある人が多く、
音楽は あのジョン・ウィリアムズ! 御年91歳!!!
スピルバーグの伝記・・・というだけではなく
一つの家族の物語としてとても良い作品だったと思います
エンドクレジット後の "リアに捧ぐ " アーノルドに捧ぐ "
のメッセージを天国の両親はどんな気持ちで受け止めたのかな
長くなってすみません 最後にもう一つだけ・・・
スピルバーグ監督があちこちで言ってることですが
彼に一番大きな影響を与えたのはディズニー映画です
でも、この作品ではそのことは一切触れられていません
大人の事情ってのはわかりますが、それがちょっと寂しかった・・
2023-12
いますね。
この映画もすばらしいのでしょうが私はジュリアさんのこの記事を作成されたのがとても感心です!
どなたかジュリアさんにも賞をあげてほしいですねぇ~
先日は、嬉しいコメントをいただきました
有り難うございました。
映画の、紹介 …なるほどと、読ませて頂いてます。
中には 観た映画もあります。
いつも有り難うございます。
やっぱりこの映画、素晴らしいんやね!!!
映画館の予告で『おー♪』って思ってたの🎵
劇場に行かなくては😍
そして、本当にジュリアちゃんの
映画の解説&感想、素晴らしい~💖💖💖
映画って本当に素晴らしい!って
いつも感動させてもらうし『私も観たい~!』って思うの✨
毎回、楽しみにしています👍
さて、今、耳鼻咽喉科で診察を待ってるのよ~
少し前に何にも音がない時に『キーン』って音がしてることに気がついて💦
最初は『無音の時も空気の振動が聞こえるん?』なんてお馬鹿な私・・・
これ耳鳴り❓️って気がついて慌てて
耳鼻咽喉科へ!
突発性難聴で高温の聴力が落ちてるんたって😱
ジュリアちゃんはその後、具合はどおですか?
耳って繊細なのね・・・😭
今日もhappyをたくさん見つけて、
過ごそうね~💖💖💖
蛍さんがおっしゃってますが…
ジュリアさんの映画レビューは
勿論ネタバレ避けてるのに…
その映画のすばらしさが
(すばらしくない時も)ひしひしと
伝わってくるレビューですね。
ホント…ジュリアさん映画が
お好きなんだなぁ~って映画愛を
いつも感じます。
アカデミー賞に映画レビュー部門があったら…
絶対オスカーですね
フェイブルマンズ~デビット・リンチ監督
見るだけでも価値がありますね
ジュリアさんはお好きだろうなあと思っていました。
地味な映画ですが、しみじみとよかったですね。
スピルバーグが両親が亡くなるのを待って、この映画を作ったというのが
とてもよくわかる気がしました。
カリフォルニアの高校で、あのようなユダヤ人虐めがあったとは驚きました。
ハリウッドなんてユダヤ人が牛耳っているという説もあるのにね?
映画レビューをためがちの私ですが
劇場で今、公開されているのは
なるべく早くアップしたいと思っていて
表現力のない私は 必死で書きました 💦
わ~~~~い
蛍さん、私に賞をくれるのですか~
”がんばったで賞” がいいなぁ
嬉しいですとっても!
蛍さん いつもありがとうございます
元気が出ました~~~ \(^o^)/
>先日は、嬉しいコメントをいただきました
えっと・・・・
木曽路の記事でしたかしら
こちらこそ、懐かしい思い出を
振り返ることができて嬉しかったです
今は、同じコースを歩くなんてきっとできないと思います
若いってほんとうにそれだけで素晴らしいですね
でも、この先のことを想像すると
今ならできることもまだまだありそうです
なんとかもうひとがんばりしたいです
古都さん、映画の記事にコメントをありがとうございました
励みになります
私にはすごく刺さったの~
でもね、他の人のレビュー見ると
けっこう厳しいのもあったかな~
期待はずれ、とか
もう今後のスピルバーグ作品は観ない、
なんて書いてる人まで・・・・
何故、その人の伝記をそこまで言うのかな、って
ちょっと悲しくなったけど
感想は人それぞれだからね~
私は文章がスラスラ書けないから
もう大変なのよ~
書いては消し、書いては消し・・・を繰り返してます
えええっ?
アルちゃん、突発性難聴なの??
入院を勧められなかった?
私ね、右耳がやっぱりダメなの
でも1年治療して もうこれ以上やることはないって・・・
私は低音が聞こえ辛くて・・
だから人の話声とか 右だとまともに聞こえなくて大変・・
耳鳴りは私、十代の頃からあったから
もう慣れちゃってて・・・
でも、その頃にちゃんと病院に行ってれば
もしかしたら今回、こんなにならなかったのかもね~
もう過ぎてしまったことだから仕方ないけど
今は、左耳だけが頼りです・・・
アルちゃん、しっかり治してね
治療が早ければ完治するから!
そうなんです・・・・
またたまりつつあって・・・
今日も一本DVD観たので 早くその前のを片付けないと
例年みたいに年末に大変なことに・・・💦
公開されてるのも観たいのがあるんです~
ああ、嬉しい悲鳴 😅
いや~ん mikaさん、いっぱい褒めてくれちゃって・・・
何もあげるものがないわ~ 🙂
表現力も語彙もプアなので、
もう毎回大変です~~
>映画レビュー部門・・・
とんでもないっ!
私なんぞ、全然よ~
観てるそばから忘れていくし・・
だから尚更観たらすぐに書かないといけないのに~ 苦笑
mikaさん いつもありがとう~💓
はい、実は あまり期待を大きくせずに観ました
zooeyさんのブログで お返事に
「ジュリアさんは好きかも」みたいに書いてくれてあったので
え~そうかな~ って思いながら観てたら
見事にはまりました 苦笑
zooeyさん、私のこと、よくわかってらっしゃる 😅
私はとにかく難しいのはダメなので
こういう家族の話はストレートに刺さりました
スピルバーグのお母さん・・・
本物もあんな感じですね~
ああいう自由奔放な女性って すごく刺激を受けます
母として、妻としてはそりゃ問題あると思うけど
一人の女性として見ると 私にはすごく魅力的です
>あのようなユダヤ人虐めがあったとは・・
サミーがいじめられたのは、他にもLDや
背が低かったり運動が苦手だったり
色々みたいですね~
私はこの作品、好きだったけど
真逆の人もけっこういますよね~
まあ、感想は人それぞれなので 😄
zooeyさん いつもありがとうございます