10月15日 土曜日
日本百名山の甲武信ヶ岳に行ってきました
・・・といっても実は今回も頂上を踏んだのは息子のみ
パパと私は彼とは違うコースで歩き、十文字小屋でまったり
甲武信ヶ岳は2020年11月に 妹を誘ってポレポレスペシャル隊で登っています
(パパはお留守番でした)
その時は甲武信小屋で一泊していますが 今回は日帰りです
甲武信の日帰りは私たちにはキツいのでパスしました
本当は彼が登ってる間、西沢渓谷をハイキングしようと思ったのですが
前回登ったのが毛木平からのコースだったので
息子も私もそのコースの状態がわかっていて安心、ということで
私たちは十文字小屋をゴールに今回は全く別の行動となりました
同じ山域とはいえ、山では何が起きるかわかりません
それは健常な人であっても・・・・
とにかく無事にまた駐車場で再会できますように
いくつかの注意点やいざというときの対処法を伝えて彼は6:20に出発
パパと私は準備をしてその30分後に出発しました
息子はどちらかというと甲武信ヶ岳よりも三宝山に行きたかったのです
それは、埼玉県最高地点があるから。
前回と同じく ナメ滝コースで甲武信の頂上に行き、そこから三宝山をピストンして戻る、
という、エアリアのコースタイム9時間の山行に一人で向かいました
(*40-50歳の登山経験者が対象)
一方、私たちは、息子と同じ登山口から入り、分岐で十文字峠方面へ
いつもに増して のんびり歩きます
このルートは苔がすごかったです
私は勝手に ”モスストリート” と名付けました
紅葉も そこそこきれいでした
お天気は、晴れたりガスったり・・・
これはヤマテンの予報通りでした
テンクラは全て「A」でしたが、これだと期待しちゃいますよね~
ヤマテンでは、ガスのこともしっかり予想されていたので
逆に、毎回 猪熊さん(気象予報士)すごいよね~ ってなります
2時間半ほどかけて十文字小屋に到着した時はちょうどガスの中で
これはこれでいい雰囲気でした
毛木平の駐車場には朝6時過ぎに到着しましたが
その時点で9割が埋まっていました
なのに、私たちはこのコースで誰一人、会うことはありませんでした
ほとんどの人が息子の歩いたナメ滝経由で行かれるようです
小屋のご主人と話しが盛り上がって、
かもしか展望台に行ってみるといいよ、といわれ向かいました
地図上では小屋から5,6分、と書いてあるのに
片道15分、つまり往復30分かかりました
ずっと樹林の中だったので、一気に展望が開けて気持ち良かったです
ただ、八ヶ岳は雲に隠れてみえず、前に登った男山などは見えていました
再び小屋に戻り、今回はお汁粉を作りました(ペーストを使用 お団子は夜中に作って持って来ました)
疲れた身体には甘い物が美味しい~~
ハフハフしながら食べていたら また小屋のご主人が来ておしゃべりタイム
私たちが住んでいる市の市長さんの奥さんと知り合い、ということがわかり
またまた話が盛り上がり(でも50年も前の市長だったので私たちは知らず・・・笑)
息子の話にもなり、「そんなに山が好きならうちの小屋で働くといいよ~」
なんて言ってくださって・・・・楽しい時間を過ごしました
その頃、息子は自分のミッションを果たすためひたすら歩いていました(息子の写真↓)
懐かしい甲武信ヶ岳の頂上や甲武信小屋
山小屋感いっぱいの小屋だったなぁ(寒かったけど・・)
さて、パパと私はゆっくり時間を過ごして駐車場に戻ります
この時点で11時
13時に到着したとしても、息子が戻るまでには1時間以上あるだろうから
パパさんを少し休ませてあげようと思っていました
金曜日はいつも会議があって帰りが遅いのに、
今回は息子の歩行時間を考えて夜中の2時半に起き、3時に家を出発したのです(私は準備があったので1時半起き 笑)
睡眠時間3時間で長距離運転し、山に登り、下り、また運転して帰らなければなりません
だんだん無理はできない年になっていますから
ちょっとでも休ませてあげようと、下山を開始しました
予定より少し遅れて13時10分くらいに駐車場に到着しました
そしたら・・・
なんと・・・
もう息子がいた・・!!!
うそでしょ~~~!
パパも私も
😲😲
ほんと、こうなりました
トレランしてきたのか?
ってくらい、全身汗だくの息子がそこに居ました
20分ほど前に着いたそうです
しかも話によると甲武信小屋でお昼を食べたあと、
時間が早かったので、木賊山も往復したって・・😲
彼の体力というか脚力というかに今更ながら、また😲
予想外の結果になりましたが、とにかく無事に会えてよかった~~
結局、パパは休む間もなくまたドライバーとして頑張ったのでした
今回もお世話になった てるてる君
そして、十文字小屋で買ったバッジ
三宝山は私は登っていませんが息子が登った記念に
それと十文字峠のバッジもゲット
甲武信ヶ岳のはもう持ってるのでOK
というわけで、私たち家族の甲武信ヶ岳、これでおしまい
私たち家族の、というか、息子の・・ですかね 笑
でもパパも私も静かなトレイルを独占して歩けて良い一日となりました
甲武信ヶ岳が一番賑わうのは5月の石楠花の時期です
小屋の周りにもたくさん石楠花がありましたし、
西沢渓谷側の徳ちゃん新道では石楠花のトンネルを歩けるそうです
今回も長いレポ、お付き合いいただきありがとうございました
最後にもう一度、今回一番きれいだった紅葉を・・・
目がチカチカする~~~ 写真が下手っぴでごめんなさい