今日のシネマ
2018年 韓国
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K-POPグループ「EXO」のD.O.が主演を務め、
タップダンスチームが人種やイデオロギーを超えてダンスで絆を深めていく姿を描いた韓国映画。
1951年、巨済島捕虜収容所に新しく赴任してきた所長は、
対外的イメージアップのために戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。
収容所一番のトラブルメイカーであるロ・ギス、4カ国語を駆使する通訳者ヤン・パンネ、
行方不明になった妻を捜す民間人捕虜のカン・ビョンサム、
ダンスの実力を持ちながら栄養失調の中国人捕虜シャオパン、
前職はブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンが集まり
「スウィング・キッズ」が結成された。
そんな寄せ集めダンスチームにある公演の話が舞い込む。(映画comより)
7月中旬鑑賞
韓国のアイドルグループなんて興味ないけど、
この主演の D.O って どっかで見たことあるなぁ・・
と、思ったら・・・
なんと! 『神と共に』に出てた子だった 😲あれまっ!
いや~~~ 参りました
前半と後半で こんなに差がある映画ってある?
寄せ集めの5人で作られたダンスチーム
コメディタッチで進むものだから 安心してたんですよね
で、
タップダンスに心持って行かれて
こっちはノリノリですよ ミュージカル映画か?ってくらい
鳥肌立ったまま リズム刻みつつ 心鷲づかみにされてましたよ
しかし・・・
これは朝鮮戦争下の捕虜収容所のお話だった・・
だんだん不穏な空気に包まれ
このままいくはずがないじゃない、って気付いたのは既に終盤
戦争の残酷さをまざまざと見せつけられました
前半が楽しかっただけに後半のショックは大きく・・・
そういうとこの作り方がうまいのだろうけど、観てる方は、ツライ
久しぶりに 一つの作品の中で 喜怒哀楽 全ての感情、フル活用した感じです
監督は 「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチル
楽しい場面だけを持って来て並べてもそれは嘘になる
戦争の悲惨さをきちんと伝えることは史実から逃げないこと
スウィングキッズたちの見事な踊りは しっかり胸に焼き付けました
良い作品でした
2022-52