今日のシネマ
2017年 アメリカ
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1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、
英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。
ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、
アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。
しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。
(映画comより)
まず、↑ このジャケット?ポスター? を見てください。
惹かれませんか?
私はグイッと心を持っていかれました。
序盤は、まるで「プリティー・ウーマン」か?
とシンデレラストーリーを匂わす展開。
しかし、それは中盤からとんでもない方向に。
類まれなる才能を持つ仕立て屋のレイノルズ。
完璧主義者の彼の生活は
一人の平凡な女性により激変する。
男女の愛の形は様々で、どれが正解とは言い切れない。
主導権が入れ替わった時、驚愕の出来事が・・
誰かがこれを ”究極の愛”、と表していたけれど
私はそんな風には絶対に思わない。
思いたくない!
これは・・・狂気以外の何ものでもない。
これっぽっちも共感できない。
なのに、二人の普通じゃない愛に打ちのめされました。
映画界で唯一、3度のオスカーを受賞している ダイエル・デイ=ルイス。
この 映画で俳優業の引退を宣言。
年齢を重ねる毎に渋くて素敵になっていった彼の、
これが最後の作品かと思うと、尚更印象深く感じてしまう。
彼を翻弄するアルマには ビッキー・クリープス。
レイノルズの姉のシリル に レスリー・マンビル。
この愛の形に驚愕しながらも、ドレスが美しすぎて溜息でました。