今日のシネマ
2011年 カナダ
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英国の水産学者ジョーンズ博士のもとに、イエメンの大富豪から砂漠の国イエメンで鮭釣りがしたいという依頼が舞い込む。
あまりにも荒唐無稽な話に、ジョーンズは仲介者である投資コンサルタントのハリエットへ「実現は不可能」とつれない返事。
ところが、中東との関係改善を模索する英国政府がこれを支援事業と位置づけ、
渋々ながらもプロジェクトに参加するはめになるジョーンズだったが・・・。(TUSTAYAより)
けっこう評判が良かったのでDVDにて鑑賞。
ジョーンズ博士役の ユアン・マクレガー も好きだし。
話自体は、まあ面白かったのですが とにかく私はある一点がどうしても受け入れられなくて
そのことばかり引きずっちゃったので全体的に印象がイマイチ・・・
それはですね・・・戦争行って帰ってきたら 彼女にいつの間にか新しい恋人が・・みたいな話はけっこうあるけれど
ハリエット(エミリー・ブラント)の恋人、ロバート(トム・マイソン)もアフガニスタンに行って
彼女のことだけを考えて危険な任務をこなし、やっと戻ってきたわけですよ。
ハリエット~!ただいま~~!帰ったよ~~!
と、そしたらなんと、ハリエットはジョーンズ博士となにやらいい雰囲気になっていて
それを知ったロバートが身を引いちゃうんですね・・・
何で?
そんなに簡単に別れちゃっていいのか?
しかも、ユアンがけっこうズバズバ人を傷つける事を言うの。
ロバートに向かって「君が帰ってこなければうまくいったのに」なんて・・・
命がけで仕事してきた人に、何てこと・・・
主役と言えども、アンタ、そりゃないだろう、と一人で突っ込んでたら
ある事実がわかったんですねぇ。
ユアンは、あ、違う、ジョーンズ博士は、実はアスペルガーだった!
映画の中では一つもそのことに触れてません。
色々調べてたらそういう設定らしい、ということがわかったんです・・
そうだったのか・・・・
それまでの場をわきまえない彼の言動はそこから来てたのか、っていきなり腑に落ちちゃって・・・
現実の世界で、アスペの大変さは痛いほどわかってるので、私の感情は板挟み状態・・
でも、やっぱりロバート可哀相過ぎるよ・・イケメンなのに(え?そこ?)
と、どこに気持ちを着地させたらいいのかわからないまま The end.
まあ、そんな話もあるよね、ってことで無理やり納得させましたけど。
肝心なストーリーの軸そっちのけになっちゃいましたが、私にはそこが一番大きな問題だったもので・・
映画はいろんな観方がありますから。
↑可哀相なロバート。 ね?イケメン君でしょ?