今日のシネマ
1953年 フランス
私が生まれる前の作品です。
「赤い風船」 と 「白い馬」 の2本立て。
デジタル・リマスター版として 昨年復活。
「赤い風船」 の方は まるで絵本をめくってるみたいだなぁ~って思いながら観てました。
そしたらなんと!
あの いわさきちひろさん、この映画を観て絵本にしたい!って熱望し、
できあがったのが ← この作品だったんですねー!
下手な説明加えると、せっかくの作品の良さを半減させちゃいそうで。
少年が可愛いのは当たり前なんだけど もっと可愛いのが ”風船” なんです。
風船をこんなに愛おしく感じたのは初めて・・・・だと思う
CGなんてないであろうこの時代に いったいどうやって撮影したのか・・・驚きました。
「赤い風船」 も 「白い馬」 も根っこにあるのは同じ題材。
絆っていうのかなぁ・・違うなぁ。
信頼? うーん・・・こういう時、ボキャブラリーの少ない私はとっても自分に腹立たしくなるわけで・・。
ラスト・・・ こういう形でしか得られないのか、ってね。
ハッピーエンドとして受け入れるには 私にはちょっとせつなかった。
お馬さんの方は特に・・・。
風船の男の子は 白い馬に出てくる美少年の弟と同じ子なんだって。 (てっきり妹かと思ってた。)
そして監督さんの息子らしいです。
とにかく心でまるのまま感じたい映画でした。