2ストV型2気筒(ジャンク品)

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GPZ900R 水温センサー交換

2019-10-20 20:52:34 | GPZ900R
先日、900Rで渋滞路を走っていたところ水温がレッドゾーンを振り切り、ついにクーラントを吹いてしましました
35℃はある甲府の渋滞路でも踏みとどまっていたのになぜ?と思いながら路肩で休憩していたところ、冷却ファンが回っていない!!
ファン系統のヒューズが切れていました。
スペアのヒューズに交換しても再度切れてしまったため、こりゃあファン本体が逝ったかな?と思いバッテリーとファンを直結してみたらちゃんと動く
そのほかキーONでは回るのにOFFだと回らないと今までとは逆のことが起こる
この状態でラジエター側の94℃ファンセンサー配線をフレームへ短絡させるとファンが回る
これは温度センサーの故障と断定されました

900Rのファン回路はややこしく、
①キーOFF時
ファンスイッチリレーは97℃スイッチ側に導通、水温97℃以上でファン動作
②キーONで油温120℃以下
ファンスイッチリレーは110℃スイッチ側に導通、水温110℃でファン動作
③キーONで油温120℃以上
ファンスイッチリレーは97℃スイッチ側に導通、水温97℃でファン動作
となります



部品交換前にアースに問題ないか確認
ラジエター側とバッテリーのマイナス端子は導通がありますが……



97℃ファンセンサーは導通なし
ファンが回る温度なので火傷しそうになりました



予測通りだったため部品を発注し交換に移ります
まずはラジエターからお漏らししないよう冷却水を抜いておきます
交換してまだ1年なのですが



ファンセンサーを抜きます



交換するファンセンサー部番はこちら
サーモスタット側についている110℃センサーはシールテープを巻く必要がありますが、こちらは根元にOリングが嵌っているためテープ不要です



取付完了
ちなみに900Rでは動作温度が2種類あるファン回路ですが、ZZR1100などは97℃側のみとなっているようです
ちなみに900Rで同仕様にする場合、油温センサーへつながる配線を外してしまえば97℃側で固定になります

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