2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

TZR250R グリップ交換

2021-04-30 23:33:35 | TZR250R


記事が無いのは壊れてないから(キリッ
なんて書いたらグリップがパーティングラインから裂けました
いつものように社外グリップでもいいのですが、40年は経とうかという親父CBXのグリップとかまだ大丈夫だしなぁ……なんて考えたら純正グリップを入れてみたくなりました



用意したのはこちら
06以降のR6用との事なので、産廃が一番格好いいと思っている型だな
TZR廃車になったら乗り換え先はこの型のR6にしようかと思ってる程度には好き
TZRが廃車になるころにそのR6が何年落ちになってるのかはわからないが……



これまでの社外TZグリップとの比較
若干長いか?といったところ
割とハンドル外側を持つ産廃としては、先端側の立ち上がり高さが低くて握った際に邪魔にならない形状で高得点



ワイヤーをかけるところはこんな感じ
ワイヤーは入り戻りの2本掛け仕様で形状が違うものの、そのまま付けばもうけもの……と思いそのまま組んでみると組めちゃいました
スロットルワイヤー調整ネジをだいぶ張る方向にする必要があったものの、とりあえずそのまま使えそう
これまでよりも若干ロースロットル?それともグリップ径が太いからなのか弱い力でも捻ることができるようになったような



完成写真はこんな感じ



ついでにミッションオイルも交換
そういえばいつから交換してなかったっけ?


TZR250R 排気漏れ修理

2021-01-31 00:56:33 | TZR250R


当ブログに関しては登場する頻度が減る=トラブルが無いって意味なんですが、久々のTZR
前回の記事投稿から今回の記事投稿までに、純正ピストンは廃盤になってしまいましたね……
とりあえずご覧の通り、右チャンバー根元から排気漏れを起こしているようです
以前の推定ジャッカルチャンバー使用時はチャンバー本体が黒かった&フランジのOリングなんて手に入るの?ってところで放置していたのですが、ステンチャンバーは目立つため修理



チャンバーをフランジから外したところ、切れたOリングがポロリ
右チャンバーはチャンバー購入時の溶接巣穴の修正や転倒後の凹み修正で脱着回数が多かったので、組みつけ時に巻き込んだ際切れかけ、走行しているうちに切れてしまったのでしょう
組みつけ時に毎度思ったのですが、社外チャンバーのOリングを巻き込まずにフランジと接合するって難しくないですかね



補修に使ったのはモノタロウで購入したNOK製、4DS44という型番のOリング
最初に排気漏れを起こすならOリングだろうと、以前Oリングのサイズを測っておいたのでそのサイズに近いものを購入
こういったものはわざわざ特注したりするはずないと踏んでのギャンブルでしたが、見事全開でぶん回しても問題ありませんでした
ちなみに現在使っていない推定ジャッカルのフランジにも使えそうなので、Oリング切れでお困りの方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか

チャンバー巣穴修正~今回までの作業を振り返っての感想ですが、フランジを車体に組みつけた状態でOリングを交換しようとすると地面に寝そべる体制となり軽量な社外チャンバーでも腕力が必要になること、
Oリングの巻き込みを起こしていないかの確認がしにくく、組みつけ時にOリングを傷つけたり切ってしまったりしやすいことから車体からフランジを外して先に合体させてから車体に組みつけた方がいいと感じました
幸いシリンダーとフランジの間に挟む純正のガスケットは耐久性が高く、薄くバスコークを塗っておけば今のところ3回までは大丈夫だったので、組みつけで失敗してOリングを切るよりマシです

TZR250R リアブレーキパッド交換

2020-09-07 21:42:13 | TZR250R


今回は使い切ったTZRのリアブレーキパッド交換
900Rの時と同様逐一監視しているため残厚1mm近くまで攻めるのですが、部品注文を忘れて2週連続でこれじゃ乗れないわとか言ってるのは馬鹿としか言いようがない



今回も金パッド
ゴールデンパッドχの登場により、ワゴン行きになっていたため半額で買えました



残厚は1mm強といったところ



鳴き止めのシムはサビサビでした
純正部品ですがこれの有無で鳴くか鳴かないかが分かれる重要な部品
でも今回はこのまま再使用




以前フルメンテした際にサビ取りと磨きまでやっておいたおかげか、動作はスムーズでサビもありませんでした
一応揉み出しとフルードの交換を実施



パッドピンは既に当たる場所が凹んでいます
パッド交換毎に新品にしておいた方が良いのでしょうか
用意していなかったので今回はグリスアップしてそのまま組みました



例によってパッドの面取りは最低限
どうせ使ってれば面取り部分なんて無くなりますよ

TZR250R バックステップ導入

2020-04-15 23:35:06 | TZR250R


チャンバー修正と合わせ、せっかくなのでバックステップを導入しました
購入したのはリアルバランス製の物、その昔ヤフオクで15000円まで値下げして売っていたような気がする
今はそんなセールやってないようなのでウェビックにて定価購入です



速攻でついてますがこちらが右側
ペダルは純正品を使用します
転倒した時に折ったため、ブレーキペダルを購入しましたが残数わずか……廃番になったらどうしましょう



こちらは左側
ペダルが使えるならもしかして……と思い純正の可倒式ステップを付けてみたところ



ネジの長さが適切でないためガタができていますが、純正のネジより5mm程度短いものを使えば可倒式ステップでバックステップ化も可能ですね
最も、今回固定式バーを使うのは万一転倒した際にペダルが接地する前にバーが接地するかな~という純正部品保護の目的ですが

TZR250R チャンバー修正

2020-03-22 23:50:51 | TZR250R
前回記事の通り、購入後速攻で潰してしまったチャンバー
さてどう直したものか?

①メーカーに頼んで右だけ作ってもらう
→納期と費用が高そう

②修理屋に丸投げ
→安いし修正の度合いは信用できる、でもせっかくなら自分でできないか?

というわけでで自前で直してみることに



で、早速第一弾
ボディの凹み直しに使うひっぱり工具で挑戦
先人がノーマルチャンバーに対して行い、効果が無いという記事を見たものの鋼板の薄い社外チャンバーならどうだ!!
グルーガンで接着剤をしっかり予熱し、しっかり圧着して5分待ってから引きはがしにかかる



一回だとこんな感じ
変わってねぇ~

作業効率UPを狙い、チャンバー本体もガスバーナーで余熱、ひっぱり棒は1分圧着させたのち、ホースで水をかけて急速冷却
冬場であったこともあり冷える時間はだいぶ早かったです
ついでに急冷で内部の巣も小さくなってるといいな~



別の日の写真だけど10回ほど繰り返してこんな感じ
最も大きい凹みは平ら程度になったものの、膨らませるまではいかず
この段階で接着面積が大きく最も強力にくっついてくれたひっぱり棒が根元から折損
チャンバーの形状によりひっぱり棒をまっすぐに引くことができなかったため、根元に曲げ応力がかかってしまっていた模様
他の接着面積が小さいものでは時間の無駄と考え、次の手に移ります



第二弾はこちら
空圧式のチャンバー修正機です
先入観からコンプレッサー必須かな?と思っていたものの、使用方法の紹介記事にて普通の空気入れでも到達できる圧力(4~5kgf)だったため購入
……ホムセンにある素材から作れば数千円?もういいよ面倒だし
凹んだチャンバーを修理してオクで転売すれば5本くらいで元が取れるんじゃない?



とりあえずこちらが修理前



工具をセットして空気入れ(自転車用)で空気を入れていきます
70~100回分くらいで指定の圧力に達しました
前回の記事で書いていたように、巣穴は塞いであったので圧漏れもなし
ちなみに作業中の服装ですが、フルフェイスヘルメットを被ったうえで防護用ゴーグル、耳栓と作業用革手袋のフル装備で万が一の破裂に備えました





で、修理後
しっかり丸々と膨らみました



ただし溶接のビード部周辺は小凹みが残存
こればっかりは硬さが違う箇所なので仕方ないかな
メーカー推奨圧力よりも高く空気を入れればもう少し戻るかもしれませんが、破裂して使い物にならなくなっても困るのでここまで



凹みは直っても傷は修復できないし、ステンレス製で塗装もできないためこんなものを用意
2ストオフ車用のDRC製チャンバーガード
ちょっと長かったため2コマカットし、チャンバーに添わせる形で指、プライヤー、ハンマーを駆使して形を整えていきます



で、装着
中学生時代にハマっていた暴力的レースゲーム、モーターストームに出てきそうな見た目になりました
この後ステップ後ろ側のバンド固定ネジが次に転んだ場合によりチャンバーを潰しそうなことに気づいたため、ステップバー下側付近に位置を変更しました