2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

NSR50 ジャンク車両購入、各部チェック

2019-05-20 00:10:16 | NSR50

 

昨年の11月、3番機こと末の弟が16になり免許所得できるようになったので車両を用意することにしました

今回の車両はNSR50で、選んだ理由としては3番機の原付練習後に引き取り直して遊べそうと思ったこと、会社の先輩からサス付きのフレーム(書無し)とレース用エンジンをもらっていた事があります

購入価格は車両のみで8万円、しばらくは町乗り車両のため、書付きでなおかつサイドスタンドの根元がカットされていないことが条件でした

ヤ〇オクの商品説明でも灯火類全滅、エンジンが何とかかかるのみで、写真で見てもわかるボロでした

まあ丸々イチから整備できる教材になるかなという気持ちで特に後悔もなく名古屋あたりまで引き取りに……

購入後はエンジンがかかることを確認したのち、山梨は真冬の整備がとてもつらいので放置していたのですが3月辺りからちまちまと手を入れ始めました

今回はその初日、全体の確認をしていた時のまとめです

 

 

白飛びしてしまっていますが、全体像です

写真の10倍は汚いと思ってください

 

 

まずはインナーチューブ

長期間雨ざらしで放置されていたらしく錆が浮いています

オイル漏れを起こしている上、ストローク部分に錆がかかっているため使用不可です

 

 

フレームはアップタイプのサイレンサーステーも付いていない87or88あたりの最前期型ですが、フォークやステム周りは後期化されていました

キーはイタズラされたらしくぐちゃぐちゃです

前オーナーは勝手にキーが抜けるのでエンジンかけた後ポケットに入れていたそう

 

 

ハリケーンの可変ハンドルが付いていましたが、フルロックさせるとメーターとレバーが干渉しています

危ないのでさっさとノーマルハンドルにすることを決定

 

 

スピードメーターにはいつのオーナーかはわかりませんが購入時の距離がテプラで貼ってありました

文字盤には小僧っぽいスピードメーターシールが貼ってあります

産廃的にはみっともないので嫌いなのですが……

 

 

キタコの水温系がホムセンステーでつけてありましたが、固定が甘く振動でやられたのか針がぶっ飛んでます

 

 

ホムセンステーを外したら防振用のゴムが各メーターで1つずつ足りません

メーターは振動に弱いからきちんとラバーマウントするべきだろうが!とツッコミを入れていました

 

 

グリップはゴムが完全に死んでいて、触ると手にべったりくっついてくる始末でした

 

 

明らかに純正ではないラジエーターが付いています

NSR50は冷却が弱く、飛ばしているとすぐに水温警告灯が点いてしまうらしいですね

 

 

割り込みで水温センサーが付いていましたが、もともとついていたラジエーターキャップが宙に浮いているなどいろいろアレです

灯火類が全滅しているので、とりあえず導通チェックのためハーネスは車体からはぐってしまいました

 

 

キタコの水温系や他車種流用のラジエーターを取り外そうと水を抜いたら錆色の液体が出てきました

ナンバー取ったらラジエーター洗浄剤を入れたほうがよさそうです

 

 

左右ステップはプレートでバック&アップになっています

チェンジペダルは曲げ直して元通りっぽくなりましたが、ブレーキ側は同じように曲げ直せるかちょっと怪しいです

 

 

この車両のイタズラ歴?それともコース走行して派手に吹っ飛んだのか?のひん曲がったハンドルストッパー周り

コース走行用に使っていたなら電装系やオイルポンプ等が付けたままで中途半端、しかしフロントの後期化、エアクリレスのファンネル仕様などになっているという変な仕様です

レーサー上がりの車両を売るときに最低限公道を走れるようにしたとか?

 

 

盗難未遂履歴の証明として、ハンドルロックのツメが削れ、ひん曲がっています

この時点ではハンドルロックにキーシリンダーを回していても、引っ掛かりはするが左右にハンドルが切れてしまう状態でした

 

この日のチェックで方向性としてとりあえずノーマル戻し、手に入る純正部品は可能な限り新品で購入して綺麗にしていくことに決定

エンジンはとりあえず異音等が発生していなかったため、キャブの内部部品を交換するだけで様子見です

 

 


GPZ900R リアタイヤ、センタースタンド交換

2019-05-12 23:55:58 | GPZ900R

先日から大活躍の900Rネタです

まずは連休東北ツーリングで使い切ったリアタイヤを交換しました

 

 

フロントが残っているため、引き続きK300GPです

新品だとこんなに山あったのか

 

 

東北ツーリング帰還後はこんな状態でしたね

記録を見ると去年の7月に変えていたようなので、以前履いていたBT-45Vと異なり今回は1年もちませんでした

BT-45V比だとグリップが良く、減ってもフロントの三角減りやリアのセンター減りがしないのは利点なのですが、古臭いトレッドパターンとライフはちょっと、といったところです

次回はGT601を試してみたいと思います

 

タイヤの皮むきがてら軽くワインディングを走り、休憩しようとセンタースタンドをかけたところ、

グニャリ

と嫌な踏み応え

サイドスタンドで車体を立て、覗き込んだところ……ツーリング前に発見していたクラックを起点に大きく曲がってしまっていました

このままでは停車時だけでなく走行も危険と判断し、急遽帰宅

帰り道は左コーナーのたび、スタンドががりがり接地する音が……

 

 

こんなこともあろうかと連休直後に中古のセンスタをヤフオクにて入手済みだったのです

いくら調べても交換方法を書いてあるサイトなどは見つからなかったこと、車体右側のボルトは簡単に外せそうでしたが、左側は干渉するものが多く難しそうだったため、

先延ばしにしようかと思っていたのですが、さっさとやってしまうことにしました

 

 

問題の車体左側センスタ固定ボルト

エキパイやステッププレートを外さないと工具が入らない?と思いましたが、左エキパイの下側からサイドスタンドスイッチの下側固定ネジを外し、サイドスタンドスイッチを

90°ひねれば車体下側からメガネレンチを差し込めました

ただし、1回で回せる角度が小さく何度も差し直すことになるため、ギヤレンチを使った方がいいと思います

車体右側は普通にメガネレンチが入ります

 

 

問題のクラック発生部アップ

溶接部に錆が回り、ついに折れてしまったようです

当家の900RはA5(’88)なので、30年以上使われていたことから経年劣化でしょうか

センスタをかけた後、車体を振って停車時の向きを調整したりもしていたので、それによる疲労もあるかもしれません

後現在の駐輪スペースが砂利敷きのため、湿気が多いのも(キリがないな)

屋根付きのガレージが欲しい今日この頃です

 

 

最終的にはこんなにねじれてしまいました

 

 

踏み込み部分に新しい傷が

帰り道で擦り放題になっていたのはこの箇所でしょうね

クラックを起点に踏み込み部が車体外側へ張り出すようにねじれていたようです

センスタ交換後、車体を立てたところ非常に軽くスタンドをかけることができ驚きました

当然交換前に起こっていたサイドスタンドとの干渉もありません

また折れた時のことを考えて、スタンドを1本ストックしておこうかなぁ……


GPZ900R 連休東北ツーリング② 大間岬、恐山編

2019-05-10 00:07:56 | GPZ900R

前回記事の食堂園を出発した時点で14時、大間岬を目指すことに決定しましたが日の出ている時間に大間岬に着くことは不可能だろうと判断、青森市まで移動して

銭湯に浸かった後、寿司を食べて翌日午前7時過ぎから行動を開始し始めました(土地の物を食べていたら食費がやばい)

 

 

気が付いたら横浜にいました

な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった

頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

(単に青森に横浜町があるってだけです)

この後は特にネタもなく大間岬へ

 

10時半ごろ現着です

市街地から大間岬までは意外と距離があって110㎞くらいだったかな?

各モニュメント前に横付けする勇気はなかったため少し離れた場所から記念撮影

 

 

昨年は本土最南、今年は本州最北端

 

 

この海を越えれば北海道!

 

 

去年の佐多岬よりもサービス度高めでしょうか?

こういうのがあると次のツーリングに向けて予定を立てられますね(端部を追うツーリング……)

 

 

石川啄木の歌碑があったり

 

 

慰霊碑まであったり

 

 

こちらは有名なモニュメント

産廃の脳味噌には焼きたてジャパンのイメージ

 

 

佐多岬と比べていろいろあり過ぎでは?

産廃のちんけな理系バイクバカ頭ではネタを全て追いきれない……

 

 

確か本州徒歩縦断出発の地って書いてあったと思います

徒歩だとどれくらいかかるのでしょうか

産廃は夜通し歩いて世田谷から江の島が徒歩最長記録ですが、筋肉痛なのか靭帯が炎症を起こしたのか3日間膝裏が痛くてたまりませんでしたが……

現地は連休なこともあってか、結構な人でにぎわっていました

そして神奈川ナンバーの原付スクーターまで発見

産廃がやらなくたって世の中に原付エクストリームなツーラーはいる

 

職場の寮や実家へのお土産を購入したのち、11時半ごろ大間岬を後にしました

大間岬から279号を調子よく飛ばしていたら隠れパトカーにスピードを取られるところでした(対向のCBRがパッシングしたため前走車ともども40㎞/h走行になり事なきを得る)

実はこの日は日付が変わるまでに寮に戻ろうと前日から決めていたり

 

 

福島の山間部や岩手以北はちょうど桜が満開でした

画像の場所より桜並木でいっぱいの通りもありましたよ

帰りは行きとは道を変え、恐山方面から

 

 

恐山へ向かう道のわきには残雪もちらほらありましたが、そんな中にふきのとうを発見!!

行きは桜、帰りはふきのとうで東北の春を感じました

 

 

やってきました恐山

産廃はシャーマンキングで覚えた(こいつ漫画にしか頭を使ってないのか……)

仰々しいネーミングなので(自然的な意味で)危険地帯かなと思ったら予想通り火山性ガス臭のする地帯ですね

殺生河原には停車するな看板がありますが(あれってバイクはどうしろってのか)こちらにはそういった看板はありませんでした

ポストアポカリプスものが好きな産廃はこういう草も生えない土地の荒涼とした風景が大好物なのですがみなさんいかがですか?

五部輪親父から恐山寺は風車がいっぱい刺さっててちょい不気味(失礼)なところがあるんだけど見た?って聞かれましたが、

産廃は基本的にバイクにまたがったままなので見に行きませんでした

また機会があったらリベンジしようと思います

 

 

本来はこちらから入るのでしょうね

ここからは寄り道せず、ひたすら高速を利用しまくって寮を目指しました

しかし去年アドレスがFIランプ点灯、最高速5キロダウンの憂き目にあったように、今年もトラブルが……

 

 

雨に降られながら東北道を走行中、クラッチの遊びがおかしいと思ったらレバーホルダーのネジがどこかに行ってしまいました

以前のハンドルバー交換の際、しっかり締めていなかったようです

焦って次のパーキングで停まり、車載工具を使ってしっかり1本だけ締めたところなんとか行けそうだったため一安心

高速道路でクラッチ使用不可とかそれどこのキリン?

 

 

見た目はあれですが残りのネジとホルダーをなくすのはあれだったため、合羽とレイングローブの隙間埋めで持っていたガムテープを使って

ぐるぐる巻きにし、万が一ネジが緩んでもホルダーとネジをなくさないようにして再出発しました

結果から言えば最後まで緩まずに持ってくれてよかったです

 

 

この日は上記のように279号→4号→394号→東北縦貫自動車道→東北道→圏央道→中央道→中部自動車横断道ルートで計1150㎞走行しました

同じ姿勢で高速走行していたため若干体は凝りましたが、900Rの高いロング適応力に助けられ疲労は少なかったです

やはり高速が使える車種は時間に余裕が持てるので心持が楽ですね

着替えが無いから1日走って何とか寮に戻ろうってのはまともな思考ではない……(雨天のドロヌタエンデューロに比べれば全然体力使わんですが)

 

 

今回のおまけ

雨の中連続走行した翌日の900R

 

スクリーン、画像では分かりにくいですが白い雨だれの跡でろくに前がのぞけません

 

例のレバーホルダー

TZRのYPVSカバー周りの予備ネジがちょうど使えそうなサイズだったのでそれをぶち込めばよさそうです

 

 

フロントタイヤ

こちらはまだ行けそう

 

 

リアタイヤ

センターの溝が消えた!

けどスリップサインは真ん中に入っておらず、その隣の溝から外側だけ

もしかしてこっちがつながるまでは車検に通る?

それを踏まえても完全にスリップサインが出るかと踏んでいましたが、帰りの道中が雨でタイヤの表面温度が上がらなかったためか、それほど消耗が進まなかった模様

まあリアタイヤは注文済みで作業も11日予定なので今さらどうでもいいか

 

 

チェーンは1発でやられました

1日でうっすら赤くなっています

 

 

サイレンサーもカリッカリに白くなっていました

潮風に当たっていたうえ、帰りの高速で雨の中連続走行していたため、雨粒が当たって即乾燥し、ミネラル分ががっつり堆積したようです

このような有様だったため、帰った翌日に2時間ほどかけて念入りに洗車、注油を行いました


GPZ900R 連休東北ツーリング① 岩手編

2019-05-08 00:07:42 | GPZ900R

5月の連休を利用し、前日修理どころか当日修理の900Rで東北地方へツーリングに向かいました

 

今回の目的地は盛岡冷麺の発祥地、食堂園です

去年の夏にコンビニ飯で並んでいるのを発見し、食べてみたところおいしかったのでお店の物を……という感じ

セブンで売っている蒙古タンメンのカップ麺を食べたから都内へ戻ったついでに食べに行くのと同じ感覚です

初日(28日)はオイル、冷却水漏れチェック後オイル交換をしてから出発したため、12時前に山梨を出発しました

甲府2りんかんでヘッドライトバルブを購入して交換(ついでにリア用のK300GPを注文)し、20号→254号→4号と下道で宇都宮まで移動しました

2日目、8時ごろ出発し、すぐに東北道へ

高速を走り通しで行けばちょうど昼頃に着ける算段だったためです

無事12時半ごろ記事トップの場所へ到着!

しかし連休効果かかなりの行列が……

結局食べ始めは1時半過ぎでした

 

 

飯屋に入ったらすぐ注文し、出てくれば即食べ始めてしまう産廃が珍しくメニューの写真とか撮ってる!!

冷麺と、せっかくなのでカルビセットを注文しました

お財布についてはもうすぐボーナスなので見なかったことにします……

 

 

先にカルビセットが到着!焼きはセルフです

肉は既に味が付いていて、たれをつける必要はありませんでした

特徴的だったのはすき焼きよろしく焼いた後に卵にくぐらせることですね

テーブル着席時から鉄板に火が入っていたこともあり、火の通りが早くて焼き待ちの時間もほぼありませんでした

甘みの強いたれとサシが入った肉の相性は最高で、冷麺が完成する前に全て食べきってしまいました

 

 

食べ終わったころ今回ツーリングのメインクエスト、冷麺が届きました

直前の焼肉で口の中が油っぽいところにこの味は良いですね

コンビニ製の冷麺よりもさらに強いコシがあり、歯ごたえを堪能しました

大根のキムチのたれをスープに溶かし込むと若干の辛さ調整ができます

しかし、辛い物好きな産廃は辛さを足しておけばよかったかなと少し後悔

これで東北ツーリングの目標は達成したのですが、そこは産廃の悪い癖

 

ここまで来たら青森の大間岬まで行ってみるか

 

と思いついてしまい、延長戦に突入です

900Rに積んでいった荷物は合羽とグローブ複数種(ウインター、春夏とレイン用)だけで着替えすら持ってきていないのに……

 

おまけ

 

4号線を北上していたらいい感じの山発見!

帰ってから調べてみたところ、岩手山(表岩手)です

雪と地表面のバランスが良くきれいでした

 


GPZ900R ヘッドカバーガスケット、プラグ交換

2019-05-05 23:45:47 | GPZ900R
3月の親父と行く伊豆ツーリングから1ヶ月半、西伊豆辺りで10分ほど出た失火症状が慢性的に発生するようになってしまいました
一応回ることは回るのですが、低中速で微振動が出ているほか、発進時に余計にあおらないとエンストしそうになる始末
中間回転数辺りが顕著だったため、イグニッションコイルやCDIを疑いつつ、安く済む方向に賭けてプラグのみ注文し交換することにしました
(初回の車検前に交換してから1万キロ以上走っているのに交換していないのもあるし)


プラグを外してみたところ
左から1番→4番です
1番だけ差し込み部分がオイルで濡れています


1番、2番


3番、4番

明らかに1番は点火できておらず、煤だらけで火花チェックをしたところ火も飛んでいません
プラグの状況から見るにヘッドカバーのプラグホール部ガスケットが抜けてしまいオイル漏れ→漏れたオイルでリークし1番の火が飛ばなくなってしまったようです
試しに新品プラグを付けて動かしたところ、好調を取り戻しました

しかしこのまま放置すればすぐにプラグがオイル浸しになり再発することが目に見えています
5月の連休ツーリングは900Rで行くと決めていたため、連休初日を利用して一気に直すことを決め、部品を注文しました


プラグ確認から1週間後、部品も届いたためヘッドカバーガスケットを交換します
初回の車検前に1度やったことがあるため、取り外す部品や注意すべき要所は覚えています

取り外す必要があるのはタンク、サイドカバー、イグニッションコイル、キャブ、エアクリボックス、インシュレーター、シリンダー後方の冷却水パイプ、サーモスタット周りです


キャブとエアクリーナーボックスまで外したところ


アーシングケーブルやスロットル周りの位置関係を確認します


ヘッドカバーが外れました
先に上げた部品を外しておけばヘッドカバーはスムーズに外せます
横着してサーモスタット周りを外さないとむしろ時間がかかります
あふれる冷却水に対して対策を施してちゃっちゃと外した方が結果的には早く済みます


ヘッドカバーを裏側から
900Rのヘッドカバーガスケットは外周部とプラグホール穴の計5か所必要です
以前は親戚から受け取った際におまけでもらっていた外周側こそ交換していましたが、プラグ側は変えていなかったのでそちらの寿命が来てしまった模様


ついでに900Rの弱点と名高いカム確認
開けてびっくりの無傷を保っています(この時点で走行距離約56000㎞、オーバーホール歴無し)
車体はノーマル、オイルバイパスラインも付けていません
900Rのカムかじり対策は

①駐車時はセンタースタンドで直立状態を保たせる(カムチェーンを伝って腰下へ落とさせるようなカムのオイル切れを引き起こさせない)
②1ヶ月以上時間を空けて置いておかない(同上)
③始動後の暖気は1分で済ませる(さっさと走り始めて油圧をかけ腰上にオイルをいきわたらせる)

で十分なようです
また、信号待ちのアイドルストップや水温、走行時の回転数はあまり関係ないようです
産廃は真夏の信号待ちで水温がレッド寸前に張り付いてもエンジンかけっぱなしですし、市街地走行時も6速まで使うので2000~3000回転が乗用です
ついでなので自己満足程度にタペット調整も行いました


今回交換するヘッドカバーガスケットです
このほかにヘッドボルトのゴムパッキンとポイントカバーのガスケットも交換しています


こちらは冷却水パイプとシリンダーの間にあるゴムパッキン
硬化したり画像のように変形したりするのでサーモ周りを外す時はここも用意した方が良いです
余談ですが前回行った際はパイプを斜めに引っ張って外したせいでパイプがつぶれ、そちらも交換する羽目になりました


今回は無事摘出

ヘッドカバー交換後は逆手順で組み上げていくだけ、なのですが3年間の時を経て新品だったエアクリーナー側のインシュレーターは硬化し
いくらめくっても戻ってしまう有様、キャブを差し込んでもキャブの口の中へインシュレーターが巻き込まれ出てこないこと多数でキャブの
取り付けに時間がかかってしまいました



せっかくなので今回プラグはイリジウムをおごってみる
4気筒はコストがかかるな……


翌日、オイル、冷却水の漏れが出ないか試走し、問題なかったためツーリングに備えオイル交換


オイルはペールで買ったヤマルーブスポーツ
どこでも買えて性能も悪くないと思います
当家の4ストマシーンは全てこれを使っています


いつもの事ですがドレンのパッキンは在庫があれば新品に交換
オイルパンのネジを切るより安い


オイル交換時に次なる問題点を発見
センタースタンドの補強部分にクラックが!
最近サイドスタンドがセンスタに引っかかってうまく出てこないと思ったら補強が外れてねじれていたことが原因のようです
ここはヤフオクで物色、交換します


試走時にはロービームも切れてしまいました
連休ツーリング出発後、2りんかんにてハロゲンバルブ(色調整なし)を買って入れ替えました
900Rはカウルを外さなくても交換しやすかったので良かったです(TZRだと苦しい)

次回は連休ツーリングについてレポート予定です