2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

TZR250R クラッチワイヤー交換

2019-09-30 00:29:16 | TZR250R

先日、街中を走っていたところクラッチワイヤーが切れてしまいました
実家のR1-Zでワイヤー交換をしたときは明らかに握った感触がおかしく、外してみれば相当数が断線してホルダー等に擦れていた、という状態でしたが、
TZRは最後まで握りも軽く、まさか切れるとは……という状況
とりあえず当日は来た道を引き返し、信号待ちのたびにニュートラル状態で押してからギア入れ、飛び乗りながら帰宅
切れてしまったものは仕方が無いので、純正新品も手に入ることですし即注文して作業開始です

到着したクラッチワイヤー
今までの赤いワイヤーって純正じゃなかったんだ!とちょっと驚き

3XVは全体的に整備性がクソですが、クラッチワイヤーエンジン側のタイコはスイングアームピボットの根元付近にあります

スプロケカバーを外し、レバー部分を指で押さえながら古いワイヤーのタイコを外します
逆のやり方で新しいワイヤーのタイコもつけ直し
意外でしたが指先の力のみでもレバー部を結構大きく動かすことができました

 

新ワイヤーを元のワイヤーと同様の位置に引き直していきます
フレーム右側を通す際はカウル、イグニッションコイルのステーを外して作業しています

ワイヤーを変えてみましたが、クラッチ操作に重さの変化は感じられませんでした
前述したとおり、切れる直前まで異常発生はありませんでしたが、結構いきなり切れる物なのですね
振り返ってみると、切れる前の2週間くらいはワイヤーの伸びが急に進んだような気がします(だいたいレバー側のアジャスター1回転半くらい?)


GPZ900R メーターパネル交換

2019-09-15 23:14:28 | GPZ900R

 

さて、うちの900Rはメーター本体こそ逆車仕様ですが、パネルが交換されておりトリップボタンと電圧/タコメーター切り替えボタンの表記が入れ換わっておりました

以前より逆車用メーターパネルは用意していたのですが、なかなかやる機会に恵まれず放置していました

しかし、走行中ボルトメーターを確認していたらボタンのゴムキャップが落っこちてしまったため、これを機会にパネル交換を行いました

 

 

作業写真を撮りそこなってしまったため、いきなり完成です

交換はメーター下側のボルト2本を緩めて本体を外した後、裏側のタッピングビス4本を外せば上下のカバーは外れます

 

 

裏から見たところ

交換時はスピードメーターのワイヤーを抜かないとパネルが外れません

 


NSR50 フロントフォーク交換

2019-09-15 23:07:12 | NSR50
 
また間が空いてしまいました
今回はNチビのフロントフォーク入れ替え修理編です
もともとついていたフォークは完全に終わっていたため、職場の先輩からもらっていたフレームについていた錆無しインナーチューブを用いて2コイチにします
 
 
トップボルトを緩めてスプリングを抜き、
 
 
 
灯油をぶち込んでストロークさせ古いフォークオイルを洗い流します
 
 
 
 
オイルシールのストップリングを抜いて
 
 
ロックピースを固定しているボルトも抜いてインナーチューブを引っこ抜きます
 
 
ちなみに今回用いたフォークは前期用なのですが、オイル通路に加工が入っていました
前期型用のフォークは減衰が効かないとのうわさなので、職場の先輩は流路を溶接埋めした後に新規で穴を空けたのかな?
 
 
 
オイルシールを養生したタイヤレバーで外します
事前に捨てるフォークで練習したのでこれくらい養生しないとシールがはまる面に傷を入れてしまうことを確認済み
 
 
 
無事抜けましたがこの中古フォークすでに傷入ってましたwww
 
 
オイルシールを組みます
あ、このフォークシール、以前親父のCBXのフォークに嵌らなかった型番のやつだ!
ちなみに交換当時は新品で購入できたCBX250S用のフォークシールは廃番となってしまったようです
 
 
内側と外側にシリコングリスを塗り、
 
 
 
ラップで養生したインナーチューブに挿入します
 
 
 
オイルロックピースを固定するボルトにはネジロックの指示がありますので塗布
きちっとトルクレンチで締めています
 
 
 
オイルシールをアウターチューブに挿入
塩ビ管でやる方法もありますが、経験上自作ツール<<<越えられない壁<<<SSTなので産廃は工具に惜しみなく投資します
 
 
計量してフォークオイルを注入
 
 
フォークオイルはホンダ純正、指定粘度の物を使用
まずはノーマルベストから
 
 
 
油面はスケールでチェック
初回は間違えて先にスプリングを入れてしまい測り直す羽目になる痛恨のミス
 
 
お次はダストシール挿n……
親父「写真撮れないから一回手止めて!!」
 
 
 
ダストシールを挿入します
 
 
フォーク交換に合わせ、ハンドルをフルロックするとメーター等と干渉していたハリケーンのセパハンから純正後期用ハンドルに交換します
 
 
ジャッキ上で不安定な状態になるNチビ
一回落としかけました
 
 
無事完成
インナーチューブの加工によるものか、フォークの減衰はいい感じかと思います
少なくともスプリングが片方しか入っていなかったYSRから比べれば雲泥の差です