2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

XLR125R リアキャリア補修

2021-01-23 20:50:07 | XLR125R


XLR125Rの最終章
塗装の下から錆が浮いてボロボロのリアキャリアを一度塗装剥離し、綺麗に塗り直すこととします(補修前の上の写真は残っていなかったので過去の記事から引っ張ってきた)



塗装剥離後の写真も撮るのを忘れたためありません
塗装の剥離は大まかにディスクグラインダーで削り落とし、細かい部分はドリルチャックにかませるタイプのステンブラシで削りました
元の塗装は樹脂コーティングっぽいものなので、ガスケットリムーバー等の溶剤が効くのかは不明です(試してすらいない)
わずかに残った点錆等を除去するため、上の錆転換塗料を塗っていきます



錆転換塗料を塗り終えた状態



ところどころ茶色い部分は説明書きによると内部で反応が起こり赤錆が黒錆に転換されている部分だそうな
油性塗料用のハケで塗りましたがそこそこ綺麗に仕上がったと自画自賛



万全を期すため、油性の錆防止塗料を上塗りし、



仕上げにこちらのスプレーにて塗装
最初は油性のペンキをハケ塗りしようとしたのですが、錆防止剤を塗ったところ思った以上にハケ跡が残ってしまったため、ハケ跡を削り落とした後スプレー塗りに変更



そんなこんなで完成
若干垂れ跡ができた部分もありますが、もともとの状態から比べれば劇的に綺麗になりました

さて、そんなXLR125Rですが、今回で記事投稿は最終回です
車体の限界は高いのですが、いかんせんキャブやマフラーを変えてもパワー不足を感じており、CRF150RⅡも手放してしまった今、林道兼エンデューロレース用として
フルサイズの新マシーンが欲しくなったためその購入資金となってもらうこととなりました。

今現在は手元にありますが、春までには買い手を見つけていきたいと思います

XLR125R フロントブレーキマスターオーバーホール

2020-09-06 22:44:33 | XLR125R


今回はXLRのフロントマスターです
レバータッチ等は特に問題ありませんでしたが、ピストン部のダストシールが崩壊しており、このダストシールを買うにはピストン部の部品も付いてくるためです




シリンダーのヘッドボルト破損で9ヶ月くらい放置していた事を考えてもフルードの交換をサボっていたのがばれてしまう図




サークリップを抜くと錆だらけになったクリップとピストンが出てきました



こちらが交換部品の品番



サクッと組み上げて完成
新品の受け面は綺麗だな~



今回はすぐに緩んだため杞憂でしたが、フルードカップの皿ネジを舐める可能性を考慮して新品を用意していました
せっかくなのでこちらも交換

ちなみにXLR125Rは次回で最終回の予定です
といっても次回分の実作業が今現在も終わっていないのですが……

XLR125R チェーン、スプロケ交換

2020-08-28 00:40:40 | XLR125R


タイヤの次はチェーン、スプロケットの交換になります




今回使用するのはこちら
スプロケがドライブ純正、ドリブン社外なのはウェビックで即納の組み合わせがこれだったというだけで特に理由は無いです



純正は静音用のダンパーとみられるものが付いています
そこそこ摩耗していますね
丁数は両方とも17丁



ちなみに純正ドライブスプロケットには裏表があります
こちらはサービスマニュアルから



ドリブンスプロケットの認証印がそこそこ新しいです
XLRがそれほどたくさん走っているとは思えないので、同一形状で他車種でも使えるのでしょうか
それとも平成20年?



ドリブン側の比較
アルミ製ですがこちらは摩耗が少なくまだまだ使えそう




丁数は今までが48丁、純正同等が51丁
産廃は気にしませんが新しいドリブンスプロケットの肉抜きはやたら凸凹で汚いですね

ドリブン側の丁数が変わりましたが、最高速はタイヤ、チェーン交換前と変わりませんでした
スプロケそのまま、タイヤのみ変えた段階ならちょっとは違ったでしょうか
原則比が若干ローギヤード化したため、巡行時の回転数が若干上がりましたが言われなければ気づかない程度だと思います

XLR125R タイヤ交換

2020-08-27 22:20:05 | XLR125R


今回はXLRのタイヤ交換です
前後とも車両購入当初からついていたD605は丸坊主になってしまっていて、末期は林道に行ったらまるで食いませんでした




交換するタイヤはIRCのGP110
オフタイヤの中では個性的なパターンで、個人的に気になっていた銘柄
友人知人で履いている人はいませんでしたが、大学時代いつも駐輪場に止めてあるDF125が確か履いていたと思います
車体は毎日見るのに乗っている人は一度も見たことがありませんでしたが



ササッとタイヤをリムから外していきます
リム内にはこびりついたタイヤ片が付いていたので落しておきました



フロントは工具を用意したり写真撮ったり締め付けトルクを確認するためにサービスマニュアルを部屋に取りに戻ったりしながらも1時間弱で完了




旧タイヤとの比較
同一サイズなのにD605よりだいぶ幅が細くなったように見えます
D605がリムに嵌っていないこと、新品だからセンター減りしていない分か……?
しかし実際に車体に組んでみたら、軟派なSUV的というかオフロード「風」な雰囲気になりましたね
ガチオフ用のタイヤではないので当然と言えば当然ですが、完全オン向きのD604よりもオフっぽくないのはどうなんだ?



次はリアタイヤに……
おっと幸先悪くリムバンドが切れたぞ



ストックしていたリムバンドを装着
リアはリム内側の状態がイマイチで、フロントに比べ腐食が進んでいました
リアはフロントに比べて苦戦したのでここから写真が無いです



組み上がって試走しに行こうとしたらテールランプが点かない……

電球確認やリアフェンダー周りハーネスを付け外しすること1時間後、ようやくテールランプユニット根元でアース線が断線していたことを発見しました
配線を剥きなおし、電工ペンチを引っ張り出したりしながら修正

以下試走に出た際の感想

フロントの割とラウンドした断面のわりに、倒しこみは若干重めで直進したがる感覚です(空気圧は適正)

フロントが変摩耗していたD605に比べて直進時のロードノイズや振動の軽減があるかな?と思っていましたが、125は巡行回転数が高いからかエンジンによる
影響が大きいらしく、さほど交換後のタイヤによる変化は感じませんでした

倒しこんだ際はパターンによる振動、ノイズが出るとの評判ですが、やっぱりエンジンにかき消されて以下略
オン性能は間違いなく劣化しきったD605より上です
パターン的にもオン向きだし、ゴムの状態もいいから当然かもしれませんが
ブロックは指でねじれるくらい柔らかいですが、腰砕け感は無く高速コーナーで切れ込むこともありませんでした

肝心のオフ性能は結局林道に行かずじまいなので不明
けれどパターン的に直進してる限り林道で不足はなさそうです

XLR125R エキパイ塗装

2020-08-26 22:52:57 | XLR125R


エンジンを綺麗にしたのをいいことに、エキパイも綺麗にしてみました
錆や古い塗装をディスクグラインダー+カップブラシで除去後、耐熱ブラックで塗装



色はそこそこ綺麗ですが、錆で凹凸ができてしまった前側はボコボコのままです



エンジン側、サイレンサー側共にガスケットは新品にしました
……といってもエンジン組みつけ後に排気漏れしてたのが理由ですが



焼き付け用の窯やライトは持っていないため、走行させて焼き付けを実施




塗装から焼き付けまでの時間が足らなかったか、一部塗装が膨らんでしまいました
まあエキパイガードの裏側がほとんどのため、目立たないでしょう……