2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

XLR200R改 走行中エンスト修理

2023-02-18 23:44:18 | XLR200R改

XLRを路上で走らせるようになってから半年程度たったころ、走行中にエンストするようになりました

TZRでも同様なことがありハーネスの接触不良が原因だったこと、症状が出る前に左スイッチボックスのクラッチセンサーを交換したことがあり、

スイッチボックス内の断線を疑いましたが配線修理をしたものの解決せず

TZRと異なり惰性で走行している間には復活しないため調べたところ、どうやらCDIの故障で同様のトラブルが出ることがわかりました

現在も新品で購入できることから新品を購入

トラブル再発リスクや原因の絞り込みのためにも電装品は新品に限ります

 

タンクを外してサクッと交換

以降1年たちましたがトラブル再発はしていません


XLR200R改 モタード化

2022-11-21 00:08:40 | XLR200R改

はい、公道デビューして速攻でカスタムしました

友人のDトラッカー改を貸してもらったりしてモタードも乗ってみたかったので、XLRをモタード化します

もっとも制作時から普段乗りはモタード、レースや練習時はオフタイヤ履く想定で進めていたのですが

準備したホイールはXR250モタードの物で、下調べした段階の情報では

フロントホイール:XR250(正立)とXLR250Rは共通、XR250(正立)とXR250(倒立)はディスタンスカラーとホイールベアリング内径に差異有り

リアホイール:XR250(正立、倒立両方)とXR250R(ME06、ME08)は共通

産廃のXLRはフロント一式がXLR250R(MD22)、スイングアームはXR250R(ME06)なので、リアはポン付け、フロントはベアリングとディスタンスカラー交換で行けると判断

というわけで購入したモタードホイールからベアリングを抜き取ります

用意したベアリングとディスタンスカラー

長さはの違いはこれだけあり、正立フォークのXRには左の組み合わせになります

ディスタンスカラーは当時まだ処分してなかったサビサビのXLR200Rホイールから取り出して再利用(もっとも処分していなかったおかげでこの後命拾いすることに)

 

銀色の方が購入したモタードのハブ、黒がXLR200Rのハブです

刻印が同じなのでそのまま使えると思ったんですが、この後ベアリングを打ちこんだらベアリングがディスタンスカラーまで届かない!?

どうやらベアリングポケット部の深さが違ったようです

ポケット掘り込みが深い正立用ホイールを倒立XRに組む場合はディスタンスカラーによる調整で済みますが、その逆はできない模様

既に8万オーバーでホイールまで購入したため後には引けない産廃、ディスタンスカラーを回収したら処分予定だったXLR200Rのハブを使ってスポーク張り直しすることとなりました

色味をそろえる為、塗装をガスケットリムーバーで剥がしたのちホイールバランサーもないからってことで(正直面倒になってきていたので)懇意にしているハネホンへ持ち込みスポーク張り替え依頼

スポークの受け面角度が違ったりするかもしれないからできないかも……と不安になる回答をもらいつつ依頼後2週間後、見事張り替えられた姿で戻ってきました

組みつけへ移ります

お手軽コンパチ仕様のため、ディスクローターと(映ってないけど)スプロケット、ブレーキパッドもモタードホイール用に1セット準備

まあスプロケットはタイヤ外径の差もあるので……

そんなわけでトプ画のモタード仕様完成

何とも言えない一昔前感がミサイルモタードっぽくていい感じ?

2022/12/2追記

スピードメーターギアにXR230モタードのものを使うとこの仕様(正立ハブ、アクスルシャフトφ15)でもメーター誤差が出ません

というか手に入るならXR230モタードのホイール一式を買った方が早いでしょうね(タマが無いから部品も出回ってないデメリット有り)


XLR200R改 製作記第4回 外装仕上げ、公道デビュー

2022-11-20 23:08:06 | XLR200R改

また間が空きましたが、製作記としてはここで公道デビューしたので今回が最終回です

外装仕上げと公道デビューまでが今回の内容

まずはリアフェンダー

タンクやサイドカバーの造形はある程度どうしようもないとして、外装以上の機能性は無いフェンダーぐらいは最近のオフ車っぽくしたいところ

当時サーキットエクイップメントのXLR用と銘打たれたフェンダーがウェビックで買えたので、これで現行車っぽいリアフェンダーゲットだぜ!と思ったらシートの受けとかが邪魔で付かないじゃん……

仕方が無いのでもともとのフェンダーと購入した社外フェンダーを突き合わせながらザクザクカット

仮組しながらのバランス調整と泥等の入り込みが無いように切断面をしっかり合わせていきます

まあこんなもんでしょう

追加のリアフェンダーの固定はリアキャリア部中央のステー穴のみですがね……

テールランプやナンバーステーが使えなくなるため、DRCのテールランプキットを純正のテールランプの配線逃がし穴へホムセンで買ったゴムブッシュでラバーマウントし、確かアクティブ製のリフレクターを取り付け

別の日の写真ですが、DRCのフォークブーツ、ZETAのハンドガードを追加

ミラーはタカツのオフロードミラー2をチョイス

XLR125Rの時に使っていたDRCよりも風圧等でずれにくいような気がしますが、単にボールジョイントの締め込みが強いだけかもしれません

書類入れとして、純正のテールバックも装着

社外の物も複数ありますが、どうにも繊維系のバッグが多く、書類などが完全浸水しそうだったのでまあいいかと

この後もXLRネタはあるので続きます

 


XLR200R改 製作記第3回 ステムうち替え、フロントフォーク移植

2022-04-02 21:31:00 | XLR200R改

サボり癖が出てだいぶ間が空きました

今回はフロント周り

純正の鉄ステム、φ37のフロントフォークをXLR250R(MD22)用のアルミステム、φ41フォークに入れ替えます

 

先人がネット上にいるので分かりきっている話ですが、この2台でステムのシャフト径、高さ、ステムベアリングが共通のためポン付けできます

 

 

新品のベアリングも用意し、ベアリングうち替えを実施

ベアリングのうち替えは持ち込みでやってもらいました

 

 

グリスもたっぷり充填

 

 

で、完成

 

 

この流用チューンの利点はハンドルロック含めキーシリンダーがそのまま使える点です

 

 

ホーン取り付け穴が無くなるのでステムにタップを切って取り付けるのも先人と同一

 

 

オリジナルとしてはハンドルストッパーの受け

右側はもともとスピードメーターワイヤーのクランプがあるためそのネジの頭がフレームの受けに当たるので問題ありませんが、左はステムが直で当たります

こちらにもタップを切り、トラスネジ+高さ調整のワッシャーでハンドルストッパーを受けるものとしました


XLR200R改 製作記第2回 スイングアーム流用、リアディスク化

2021-11-28 23:21:29 | XLR200R改



第2回目はリアサス編
ホイールが前後とも死んでいたので、ホイール交換ついでにリアディスク化しました
リアディスク化のため流用したスイングアームはME06、といっても多数あるようなので年式でいうと'90~95モデルの物です(北米パーツマニュアルのサイトより)



と言いつつ値段と入手性につられてもう1つのスイングアームを用意
左はXR250(MD30)のスイングアームです
他にSL230(MD33)、XLR250R(MD22)のスイングアームを流用した例がありました
XR250Rはレーサーなので、ヤフオクで出てくるのを根気よく待つ必要があります





XLR200R(MD29)







XR250R(ME06)







XR250(MD30)

写真の見え方にもよりますが、すべてスイングアームピボット部幅は同一です
まあでなければ流用はできませんが……
スイングアーム左右にはまるブッシュの部品番号も同一(52144-356-005)です
MD30のスイングアームは中央部にクランクケースと嵌め合わせる切り欠きがあります
ピボットベアリングの防塵対策ができれば流用できそうですが、この部分の差により今回はME06用を使用することとしました





XLR200R(MD29)







XR250R(ME06)







XR250(MD30)

リアドラムブレーキのXLR200Rのみ幅が異なります
XR250/250RやSL/XR230は互換性があるため、それぞれのホイールやキャリパー、キャリパーサポートが使えます
XLR250R(MD22)のスイングアームはハブダンパー付のリアホイールになるため、互換性がありません



左:XR250R(ME06) 右:XLR200R(MD29)



左:XR250(MD30) 右:XR250R(ME06)
MD29用のみ短く、ME06、MD30はほぼ同寸です
スイングアームの長さが長くなる分、車高が上がります





ME06とMD30の差で分かりやすいのはブレーキローターガードの有無ですね
この辺りもME06の採用理由だったり



そんなわけでME06のスイングアームを車体へ取り付け完了
せっかくなのでピボットベアリングは新品に交換しています





XLR200R(MD29)







XR250R(ME06)







XR250(MD30)

リンク受け部は全て幅が異なり互換性がありません



アルミ製で軽量なため、ME06のリンクが使えないか入れてみましたがショックユニットの位置に対してリンクの受けがオフセットしており、ここは流用できませんでした



一応XLR200R(MD29)が最も幅が狭いため、リンクはそのままXLR200R用が使えます(要隙間埋め)




XLR200R(MD29)





XR250R(ME06)

リンクとショックユニットを取り付けるボルトはME06用を使用しますが、カラーは直径が異なるためMD29用です



ワッシャーとME06リンクについていたダストシールを使って隙間埋めしました
ボルトを締めこんでも変形しないよう、鉄ワッシャーを使用します



仮組完了



スイングアームが伸びた分、車高が上がりスタンドをかけた際の傾きが大きくなります



対策として、CRM250ARのスタンドへ変更します
サイドスタンドスイッチはそのまま使用できます
スプリング取り付け位置が異なるため、スプリングをかけるのに苦労しました
もう少し長いものがあればいいのですが……



左:XLR200R用スタンド 右:CRM250AR用スタンド
傾きはこの程度補正されます





スイングアームについていなかったブレーキホースクランプやチェーンスライダーはまだ新品が買えました



マスターシリンダーはリザーブタンクを付ける必要が無いYZ250F用を使用し、鉄板で製作されたステーを使用しカラー、ワッシャーで位置を調整して固定します
ホースはおそらくXR250R用が使えます(キャリパーブラケット等と同時購入のため詳細不明)
マスターシリンダー径はXR250Rと同一のため、効き味に違和感はありません



リザーブタンクがいらないYZ用マスターを使用する理由として、リアブレーキスイッチのスプリングとの干渉問題があります
YZ用マスターならそれらの懸案がありません



ブレーキペダルはXLR200R用をそのまま使用し、マスターシリンダーにつながるブレーキカムはXLR250R(MD22)用がそのまま使用できます
ブレーキカムの穴とマスターシリンダーの穴径が異なるため、ブレーキカム側をドリルで拡大し、YZ用のピンで固定しました

これにてXLR200Rのアルミスイングアーム換装とリアディスク化完了です