2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

TZRの美観重視メンテ

2017-11-19 23:49:17 | TZR250R
TZRも弄っていきます。
今回は見た目重視なところがある変更ですが……。
ちゃんとボーナスが出ることを期待して腰上の部品もそろえましたが、そちらは作業時間と場所の関係でまたいずれ……。
XLRの腰上部品も買ってしまったこともあり、2か月連続の赤字にヒ―コラしてます。



今まではこんな感じです。
あまり気にしてはいなかったのですが、動画でも撮ろうかとトップブリッジにカメラマウントを取り付けて動画撮影しようとしてみたところ……。






黄ばみと擦り傷でろくに前なんか見えません。
アタック掛けようとしても前方視界不良で伏せきれないので、交換することにしました。
だいぶ前から考えてはいたのですが、スクリーンも結構値段が張るんですよね。
社会人になったことにより金のパウァを得たので思い切って国産のお高いやつを買ってみました(そういう買い方だから腰上部品買いだめの件をを含めて貯金に回らないのだが……)



アクリポイント製のスクリーンです。
ウェビックにてセール時価格12000円ほど。
どうせ中華製でも4000円ぐらいするし……と後悔はしない方針で。
ちなみに純正のポリカではなくアクリル製です。
そのため透過率がいいのでしょうか?
その代わり樹脂の柔軟性は低いのでこけたら割れる可能性大。まあ純正スクリーンも劣化しまくってるので割れるリスクはトントンでしょうが。



純正スクリーンとの形状比較。
若干中央部が高くなっており防風性能アップかな?
縁のリブは無くなっていますね。硬いからポリカと違ってビビったり風圧でたわまないので必要ないとか?




保護フィルムをはがしていきます。
この時点で感じる圧倒的な透過率。



こちらも純正と比較。
画像じゃわかりづらいですね。
段ボールの表面が剥がれたところは同じ色だと言えば分かりやすいでしょうか。




取り付けるとこんな感じ。
この視点からだとかなりの変化です。



ついでにハンドルバー固定用のボルトも注文して付けてみました。
正直きっちりクランプされていれば必要ないし、こけた時にボルトが折れて面倒にならない分無い方がいいとも考えられますが……。



日を変えて次はサイレンサーを交換します。
去年の5月にバイト先で当てられ、派手に転倒したことでサイレンサーが壊されてから純正のサイレンサーを付けていましたが、それまでのJhaのNSR用?と思われるサイレンサーに比べて、

・重い
・純正のくせにバリバリビリビリうるさい
・抜けが悪いのか10000からフケない

の三重苦だったため、純正サイレンサーを買う前に買ったが使わなかった、ヤフオクで2本1万ちょっとで売られているチタンカラーサイレンサーを付けてみました。
見た目の通り短く細いです。内部構造的にも隔壁等がある純正と比べ、いわゆるストレート構造のため抜けがいいでしょう。
前のサイレンサーの経験から、ストレート構造でも消音剤がしっかりしていれば劣化した純正より静かですし。



さて、問題点として、純正は3角形のネジピッチが44mm?なのですが、こちらは40㎜です。そのままではサイレンサーが付きません(フランジのほうがサイレンサーより太いのは無視します)
そこでこのサイレンサー取り付け部分のフランジの穴を削り、長穴加工することで装着することにしました。
以前は不可逆的な加工が嫌だったため改めて純正サイレンサーを買いましたが、性能の劣化に萎えてしまったので。
どうせこのチャンバー売ったりするはずないし。



削りは普通の金物用丸棒ヤスリで行いました。それほど固くなかったので6か所全てを削り過ぎないよう注意して削って行っても1時間ぐらいで済みました。
大体長穴の頂点同士の距離が8mmくらいになるまで削れば問題ないかと。



組立時は付属でついてきた分厚いガスケットに加え、液体ガスケットを塗っておきました。



これにて完成です。



昼飯を食べて乾燥させてから試走に行きました。無事排気漏れもなく、音量も純正サイレンサーと同等、不快なバリバリビリビリ音も無くなりました。
抜けもよくなり、10000以上の伸びも回復。
サイレンサーの交換は美観よりパワー回復の方がメインだったので、とりあえず一安心です。

ブログ的に不遇のマシン、XLR125R

2017-11-13 00:55:09 | XLR125R


現在サブのポジションに収まっているXLR125Rです。
購入自体は去年の5月、モーサイで深夜林道が流行っていた時期から探し始め、探し始めてから1年ほどたったころようやくきれいなものを見つけ、購入した車体。
やはり当時買ったばかりのサンバーでアクアラインを使って2番機と一緒に千葉まで取りに行ったのはいい思い出。
走行距離15000km程度、産廃で3オーナー目の外装も(中古オフ車としては)綺麗な極上品で、ヤフオクにて18万4千円で落札。
産廃的には18万が限度だったのですが、ギリギリで抜かれ、親父がはみ出し分出すとか言いだして+4000円の差で競り勝ったという裏話があります。
前オーナーも結構オフロードで走りこんでるっぽい人で、ガレージに綺麗なYZ250FXとハイエースがおいてありました。
ところが購入したころにはモーサイ内の林道ブームが下火になってたり、産廃は予備知識が無いせいできつめの研究室に進んで入って忙しくなるわでろくに林道に行ってあげられなかった1年間。
それでも購入直後に当時のバイト先でTZRが客の車に跳ね飛ばされ、サイレンサー破損により走行不能になったため2か月ほどフル出動してました。
納車後モーサイOBツーリングにこれで参加し、125のくせして東京から志賀高原までほぼノンストップで行っちゃったりしました。その際にオイルを消費する癖に気づき、帰りはだましだまし乗ったりとか……。

以下改造点



購入時から装着のライディングスポット製リアキャリアとメーカー不明ツールバッグ(調べる気が無いともいう)
噂通りこのキャリアは塗装がパリパリ剥がれていきます。そのくせはがそうとすると綺麗に剥がれないので拡大するがまま放置。実用には問題ないし……。
このツールバッグは横のジッパーを空けると高さが5センチほど伸びる優れもので、出先で漫画などを衝動買いしても5冊ぐらいまでなら入れて帰れます。
中には純正の社外工具と予備の純正レバー左右が入っていて緊急時対応も可能。



ミラーはラフ&ロードのラリー690を装備。もともとはナポレオンのボールジョイント支持タイプだったのですが、走行を重ねるにつれて締めこんでも勝手に向きが変わるようになってしまったり、スタンディング時に腕にぶつかって向きが変わったり、サンバーに積むときは可動域が狭く外さないと入れられなかったりでいろいろ問題があったため最近交換しました。
ちなみに下付けトライアルミラーは後輩のKLXで見づらさを痛感したので候補に入れませんでした。



ボールジョイント締め付けナットに切り欠き部があるので、そこに合わせれば完全に畳むことができます。
林道走行時やサンバーへの積載時は便利です。



この時の見た目はなんだかロー&ワイドに見えて滅茶苦茶格好いいなんて思います。



ちなみにこの手のミラーはボールジョイント部にグリスを塗っておかないとすぐ摩耗してスカスカになるらしいです。
きっちりグリスアップして仕上げましたが、結局ボール部の塗装は組み付け後即剥がれました。



レバーはどこのかわからないショートレバー(調べる気が無いともいう)
レバーのタッチは小排気量ゆえかブレーキもクラッチも非常に軽いです。ただ、クラッチは半クラ領域が若干狭い気もします。

最高速は車体に伏せ切ってメーター読みぬわわkm/hちょっと。少しでも上りだとよわkm/hまで落ちます。燃費は距離を走るとリッター35km、短距離ばかり走っていると27kmぐらいまで落ちます。
絶対的なパワーが無いため、この辺りはタイヤをGP-210やD604などのオン志向のタイヤに変えればかなり変わるかと。
ハンドル切れ角は非常に深く、小回りが利きますが、停車状態からアクセルターンをしようとすると切れすぎで、車体を傾けて外足で踏ん張ると外側に向かってバックしていこうとするのでちょっとやりにくいです。一息にやればいいのでしょうが……。
車体はトレール車なりでサスなどはCRFに比べれば全然やすっちい動きです。ただし、フルサイズゆえの安定感があり、大きめの石を踏んだ時の安定感はラージホイールののCRFより上かもしれません。XLR200Rと車体が共通であるため、完全にエンジンに対して車体が勝っており、純正状態のパワーで破堤することはありえないかと(だからこそXLR200RやSL/XR230などのエンジンにスワップした脱法チューンドマシンがあふれかえっているのでしょうが)
高評価の車体に対してエンジンはまるで面白みが無く正直クソです。トルクが一定と言えばいいのか、上までただ回転が上がっていくだけでまるで盛り上がりがありません。
かといって所詮は125なので、低回転時にモリモリのトルクが出ているかといえばそうでもなく……。この辺りは90エンジンのSoloのほうがおもしろかったですね。おまけにキャブの特性か、低回転時に大きめにアクセルを開けるとガフッって息つきおこしてついてこないし……。
ただし、オフロード走行時はそのトルク一定の特性のおかげで、パワースライド時に予想以上にケツが出ないので、グリップしないトレールタイヤと組み合わさり練習にはちょうどいいです。

最後に、1年半もの間記事が無かった理由ですが、正直ブログの更新が面倒に感じていたことと合わせ、まるで壊れないし弄るところも無いってところです。
低走行車だったということもありますが、交換する必要のある部品がない、弄る部品もろくにないの無い無い尽くしなのでブログにするまでのネタが出ないのが……。
この度、ウイリー練習で半クラ領域が数ミリまで減ったためクラッチをばらしたり、パワーの無さにパワーアップ計画を立てたりしたことでようやくネタにできるようになったのですが、ブログ的には非常に不遇のマシンとなってしまいました。