ブログ内では2回目の登場ですが、すでに前回の車検所得から2年たちますので車検の時期です
前回はエンジンがかかり、ブレーキ周りを新品部品でリフレッシュした程度にしか整備していなかったので、車検所得に結構な費用が掛かりました
今回も2か所自分ではどうにもならない箇所があり、車検を店に出すのですが費用を抑える為、やれるところは自分でやってしまいます
まずはオイル交換
ですが前回の車検後からずっとオイルにじみが起きています
場所をチェック
2回目のオイル交換時までオイルクーラーと連結されるホースかと思っていて、部品まで買っていましたがそちらではありませんでした
原因はここ、バランサーシャフトのオイルシールからです
ここのオイルシールを外すにはオイルラインを外す必要があります
まずはオイルを抜きます
オイルフィルターも交換時期ですので外しています
ちなみにオイルフィルター周りの部品をまとめておいてありますが組みつけの順番はこうじゃないですよ
正しい組みつけ方向は後述
邪魔なオイルラインを外します
バランサーシャフトの回り止めになっているアームを外し、
ピックツールでシールを抜き取ります
ピックツールの先端をシャフトやケースに引っ掛けて傷をつけないように注意
外したオイルシール
漏れたオイルにごみがついていて溝部分に詰まっています
新品のオイルシールとオイルラインの銅ワッシャー×4
逆手順で組みつければOKです
バランサーシャフトの調整ですが、
部品を組みつけてオイル注入後、エンジンが冷えた状態でアイドリングさせ、バランサーシャフトを反時計回りに回す
→セリ音(ヒュリヒュリってかんじの音)が出たところで止める
→バランサーシャフトを時計回りに回し、音がやんだところで固定、アームのボルトを締めて位置を固定する
となります
バランサーシャフトの調整だけならオイルライン等をばらさなくてもできるので、高回転時の振動が気になるなら一度チェックしてみるのもいいかと
実際産廃の900Rも7000~8000あたりで出ていたリューターで金属板を加工しているような音と振動が小さくなりました
順番が前後しますが、オイルフィルターの組み付け
1枚目は750Rのサービスマニュアルから
スプリング→ワッシャー→フィルター→蓋の順です
産廃の900Rはワッシャーが無くなっていたので買ってつけておきました
ここのワッシャーは無くなっていることが多いそう
それにしてもフィルターのOリングにオイルをつけておいてもネジ山にもっていかれて外れてしまうのはどうにかならないものか……
オイルはヤマルーブスポーツ
うちの4ストマシンはXLRもCRFも全部これです
安くなるので今回ペール缶で買ってしまいました
つづいてリアブレーキ
タイヤをちょっと前にBT―45VからK300GPに変えたのですが、その際リアのパッドもないとのこと
まあフロントブレーキパッド交換時から知っているのですが……
一時的な大雨に降られながら作業を続行します
今までのパッドはこちら
残厚1㎜強といったところでしょうか
リアのパッド厚チキンレースも産廃の勝利(何と勝負しているのか)
リアブレーキも金パッドです
減りが遅く制動力も強力で、どこの量販店でも売っているところが魅力
冷却水も2年の間でここまで減っていました
ここには映していませんが、バッテリー液の消耗も激しいです
今年のひと夏だけで液が1/4減っていて、3週間開けただけで始動できなくなったりしていました
車検まであと1週間、戻ってきたらまた記事を書こうかと思います