2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

割れたカウルの補修

2013-08-09 23:13:44 | TZR250R

忙しいテスト期間も終わり、腑抜け気味の産廃です。
今回はカウルの補修をします。


今回使用する工具はこちらのぷろくそん(´・ω・`)製ルーター。今年の産廃の誕プレでございます。なんとなくこのAAが似合いそうだったのでつけてみた。
この歳になっても貰えるとは思っていませんでしたが……。
ちなみにこれには「ルーター」とありますが、「リューター」じゃないんですかね?ルーターだとなんとなく通信的な響きが。
まあ「ギヤ」と「ギア」、「リア」と「リヤ」、「エンジン」と「エンヂン」の違いみたいなもんですね。


これは産廃がこだわって回転数可変のやつを選びました。
電動工具は基本的に速度が可変できるものを選んだほうが幸せになれるというのが産廃の持論。まあ基本的には最低速で使うのですが。


付属ビット類はこんな感じ。切削、切断、磨きは一通りこなせる内容かと。右奥のビットはさらに奥の円盤状の砥石を取り付けるためのもの。


パッケージに隠れてドリル刃も入ってた。



トランスはこんな感じ。表示のシールがいかにも日曜大工っぽい雰囲気。


全部つけるとこんな感じ。ミニッツボディは比較用。
持ってみると結構軽め。


ローレット加工がちと粗いというか角が立ってた。指で揉んでたら気にならなくなる程度だけど。


チャック部はこんな感じ。固定径の穴ではなくボール盤なんかと同じで3方向から締め上げるタイプ。もちろん芯ブレは起こりません。
工具の紹介も終わったところで作業に入ります。
まずはオイル飛びの激しいカウルをシャワーとパークリ使って洗います。


次にルーターを使って割れ目に沿って溝を彫ります。




この溝にプラリペアを盛ってカウルの割れ目を結合します。
以前使った際の溶剤が抜けきっていなかったようで、若干茶色がかった粘度の高い溶剤が混じりましたが気にしません。


そしたら400番程度の耐水ペーパーを使って平らにします。


大体こんなもんでしょうか。


表に若干プラリペアが出ていたので2000番程度の耐水ペーパーで削ります。


が、削りすぎて塗装がはがれ地の色が出てしまいました。
まあ仕方ないですね。そのうち色でも縫ってごまかします。どうせTZRのカウルは全部大なり小なり傷が入ってるし……。


最後にポリカ用の塗料を塗っておしまい。ささっと噴いただけなので凸凹ですが、どうせ裏だしこれでいいのです。
ちなみに今回の作業では溶剤が乾くまで待つ時間などがあったので4時間ぐらいかかってしまいましたが、実際に作業していたのは1時間もなかったと思います。
そして整備動画でも、と思ってさりげなくビデオ撮影などしていたのですが、途中で作業に夢中になってしまいカメラの撮影範囲外で作業をおっぱじめ、とても動画にできそうにないのでやめました。
改めて整備動画をあげている人ってすごいと思ったとかなんとか。





8/23追記
プラリペアの補修ですが、水曜日のツーリング中にまた割れてしまいました。
調べてみると、どうやらTZRのカウルは材質的にプラリペアと相性が悪いようです。ゼリー状の瞬着がよいとのことなので買ってきたらやっておきます。