ゆっくりかえろう

散歩と料理

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インパール作戦

2015-08-15 | その他

テレビでインパール作戦の真実の放映を見ました。

 うちの母の肉親もここで死にました。

僅かに残った戦友から 聞いたところ 当時の作戦の無謀さを私は母から何度も聞きました。当時の兵隊は食料を持たず 食料はジャングルの蛇やトカゲ 虫を取って食べろと言われたそうです。

捕まるくらいなら自決しろ 死んだら神様になれると言われたそうです。

戦死者の殆どは餓死 病死 自殺だったそうです。

戦争を美化する人がいます。

あの戦争は正しかったという人がいます。やり方が悪かったのだと言う人がいます。

尊い命はお国の為に散ったという人がいます。

私はそんな人を悲しく思います。

何が神風か何が聖戦か?

死んだ人達は 戦う以前に 病気や飢えや自殺で亡くなっているじゃないか。

どんなに美しい言葉で嘘をついても 人の命を粗末に扱うようなそんな国家は信用に値しない。

詭弁を弄するものを許さない。

私が群れを離れた本当の理由はこういうことです。

私は戦争を美化するものを許さない。

戦争が人を殺すのではない、国家が人を殺すのだ。

だけどその言葉は 殆どの若者たちには届かない。

私はとても悲しいです。

当時の人達の無念を思うと涙が止まりません。

インパールから戻ってきた遺骨は からからになった 枯れ木だったそうです。

どこまで人の命を粗末にする国家だったか 想像出来ません。

国民を守るのは法律ではなく 為政者の意思です。

歴史上こんな国はありません。今の政治家は同じ過ちを犯そうとしています。

どんなに反省していると嘘をついても、国家が人を守らない姿勢は変わりません。

何が美しい国か! 

 


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