ゆっくりかえろう

散歩と料理

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Ukiyo-e

2011-06-26 | さんぽ

 去年は空前の印象派ブームでした
 おかげさまで もう生きているうちに日本では
 見られないかもしれない絵画をたくさん見ました
 ちなみにおととしは ルネサンス期のもの多かったですね

 さて今年ですが おととしくらいから 去年にかけて日本画の公開が目だってきましたね
 
 長谷川等伯や 若冲をはじめとする 日本画の大家や
 それとは反対の 庶民からでた浮世絵がトレンドです

 私の印象に残ったものは 数年前でしたか江戸東京博物館の 葛飾北斎
 伊勢丹えき美術館の浮世絵に見る猫展  大阪市美術館の歌川国芳展
 そして京都相国寺承天閣美術館のこのハンブルグ浮世絵コレクション展でした

 ハンブルグコレクションは 特に貴重なもので 人気浮世絵師のものが多数あり
 門外漢にも楽しめるものでした

 最近になってのにわか学問ですが 国芳のものをたくさん見る機会があったせいか
 特にお気に入りになり 国芳のらくがき風作品などに出会うと うれしくなるのでした

 北斎もそのような遊び心のあふれた作品があり 両方大好きになったしだいです
 浮世絵は当時は美術的側面のほか 娯楽的側面が強く 庶民にとって
 グラビア 漫画 週刊誌的 なものであったのかな

 そして題材を見ると 江戸時代の庶民の文化程度が高いことがわかります
 ヨーロッパの画家たちが その絵画技法に注目した当時とは違って
 今度は今の日本人が その絵の中の物語性や意味を読み取ることが
 もっと豊かな今を作ることに繋がるのではないかと思いました

  



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