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ゆっくりかえろう

散歩と料理

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コニカパールII

2010-11-17 | カメラ紹介
  当時の小西六 コニカの645カメラ
 国産645蛇腹カメラ最高という評判が高いパールシリーズですが
 II型からは連動距離計になりました

 レンズは75mm4.5と75mm3.5があり 前期後期でわかれます
 これは3.5のほうです
 写りはコントラストもよく 立体感もあって 私程度が寸評するのが
 恥ずかしいほどよく写りますが
 4.5はもっと素晴らしいという人もいて 
 上には上があるというのを思い知らされます

 操作しやすく軽くてコンパクトで使いやすいですが
 右手シャッターなら さらによかったのにと思います

 II型は裏蓋赤窓確認方式ですが
 自動巻き止め方式よりトラブルが少ないので
 安心感があります

 なんといっても古いカメラなので 便利さより安心感と
 確実性が大事です

京セラサムライZ×3

2010-11-17 | カメラ紹介

 こうしてみるとダイバーの水中カメラか

 ムービーカメラに見えるくらい巨大ですが

 このカメラはハーフ版のAFカメラです

 ハーフ版ブームが過ぎ去って何十年がたって

  突然現れたハーフ版カメラ

 ズームがついて電動巻き上げ巻き戻し

 ズームもピントあわせも電動

 構えると映画を撮っているようでかっこいいけど

 カメラとしては巨大で重いしやかましい

 戦車でコンビニに行く感じかな

 構えると写すというより

 照準を合わせて撃つという感覚もあります

 写されるほうは怖いかも

 サバゲみたいだし

 写りはなかなかいいんですがね


マミヤ6 IV型

2010-11-16 | カメラ紹介
 どうも機種依存文字から逃れるのはむつかしいですね
 4と書けばわかりやすいんですが それはまた正確ではないし
 やりにくいですねー
 全部統一すればいいのに。。

 マミヤの6×6判のカメラ
 ピントあわせが独特の機構で スーパーイコンタより
 あわせやすい(個人的意見です)

 レンズが移動するのではなく フィルム面が移動するという
 逆転の発想ですが フィルムが移動して コマ間はズレないだろうかと
 心配になりますが なんか大丈夫みたいです

 中古品は装着レンズのズイコーがやや心配です
 この時代のズイコーレンズは内部から白濁するものが多く見られ
 持病みたいにいわれます

 にごった実物も見たことがありますが 再生不能のものでした

 全部にごるというわけでもないと思いますができれば
 マミヤ自前のセコールレンズつきのほうが安心です

 このカメラは幸いにごっていませんでした蛇腹穴あきで格安だったので
 買って帰って直しました

 カメラ自体はかなりいいものだと思います
  

富士フイルム ティアラII

2010-11-15 | カメラ紹介

 安いけどよく写るカメラ

 フィルム会社はこういうのが多いです

 それにレンズカバーがスライド式でスイッチをかねているのがいい

 デザインもスマートだし金属外装だし よく作ってあると思います

 コンパクトカメラの昭和遺産だとおもう

 これのデジタル版ができたらぜひほしいと思います

 ちなみに今使っているコンパクトデジカメは SONY DSC-TX5という機種

 スライドスイッチでレンズはとび出ない屈曲光学系で

 3m防水耐ショックのコンパクトカメラ

 写りはいいし全天候型で頼もしい

 でもティアラのほうがデザインは美しいと思います


ツアイスイコン セミネッター 75mm4.5

2010-11-15 | カメラ紹介

 ツアイスの蛇腹カメラ セミ判で一番下位クラスのカメラ
 レンズもシャッターも 普及クラスの必要最低限のものがついています
 高速シャッターが1/175秒と物足りないですが 低速は1秒からと

 十分ですから ポートレートや風景撮影にはこまりません 
 レンズは最低限ながら ツアイスの基準ですから いいものがついていて
 上のクラスに迫るものがあるように思います

 四隅がやや暗いようですが そんなに目立つものではありません

 35ミリに比べ画面が大きいですから 写りには有利です

 つくりはやや華奢ですが 丁寧に扱えば 壊れることも少ないです



4LR44代用

2010-11-14 | カメラ紹介

 4LR44は結構高価です この電池を使う機種が激減して需要と供給のバランスが崩れてしまったからかも 古いカメラでこの電池を使っている機種はキャノンAE-1やA-1  ヤシカエレクトロシリーズ ニコマートELなどけっこうありました

 そこで代用品をつくってみました LR44を4つ重ねてみたら 本物とは高さが足りないことが判明 そこで同じくらいの厚みのボルトをたして ノート用の紙で巻いて筒を作り紙のマスキングテープで 貼っつけてみました

  計算するとやや電圧がオーバーになるけど4LR44を使ったときと数値はそんなに変わらなかったです LR44が4つ200円でカメラが動けば かなりおいしいです 制作費は家にあるものなのでただでした

巻紙は薄いものが最適で  ノート用紙がぴったりでした もちろん自分でやるなら自己責任で 


コダックレチナ II  2種

2010-11-13 | カメラ紹介
 コダックレチナのIIは 距離計連動のカメラ
 レンズは3種類あって ローデンシュトックのヘリゴン
 コダック本社のロチェスター工場製のエクター
 シュナイダーのクセナー

 この画像では レンズの前側がそれぞれ違いますが
 これはレンズの違いではなく年式の違いでレンズのカバーや
 ピントレバーのデザインが違うのです

 円い筒型のピントレバーが前期型で 半月形のものが
 後期型です

 古い時代のカメラですが 作りこみが丁寧で
 凝ったところも多くて ちょっと感動します

 テストで空シャッターを押そうとしたら シャッターが降りません
 よく見ると フィルムを通してはじめてシャッターが下りるように
 なっていました

 昔のカメラにたまにあることですが 買われる際には思い出してください

 写りはどれも満足のいくもので 当時の一流レンズの味が味わえます

カールツアイス コンテッサ35 

2010-11-13 | カメラ紹介

 ツアイス製の135フィルムの蛇腹カメラ

 ツアイスがコダックレチナに対抗したと思われます

 つくりは完全に高級機 距離計はカイルプリズムを使ったもの

 コンパクトで優美 ドイツ製なのにどこかイタリアを思わせるデザイン

 名前の由来もイタリア語の伯爵夫人

 やや使いにくさはありますが 精密機械を扱っている実感がわきます

 レンズは当時の高級機らしくテッサーを使っています

 レチナやこの時代の同じクラスのカメラは 焦点距離50mmが

 ひとつの目安ですが コンテッサは45mmとやや広角気味です

 たった5ミリですが 少しだけ広く写せて 使いやすい画角は

 レチナより持ち出す機会も多くなります

 


コダックレチナIII c

2010-11-12 | カメラ紹介

  レチナは米国コダックが ドイツのカメラ会社を買収し
 新たに作ったドイツコダックで作られた35ミリ蛇腹カメラ
 蛇腹は表からは見えませんが フィルム室からはしっかり確認できます

 いまのパトローネに入ったフイルムの原型を作ったのがコダックで
 そのフィルムをレチナのために開発したという歴史があります

 ライカはレチナより早くから作られていますが レチナ登場以前は
 専用のカセットケースに映画用フィルムを自分で切り出してつめて使っていたのです

 135のフィルムカセットが発売されてから それを使うようになり
 ライカを含め135カメラの隆盛が始まったのだと聞きます

 だからライカが偉大なカメラなのと同じように
 このカセットフィルムを作るきっかけになった レチナも偉大だと思います

 このカメラはレチナシリーズの3型
 大きく分けて蛇腹レチナは1型が距離計なし目測のシンプルなカメラ

 2型は連動距離計つき露出計なし わりあいまだシンプル

 3型は連動距離計つき露出計つき そしてやや大きくなった豪華カメラと分類できます

 III c は 最終型のIII C(cが大文字)に比べやや人気がないですが
 カメラとしては申し分のない使い勝手と写りで 名カメラだと思います
 レンズはシュナイダーのクセナーがついていて 先鋭的な写りがすると
 ~~私の師匠がいうには~~
 60年前のレンズなのに驚くほど立体的でコクのある色がでてます (師匠談)

 技術の進んだ今のカメラと比べちゃいけないんでしょうけど
 なかなかのもんだと個人的には思います

 レンズはほかにヘリゴンつきもあって個性が出るようです

 


キエフ35A

2010-11-11 | カメラ紹介
 
 フリマで購入
 売り手の説明をきくと 光漏れがして
 絵にならないので 遮光紙を張って目張りしたらしいけど
 写りはいまいちらしい

 買ってかえって試行錯誤しましたが
 どうやらまだ遮光がたりないこと
 接触不良があること 約束事があって
 ふたを開けてから巻き上げしないと
 シャッターが開かないこと(音はする)

 など何度もフィルムを入れて失敗しながら
 学びました

 まだ成功率20%くらいですが
 レンズはかなりいいようです


 この勢いで本家のミノックス35を探そうかと思いましたが
 距離目測のマニアックカメラを買ってもしょうがないし
 安いジャンクが出てきたら考えましょう

 絞り優先 距離目測の電子シャッターのカメラ
 ちっちゃくて色や形はミリタリーっぽいです
 でも見た目はかなりトイカメラちっくで油断しますが
 写りはかなりいいし レンズだけは本家に迫るものが
 あるような気がします

 だからソビエトカメラは面白いんですけど
 ま、フリマで格安だったから 手元にあるんですけど

 
 
KIEV   KORSAR  35mm2.8

ミノルタX-600

2010-11-11 | カメラ紹介

 ミノルタSRマウントの機種
 SRマウントの終盤に近い機種で
MFからAFへの橋渡しの役割をはたしています

 初期のAFセンサーがついていて ピントが合うと緑のランプがファインダー内に点灯してピピッと鳴ります(フォーカスエイドといいます)

 ただ 今のAFみたいに 駆動モーターがあるわけじゃないので ピントあわせは手でやります。

 バッテリーは単4電池2本を膨らんだグリップに入れます
 カメラの基本機能はXー500とおなじ

 結構使いやすく フォーカスエイドも快適ですが
 暗いレンズはAFが利きません。

 ま、この辺は贅沢言わず 自分の目を使って撮影することです。

 マニュアルカメラなんだから

 このてのAF前夜のカメラは 各社とも研究のために作っていて オリンパスならOM30 キャノンならAL-1
 ペンタックスMEFがあります。
 


ミノルタX-500

2010-11-10 | カメラ紹介

 ミノルタSRマウント最後の高級機はX700。

その下位機種がX500で絞り優先とマニュアル露出だけのカメラ


 でも普通に使うならこれで十分

昔あったX-7の後継機種とでもいうべきですが こちらにはAEロックがついているので ずいぶん撮影が楽です。

 Xー700の初期型もAEロックがついていませんから 後期を選ぶべきです。

 私がミノルタSRマウントを使うときは たいていこのカメラを持ち出します。

 シャッターが電気スイッチみたいなので 押し心地が味気ないですが タイムラグは最小です。


PENTI 2

2010-11-09 | カメラ紹介

 これは骨董市で
 ブリキの鉄人やアトムやロビンを売っているおじさんの店で
 結構高い値段で売ってました

 値段交渉の結果 40%オフぐらいの値段で購入
 このカメラ ラピッドフィルムという 今は廃盤になった
 フィルムを使います
 
 空のラピッドのフィルムケースがあれば
 35ミリフィルムを詰め替えて使えるのですが
 見せてもらうとその空のケースが二個そろっていたので
 もちかえりました

 もの好きにも 面倒なフイルム詰め替えカメラに
 また手を出してしまいました

 ロボットやフォタビットの経験があるんで大丈夫だとおもったんですが

 こいつはまたかなり面倒なやつでして
 フイルム容量が少なく 約80cmしかはいらないし
 巻き取り軸がなく 空のケースに押し込んでいく
 また手で入れるため手袋をして指紋が突かないように
 しなければならない 撮影後も同じ

 そしてそのすべてを光の当たらないダークバックで
 やらなければならない

 等々かなりめんどうです

 でも面白いカメラだから全部おっけー

 写真を見ればわかりますが
 横に出た棒のようなものを 押し込むと
 フィルム巻上げとシャッターチャージが行われ
 一枚写すとまた 横の棒が勢いよくびよんと出てきます

 フィルムサイズは ハーフサイズ
 12枚どりをいれてちょうど24枚
 これで十分
 東ドイツのカメラなんでレンズもいいし
 作動はかなり怪しいですが だから面白い

 今までラピッドフィルムを使うカメラは
 難しいと思ってましたが この機種に関しては大丈夫

 ただしかなりめんどくさいんで すきモノか
 変わり者じゃないとおススメしません

 でもカメラはかなりおしゃれ

 素材はプラスチックですが 金色に光って

 カメラのイメージがありません
 ドイツ将校を相手にした高級娼婦なんかが
 ストールの脇に隠してもってるイメージ


 あ、

 このカメラは戦後製でしたね

 MEYER -OPTIK  DOMIPLAN V  30mm3.5


レオタックスK

2010-11-09 | カメラ紹介

 レオタックスK
 レオタックスFの廉価版
 シャッターが高速側1/500秒になり 低速はなし(1/30まで)
 でもあとは同じ部品でつくっているとおもわれ
 安く出来てるというより 上位機種との差別化で わざとシャッターだけ
 ランクダウンさせただけのよう

 スナップショットで使うなら あんまり問題ないし カメラとしては
 90%も機能しているんで さしてこまりません

 低速をあんまり使わない人には 関係ないかも

 安い分いいレンズを使えばいいし
 作りはわるくないです

 巻き上げのゴリゴリ感はややあるけど


レオタックスF

2010-11-08 | カメラ紹介

 レオタックスF
 いわゆるライカコピーです
 国産ではニッカとこのレオタックスが一番出来がよくて
 かなり精度が高く 作動感も本家の半分くらいはよいです
 ライカIII f と比べてみると 少しばかり横長でした
 だから底蓋はサイズが合わず流用できません

 シャッタースピードは1/1000秒からあり 低速も1秒からあります
 レリーズ音はライカよりちょっとやかましく 押し応えもがさつな感じ

 やや安っぽいですが マニアじゃなきゃ問題なし
 全体にニッカのほうが 出来がいいと感じますが
 このへんは個人的感想なんでなんとも

 おろしゃライカに比べりゃ 数倍いいんですけどね

 ストラップは革製自作 いいでしょ?