夕べのTVも見ごたえがありました
日曜劇場JIN タイムスリップした医者が 幕末に歴史の波に翻弄されながら
人を助けていくというドラマです
夕べの見所は 薩摩藩と長州藩が同盟を結ぶきっかけになるエピソードでした
どちらの藩も意地の張り合いで ことが進まず困ってしまう場面を 竜馬がとりなすという話でした
考えれば酷な話です 長州は幕末に一番多くの犠牲者を出し 多くの優秀な志士を失いました
ほとんどの志士は維新を見ずに死んでいったといいます
一流の志士はこのときほとんど失い 高杉も久坂も失います
この二人がもし生きて明治維新を迎えたとしたら 竜馬よりもっと活躍しただろうと思います
今日あるきっかけで 明治維新後の長州藩士の話を ある人としました
明治政府で活躍した 長州藩士は ほとんど故郷に帰らず そのまま東京で政治家として
活躍しました
故郷を省みず本来なら もっと自分の出身地に 益をもたらせばいいのに あまりそれをしていません
このことで薄情だと思ったのですが よく考えてみれば そうではなかったのかもしれません
山口県から出た政治家は 明治 大正 昭和 そして平成と 総理を輩出した数で
府県別で言えば一番多く 大物ばかりです
そんな人がいちいち故郷の利益を優先していたら この国はどうなってしまうでしょう
小物の政治家は利益誘導で人気を保ちます
まるで政治家になったのは 出身地を豊かにする為などといわんばかりです
市会議員や県会議員ならいざしらず 国を動かす政治家が 出身地優先では困るのです
だからこそ 明治の長州出身の政治家達は 故郷のことより国全体のことを考え 行動したのかも知れません
今、総理のやり方に批判が集まっています
たしかにやり方は うまくないかもしれません でも野党も与党もこの国難に
手助けしないのは どういうことでしょう
手続きがまずい 今手伝えば手柄を持っていかれる 政権延命になるので助けない
などなど よからぬ噂がまことしやかに囁かれます
総理が手伝って欲しいという要請を断ったというニュースも耳にしました
本当に困っているのは 総理ではなく国民なのです
総理が間違っているなら その旨進言すれば良いのに
いったい政治家は(総理も含めて) 国民のほうを見ているのでしょうか
維新で死んでいった志士たちは きっと悔しい気持ちでいるでしょう
京セラサムライZ2改
”頑張れ” といったら 励ますどころか 逆に落ち込んでしまう人もいます
だけどやっぱり頑張ってって伝えたいから 心の中でこっそりいいます
言葉ってむつかしい
KONICA RECORDER DD HEXANON 24mmF4
大人になると涙腺が乾いて泣かなくなります こころが乾いてしまうのでしょうか
でも歳を経たおばあちゃんはよく涙をながします
孫のこと家族のこと
昔のことを思い出して
人が泣くのは悲しいときだけじゃないんだね
Olympus G.Zuiko Aut-s 40mm1.4