今日は立冬ですね。朝晩の寒さが冬の訪れを感じさせます。
「坐骨神経痛」の患者さんが来院されました。一ヶ月余り調子が悪く、立つことも出来ないそうです。
腰から足先まで痺れ、大腿の前面の筋肉も痛く、夜間になると下腿の後面の筋(腓腹筋)が攣り痛くて堪らないとの事でした。
今回は症状が強いので治療は「澤田流太極療法」を採用し灸を主として鍼は置鍼しパルス治療・びわの葉温灸・ネパール棒灸・MT温灸を組み合わせて治療しました。
治療穴は澤田流基本穴に木下晴都先生の「坐骨神経痛」で大腿前面に疼痛がある場合の手技を加えて丁寧に温補し気血水の流れを調えました。
治療後に患者様が「とても足が軽い!ほら片足で立てる。」と喜んで頂きましたが、片足で立つのは程々にお願いしますね。
画像は当院で使用するネパール棒灸とびわの生葉です。比較で並べてある通常の棒灸に比べると太さの違いが良く分かりますね。