沖縄県は梅雨明けと言う事ですが関東地方は梅雨明けはまだ先の様です。
今年は治療院に除湿機を導入して乾いた空気を供給していますが昨日は気温も低く除湿機を使う前は湿度計は75%を指していました。
この様な天気の時は風寒湿の三邪が同時に体を襲い、「気血水」の流れが悪くなります。
このとき発生する病を東洋医学では庳(ひ)と呼び、湿による痛み痺れを「湿庳(ひ)」と呼びます。
東洋医学では、自然界には風・暑・火・湿・燥・寒の六つの気が存在するという考えがあり、これらが病気の原因に変化した時をそれぞれ風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪といいます。
その中の「湿邪」は自然界の湿という気が体内に侵入し病気の原因となります。
「湿邪」は陰性の邪気で体の下部を犯しやすく、重く停滞し陽気を損傷し「気」を阻害します。症状としては頭や体が重く、手足に倦怠感がでたり、湿邪が関節に滞ると痛みや腫れがおこります。
雨の日に関節が痛いと高齢の方が治療院にお見えになりますが、年齢が若くても「湿邪」の影響で関節が痛むことがあります。
昨日来院された患者さんは「湿庳」の典型的な症状でした。
頭が重怠く痛み、頸肩が凝り・手が痺れ・腰が痛く・冷え・脹脛が攣る等様々な症状を訴えられましたが、原因が「湿庳」であるならそれを取り除けば痛みなどの症状は改善されるわけです。
四診した結果「腎虚証」として治療する事とし「温補補腎」を治療方針としました。
治療方法は本治法は「積聚治療」を用い、補助治療としてお灸とビワの葉灸とネパール棒灸を使用しました。
治療前は冷たかった手足も、徐々に暖かくなりそれに伴い頭痛・頸凝り・肩凝り・腰痛も和らいできました。
今回は行気を促し痛庳を鎮めるため「四関穴」と虚労の治療ため「五華の灸」を使用しましたが。
治療を終えた患者様は「すっかり痛みが取れました。」と喜んで帰られました。
今年は治療院に除湿機を導入して乾いた空気を供給していますが昨日は気温も低く除湿機を使う前は湿度計は75%を指していました。
この様な天気の時は風寒湿の三邪が同時に体を襲い、「気血水」の流れが悪くなります。
このとき発生する病を東洋医学では庳(ひ)と呼び、湿による痛み痺れを「湿庳(ひ)」と呼びます。
東洋医学では、自然界には風・暑・火・湿・燥・寒の六つの気が存在するという考えがあり、これらが病気の原因に変化した時をそれぞれ風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪といいます。
その中の「湿邪」は自然界の湿という気が体内に侵入し病気の原因となります。
「湿邪」は陰性の邪気で体の下部を犯しやすく、重く停滞し陽気を損傷し「気」を阻害します。症状としては頭や体が重く、手足に倦怠感がでたり、湿邪が関節に滞ると痛みや腫れがおこります。
雨の日に関節が痛いと高齢の方が治療院にお見えになりますが、年齢が若くても「湿邪」の影響で関節が痛むことがあります。
昨日来院された患者さんは「湿庳」の典型的な症状でした。
頭が重怠く痛み、頸肩が凝り・手が痺れ・腰が痛く・冷え・脹脛が攣る等様々な症状を訴えられましたが、原因が「湿庳」であるならそれを取り除けば痛みなどの症状は改善されるわけです。
四診した結果「腎虚証」として治療する事とし「温補補腎」を治療方針としました。
治療方法は本治法は「積聚治療」を用い、補助治療としてお灸とビワの葉灸とネパール棒灸を使用しました。
治療前は冷たかった手足も、徐々に暖かくなりそれに伴い頭痛・頸凝り・肩凝り・腰痛も和らいできました。
今回は行気を促し痛庳を鎮めるため「四関穴」と虚労の治療ため「五華の灸」を使用しましたが。
治療を終えた患者様は「すっかり痛みが取れました。」と喜んで帰られました。