甲斐国一宮 浅間神社に参拝しました。
御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
地元では安産・子育ての神様として名高い神社です。
この神社は「あさま」神社と呼称します。
浅間神社の由来は垂仁天皇8年(639年)に現在の浅間神社がある場所から東南に約3キロ離れた神山(こうやま)の麓に祀られたのが始まりと言われています。
貞観7年(865年)清和天皇の時代に富士山の大噴火「貞観の大噴火(864~866年)を鎮めるために現在の地に遷座しました。
駿河の国側には「富士山本宮浅間大社」があったため甲斐国側にも浅間神社を建設して両方向から富士山を鎮めようお祀りしたそうです。
本来は鳥居をくぐると本殿が正面を向いている神社が多いですが、
この神社は噴火の被害を避けるため富士山が見えない場所に位置しており、さらに神様が正面から被害を受けないように本殿が富士山に対して90度横を向いているという特徴があります。
「浅間(あさま)」の語源については諸説あり、長野県の浅間山のように火山を意味するとされており、「あさま」は古称で、もう1つの呼称の「せんげん」は中世以降から用いられたとのことです。
二の鳥居
随身門から二の鳥居と一の鳥居が見えます。
手水舎
拝殿が参道に対して直角に建てられています。
石神(子持ち石)
甲州市勝沼町の「柏尾山大善寺」にお参りしてきました。
「ぶどう寺」として知られており寺伝によると養老二年(718年)行基により開創されました。
御本尊の薬師如来様が祀られている本堂(薬師堂)と厨子が国宝に指定されています。
お寺のパンフレットによると薬師堂は弘安九年(1286年)の刻銘があり、厨子は文和四年(1355年)の制作です。
大善寺の山門、手すりがあるので足の悪い方でもユックリと登れます。
楓の参道。
時期的に紅葉には早いようです。紅葉したら見事でしょう。
楽屋堂。中で休憩することが出来ます。
国宝の大善寺の本堂、ここに薬師如来様が祀られています。
来年が御開帳の予定と伺いました。
内陣の秘仏のお厨子の直ぐ近くで拝むことが出来ました。
須弥壇の鎌倉時代の日光菩薩像と月光菩薩像はとても優美でした。