茂原市ことぶき堂鍼灸院

茂原市で鍼灸治療院を営んでおります。
東洋医学や日常生活のあれこれを日々綴っています。

壽堂日記10月28日「電気式温灸器によるビワの葉温灸治療。」

2012-10-28 19:53:21 | 日記
本日も電気温灸器を使用したビワの葉温灸と鍼灸を組み合わせた疼痛緩和の治療。
寒くなると気血が滞り痛みが出ますが全体治療をした後にビワの葉温灸をすると痛みに良く効きます。

画像は治療の様子です温灸器を2台連結して使用しています。治療中はビワのエキス分の甘い香りがします。

今回は腰痛なので、その後に腰部に「こんにゃく」を使用したビワの葉温湿布をいたしました。とても温まります。


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壽堂日記10月27日「痛みに効く様々なビワの葉灸。」

2012-10-28 07:25:25 | 日記
当院では鍼灸とビワの葉灸を組み合わせた治療を多く行っております。

ビワの葉灸はがんの患者様の疼痛緩和治療の際には欠くことが出来ないですね。それで症状が改善するとお医者様は信じられないと言う顔をされます。痛みを改善することが生きる気力を回復させるかと言うことで、びわの葉灸ががんを治すと言うのとは少しニュアンスが異なりますが。

当院ではビワの生葉と棒灸を使用する場合は特別太いネパール棒灸を使いますが、濃厚なもぐさの精油成分とビワの葉の精油成分が渾然となりアロマ的効果を高めます。

当院ではビワの葉灸はがんの患者様だけでなく様々な症状の方に使用しています。腰痛・肩こり・生理痛・冷え性・不妊症・夜尿症・不眠症などなどです。いずれもビワの葉灸だけでなく鍼灸治療と組み合わせることで効果が相乗されます。

お灸は痕が残る、熱いと思われる方が多いのではと思いますが、当院ではビワの葉エキスを使用した電気温灸器による治療、こんにゃくを使用したビワの葉温湿布など、痕が残らない、熱くない治療法もご用意しております。

がんの痛みで苦しんでおられる方で鍼灸治療をお医者さんから止められている方は、刺さない鍼(てい鍼)とこんにゃくを使用したビワの葉温湿布がお勧めです、痕が残らず温湿熱でビワの生葉の成分が皮膚から浸透し優しく痛みを和らげてくれます。



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壽堂日記10月26日「ビワの生葉とこんにゃくを使用した温湿布。」

2012-10-26 18:02:29 | 日記
ことぶき堂鍼灸院では鍼灸とビワの葉温灸を併用した痛みの緩和ケアを行っています。

季節が冬に向かう中、気血の流れが悪くなり「冷え」による痛みがでることがあります。

当院ではビワの葉エキスを使用した電気温灸器やビワの生葉と棒灸を使用した治療など患者様の症状に合わせて治療しております。

今日は「冷え」が強い患者様に「こんにゃく」を使い「ビワの生葉」を使用した温湿布をいたしました。

こんにゃくを使用すると湿熱がじんわり患部を暖め、ビワの生葉の成分が皮膚から浸透して痛みを緩和します。

昔からこんにゃくを使用した「温湿布」は知られていましたが、とても気持ち良いと好評です。


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壽堂日記10月24日「潰瘍性大腸炎の医療講演会に行ってきました。」

2012-10-25 07:06:59 | 日記
潰瘍性大腸炎の医療講演会が開催されたので講演を聴きに行って来ました。
最新の情報を知ることが出来て本当に良い講演でした。

潰瘍性大腸炎は難病疾患とされており、特定疾患に指定されています。

難病疾患は130指定され、その中から特定疾患が56指定されていますが、56の内一番患者数が多いのが潰瘍性大腸炎であり、近年患者数が増えている疾患でもあります。

A元総理がその疾患であったことは良く知られています。画期的新薬「アサコール」で完治したと話題になりましたが、医学的には完治ではなく「寛解」であるらしい。

さらに「寛解」も二段階あり
「臨床的寛解」・・・・臨床症状が出ない状態
「粘膜的寛解」・・・・内視鏡で粘膜を診て異常が見られない状態
の二種類があるとのことでした。
A元総理が党首選に出るとき内視鏡の映像を見せても良いと言いましたが、思うに「粘膜的寛解」の状態にあるのではと考えます。

「アサコール」等の服用を継続することで「粘膜的寛解」の状態をいかに長く維持すると言うのが医学界の最新の流れであり、外国では公式ではないが「寛解」の状態を長く維持した結果完治した例もあるらしいのですが但しこのエビデンスは証明されていない。

私は治療家として「寛解」の状態を長く維持するために西洋医学に東洋医学的な考えに基づき鍼灸治療を併用することは有効であると考えます。


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壽堂日記10月23日「美容鍼の目で見える効果・眉間のしわ篇(治療後)」

2012-10-24 07:28:16 | 日記
治療後の眉間のしわの状態です。二本のしわが完全に消えているのがお分かりになると思います。この上からお化粧をすればさらに完璧ですね。

鍼でしわが消える理由は先日NHKのあさイチで「新美容医療塗るだけでシワ改善!?シミたるみも」中で、自らの血液成分を肌に注入、若い頃の肌の張りを取り戻す「しわ治療」の話しがありましたが、PRP(多血小板血しょう)注入療法の「肌細胞の活性化・再生」の理論に基づくしわ治療と言うのは美容鍼の理論と通じるところがあります。

北川毅先生の中医美容学の講座で「血小板の中に細胞増殖因子があり出血させることで肌細胞の活性化・再生の効果が促進される。」と習いました。

「PRP(多血小板血しょう)療法」による「しわの治療」は、みずからの血液から作ったPRP(多血小板血しょう)を、しわの気になる部分に注入、肌のハリが戻り、しわの改善がはかられる治療法です。

私の治療院では、しわやほうれい線の改善を目的とした施術では、非常に短い間隔でしわやほうれい線上に横刺による刺鍼を行い、表皮や真皮に微細な傷をつけることで、皮膚の修復作用を活性化させ、膠原繊維層の修復を促進し、「しわの治療」を行っています。
美容鍼による「しわの治療」は、鍼で微細な傷を付けるだけのため、出血も少なく、肌細胞の活性化・再生の理論により異物も注入しないので安全です。



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