21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■企業風土と企業文化

2022-09-24 | ●北條語録
🔵「楽観的に構想し,悲観的に計画し,楽観的に実行する」経営の偉人、故稲盛和夫さんの言葉である。 戦後日本の77年間を振り返えると、直近30年に及ぶコンピュータ社会の到来で、モノの発想と生産、流通の一連のネットワークなど市場の仕組みが全て変り、消費構造も一変した。国の経済の基盤は、モノづくりと消費経済に尽きる。その循環が常に良い形で拡大すれば、国は豊かに成長する。 🔵いまSDGs(継続的な企業の発展の取り組み)と言う壮大な施策が世界的に推進されている。世界経済好転のために生活者自体が物価や為替や株価や企業経営に格別の関心を持った方がいい。年寄りだから、主婦だから、学生だからと言って、世界で生活する限り経済を無視して生きていく事はできない。すべての国民は、経済人であり世界人である事を忘れてはならない。そのためにも日本経済を支える日本企業のことをよく知って欲しい。(Yama) . . . 本文を読む
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■知的な老い方

2022-09-17 | ●山田語録
🔵敬老の日は、日本生まれの公式の記念日である。戦後すぐの昭和22年に当時のお年寄りを敬老するために「年寄りの日」が提唱され昭和41年(1966年)国民の祝日になったという。爾来55年を経て、日本の社会情勢や時代背景や世代構成は一変した。高齢者が全人口の3割を占め、礼節を持って迎えられる事は良しとしても、高齢者時代の存在価値自体が改めて問われる時代になってきた。例えば高齢者世代の社会保障費用を若い世代が負担せざるを得ないとか、少子高齢化という異常な現象の中で、若い世代が高齢者世代を支援するという極めて難しい関係にある。今やその関係は、社会問題を超えて政治問題になりつつある。 利害得失の面からすれば個人的な関係は別として、社会的には敬老という関係はすでに失せていると見ていい。 🔵確かに年配者を敬う気風は、古くからの日本の良き伝統である。しかし移り変わる時代背景を見て政府が祝日のコンセプトをリニューアルしない限り、時代錯誤に陥ることになる。 逆に、「父と母の日」であるとか、または「知的な老い方」について提案する日であってもいい。どうあれ日本が再び活性化するきっかけに成ればいいと思うがどうだろう。(Yama) . . . 本文を読む
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■チェンマイ旅情

2022-09-09 | ●中西語録
🔵当時の事が昨日の事の様に思い出される。2000年秋、日本初の海外ロングステイセミナー(タイ国政府商務省とNPO.JTIRO共催)を大阪中之島の朝日ホールで開催した。新聞全ページ広告で予告した所、3日で定員の700人を超えた。その驚異的な勢いに主催する私たちの方が 驚いた。 目指すはタイのチェンマイ、何度となく体験ツアーが行われた。その結果ロングステイヤーは急速に伸びて瞬く間に1000人を越した。 3年後タクシン氏が首相に選ばれ、タイの観光行政のために観光庁を新設。東京と大阪に観光庁の出先機関ができた。 何度も来日した女性観光庁長官と激論を交わした。私達はロングステイを「観光ではなくシニアの生活滞在」として、チェンマイの伝統文化や生活環境の利点をPRすべきだと主張したが、タイ側はどこまでも観光的な視点で売り込もうとした。 🔵去る22年まえ、当時の定年後シニアにとって、定年後を夫婦で海外長期滞在する事は、憧れのライフスタイルだった。 米国、カナダ、ハワイ、豪州、タイ、マレーシアなどの中でも、タイは受け入れ条件が一番リーズなブルで、瞬く間にマレーシアと首位の座を競い合った。 2007年の団塊世代700万人の大量定年参入と、2010年から始まったスマホデジタルの普及によってロングスティ情報は殷賑を極めた。しかしタイの相次ぐ軍事クーデタや空港閉鎖テロ、 そして2011年のタイ南部大水害は、安寧を求めるロングスティヤーに大きな恐怖と打撃を与えた。当初ロングスティを始めた人は既に80歳を超える。 いまは衝動的なロングステイが影をひそめ、堅実で趣向性の強い海外通ロングステイが定着する。その要因には、チェンマイというタイ伝統文化都市の存在が大きい。(Yama) . . . 本文を読む
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■言葉選び

2022-09-04 | ●山田語録
🔵 (Yama) ●標題の絵画は東洋陶磁美術館(大阪)のフインランド展(2019年開催)より。 . . . 本文を読む
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■9月の歳時記

2022-09-01 | ●歳時記2)
🔵夏も終わりになると夜、急に涼しくなる。時に虫の声が秋の到来を告げる。 今年は、コロナパンデミックで何かと閉塞的な生活を余儀なくされた。それだけにコロナ解禁となれば、やりたい事は山ほどある。 私の小さな旅の定番は琵琶湖湖畔の 電車旅である。 🔵気が向いたとき大阪駅からJR東海道線にとびのる。 北側の席に陣取り、滋賀長浜辺りを折り返して車窓から秋の風情を楽しむ。 「小さな旅」の一齣と言っていい。 車窓から見る秋の比良山系の美しさは格別である、 麓に広がる琵琶湖と一面に広がる緑一面の稲田、 旧く江戸の画家たちが好んで絵にした大自然のパノラマが、静かに移り変わっていく。 いまのJRの車両は改良が進み、ほぼ直線の路線は静かそのもの。 移ろう四季の風情は、まさに平和の象徴と言っていい。 夕刻、大阪駅に降りたち駅中ホールの喫茶室でコーヒーを嗜む。たちどころに湖畔の田園風景が蘇って、心豊かに潤う。(Yama) . . . 本文を読む
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