21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2024.All rights reserved.●Since2008.
  

■インバウンドの行方

2020-06-29 | ●日本の旅(観光)
●外国人がいない京都八坂、外国人がいない大阪心斎橋、寂しくて絵にならない。商店は、どの店も最高のお化粧を施し、最新の商品を並べて遠来の客を待つ。だけど、たれ一人来ない。それはそうだ。国際空港の入り口を固く閉じているから。そんな日々が続いている。まさに豪華な街のセットの様だ。 根比べにも似て、ただひたすら待ち続ける。 在来の日本の顧客も、コロナで外出を控えているため、街の表情は一向に冴えない。日本のコロナ事情は、ようやく終息に向かいつつあるが、欧米がまだ収まらないから手の打ちようがない。本来なら、7月の東京オリンピックで、日本全国、4000万インバウンドの波に、歓喜していたはずだ。このショックの程は、余りにも大きすぎる。 4月から配り始めた国民給付金も、まだ半分しか届いていないという。日本はいい国だが、リスクに弱いしデジタルに弱いことを露呈した。 これでGDP世界第3位とは、解せない。国民の大半は、不安に襲われ、マスクをしては手洗いに追われている。にも拘らず国会は閉じて、議員は満額の夏季賞与にありつく。 なんと不条理な事か。腹立たしい。 インバウンドが、砂上の楼閣と化しても、黙っていろと言うのか。 こんな時こそ地元を代表する国会議員は、価値ある地域振興策を考えて、地元に提案して欲しい。だがそんな気配は、全くない。 役立たずの議員は、もういらない。 . . . 本文を読む
コメント

■自然回帰への足跡2)

2020-06-20 | ●商都大阪
🔵武漢コロナは、ようやく終息の気配だが、秋口からの再発が懸念される。敵の姿が見えないから、格別不気味である。対抗手段はといえば、今のところワクチンしかない。それが今年中か来年か目途が立たない。何はともあれ経済再興策が急がれるが、とりわけ武漢コロナをやっつける手段がないと、延期した東京オリンピックの開催があやぶまれる。この外敵に防御薬がないとすれば、天敵に等しい。ならば日本八百万(やおよろず)の神と、伝来の仏様にお願いして、武漢コロナ絶滅全国祈願を実行したらどうだろう。特別のよしみで、政府から電通に頼んで貰ったら。残された奥の手は神頼みだが、すがってみたい衝動にも駆られる。まずは日本国民の好運を信じたい。 . . . 本文を読む
コメント

■自然回帰への足跡 1)

2020-06-10 | ●令和新時代
●コロナ、コロナの毎日だった。この4ヶ月を振り返ると、さまざまな事が見えて来た。まず人生とは、自然や日常のリスクを、いかに制御して進むか。それともやむなく後退するか。そこから生まれた知恵や行動力が、人生の新しい歩みを創り出すということ。何よりも自力が一番、他力も大いに頼りになる事がわかってきた。 しかも、利他の心がけは、欠かせないことを痛感した。3密を避けて一人巣籠っていると、孤独が、いかに頼りにならないものか、よく解った。とりわけ社会の仕組みは、 思いのほか素晴らしい事にきずいた。まずは小さな自分を起点にして、社会を一望するか、地球規模の視点から、世界を全貌するか。コロナは、人間の視野の在り方まで教えてくれたような気がする。 . . . 本文を読む
コメント

■6月の歳時記

2020-06-03 | ●歳時記2)
●戦後75回目の夏が来た。折しも世界は武漢コロナとの対決のさ中にある。本来ならば、1ヶ月後に東京オリンピックを控え、日本も首都東京もその準備に、慌ただしく沸きたぎっていた事と思う。それがである。目に見えないウィルスの襲来で、一瞬にして、夢は大きくかき消され、いまだ先が見えない不安に翻弄されている。 いま思えば、今年の年頭、たれがこのような事を予測した人がいようか。 これが「油断」というものかもしれない。経済も景気も仕事も上り調子に運んでいる時、縁起でもない、悪い話など考えないのが人間の性である。 どちらにしても、感染症は決して避けられない事がわかって来た。対応の仕方で制御できる事。大流行の要因は、高速の移動ネットワークと高い人口密度である事もわかって来た。くしくも先人が述べたように、本来「人間は考える葦」なのだ。安閑と生きる事など無理な事が判っただけでも良かった。だから武漢コロナを、天地天命の神の使者だったと思いたい。 . . . 本文を読む
コメント