21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■有為変転

2021-05-28 | ●北條語録
●戦後、日本のシルバー・コロンビア計画と言われた海外ロングスティが脚光を浴びたのは、1990年後半である。その先陣を切ったのがマレーシアとタイだった。日本の高齢者のために海外渡航とロングスティを解禁、以来20年間以上にわたり、第1位マレーシア,第2位タイ、そのランキングはいささかも揺らぐ事はない。 ASEAN諸国は戦後、独立国のタイを除き、ほとんどの国が植民地から独立。新興国の中で一番抜け出したのがマレーシアだった。建国の父と言れたマハティール首相は、大の日本知己で常に日本をモデルにして 建国を勧めたという。最近のマレーシアは、コロナの新規感染者数が1日8000人を超え、全土ロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。今回は、戦後初の自動車生産のためのアジア市場開拓に取り組んだ企業人の物語である。(Yama)●標題の写真は、マレーシアの建国の父,マハティ―ル前首相。   . . . 本文を読む
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■Head Line News May.

2021-05-20 | ●Head Line News1)
⚫️オリンピックが目前にせまりつつある。しかしコロナ・ウイルスは、衰えを見せない。 戦禍の中で、たぐり寄せた先の東京オリンピックの感動を知るものにとって、今回のコロナ感染によるオリンピック中止説の台頭は、残念でならない。●国民自ら結束してコロナ終息に動き、オリンピック開催を目指すという心意気の程が見えてこない。みえるのは、暇つぶしに乗じた誹謗中傷ばかり。 野党含めて政治の怠慢もさることながら、国家観を見据えての対処や議論がない。現実わたし達が手にする平和が、何故ここにあるのかを推考し、アスリートフアーストの視点に立って、平和の象徴オリンピックの開催に諸手を挙げて欲しい。 国民的努力で、東京オリンピックの実況を世界の全家庭に送り届ける事が出来るなら、これほど素晴らしい事はない。有事のオリンピック成功物語として、必ず世界の歴史に残る事だろう。●この今を日本の危機と見るか、チャンスと見るかで発想と行動が違って来る。(Yama) . . . 本文を読む
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■タイ仏教の教え

2021-05-11 | ●北條語録
●日本では、古くから日本土着の神道と仏教信仰がうまく融合して、独自の信仰の体系をなしてきた。それを神仏混淆(しんぶつこんこう)という。 タイは国民の95%が仏教徒で、国王も仏教徒である事を憲法で定めている。日本の大乗佛教は中国から伝来したが、タイの仏教は、インドセイロン当たりから伝来したと伝えられている。因みにタイの男性の900人に1人が僧籍にあるという。まさに猛烈な佛教国と言っていい。日本とタイが、アジアの中で第2次世界大戦を含めて、常に同盟関係にあったのは、王制と併せて仏教国である事が大きく起因したと言われている。 ●ところが仏教国の中国と、うまくいかないのは何故だろう。やはり中国独自の政教分離いわゆる「グローバル、スタンダード」という思想にある。 この際、習金平主席にも北条語録(タイ仏教の教え「七慢」)をぜひお読みいただきたいと思う。(Yama) . . . 本文を読む
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■皐月の歳時記

2021-05-03 | ●歳時記2)
●第1回目のコロナパンデミック緊急宣言は、昨年4月だった。試みに昨年5月の歳時記を振り返つて見た。 驚いた事に、コロナの環境が全く変わっていない事に愕然とした。この1年間無為無策、一言でいえば「不作為の1年」だったという事になる。世界の多くの人たちがコロナに翻弄されたことになる。昔からナショナルリスクとは、よく聞かされてきたが、ウイールスによる被害が、こんなに強烈なパワーを持つとは思いの他だった。まだ戦いは終わっていない。戦いは不作為の渦中にある。その終焉は神のみぞ知る事なのか、そうは思いたくない。その確証のために、昨年5月歳時記の文面をもう一度ご覧いただきたい。 1日も早いワクチン接種で、物事全てが滞留して進まないこの窮地を何とかして挽回したい。そして4000万人を超える異国の人達で賑わう日本の観光地の賑わいを取り戻したい。(Yama) . . . 本文を読む
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