21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■記憶と忘却の相剋 1)

2023-05-25 | ●記憶と忘却の相剋
「人生の流儀」 🔵役員定年後、あるきっかけで取り組んだタイとの国際交流事業は1999年、日本政府の新しい社会奉仕の公的認証法人NPOの発足がきっかけだった。 当初は一人の発想で、骨格を固めながら外堀から埋めていった。 国際と文化というカテゴリーは、在職中から格別好きな仕事領域だった。 しばしば新しくできた大阪府のNPO所轄部へ足を運んで、NPO設立の 手続きなど知識習得に努めた。68歳の春だった。気分はルンルンの気概だった。 🔵多くの仲間の力添えを貰った。しかしその後の道筋の多くを覚えていない。嫌なことばかりか必要な事も忘れている。 その私も91歳、寄る年波で物忘れが激しい。折も折、美貌の脳科学者中野重子さんの著書を読んで、当時の行動の記憶を辿りながら記しておこうと考えた。その時時のドキュメントは、写真やブログに記してある。 当時の仕事を振り返ることで新しい発見が生まれる。脳の活性化にもなる。貴重な日タイ国際交流の記録でもある。そして新しい発見にもつながる。(無敵老人91歳、Yama) . . . 本文を読む
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■タイで家を建てた物語。

2023-05-17 | ●中西語録
🔵タイはいま総選挙たけなわ、従来の農村部と都市部の対抗に加えて、新たに若者層が台頭。大きく変わる予感がする。 🔵さて2000年にスタートした日タイ両国政府肝入りのタイ・ロングステイプロジェクトは、時の円高基調による格安で高質、常夏の異国生活を構想して、たちまち3000人を超す団塊世代を主体とした高齢者が、チェンマイでロングステイを開始した。 しかしその6年後、8年後、14年後の軍事クーデタや大政争が、平穏で暮らしやすい異国生活の夢を、ことごとくブレイクした。担当するタイ観光庁の人達も、弁解の言葉を持たなかった。🔵その後のタイロングステイは、大きく後退を余儀なくされたが、本当にタイを愛する人達に支えられて、20年後のアフターコロナのいま、復活の兆しが見えて来た。タイロングステイヤーの先立である中西さんが、生活の礎といえる住居を、チエンライに建てるという壮大な構想が実現した。私も長らくロングステイに拘わって来たが、初めて耳にする快挙だ。 今後のタイロングステイと日タイ国際交流の前進に期待したい。(91歳無敵老人・Yama) . . . 本文を読む
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■続、辞世の句(一休と利休)

2023-05-08 | ●北條語録
🔵「木枯や跡で芽をふけ川柳」(川柳の始祖、柄井川柳の辞世の句) 辞世の句とは,先人亡き後も,この人の仕事やことばが、後世に生き続けることを願って読まれるものと云われできた。 柳井川柳の辞世の句も、川柳とともに後世に語り継がれて、いまも廃れる事はない。 🔵いま少子高齢化で、老人が増え続けている。かつて年寄りは、可愛いお爺さん、おばあちゃんとも呼ばれて、子供同様可愛がられた時があった。 ところが、いつのまにか年寄りが高齢者になり、後期高齢者になり、下流老人と化し、最近では、おひとり様と呼ばれて、社会から疎んじられる存在になってしまった。 🔵昔の年寄りは偉かった。パソコンはなく、車もなく、テレビもなく、コンビニもなく、社会保障もなかった。しかし多くの偉人が傑出した。一休や子規や漱石など昔の偉人の辞世の句が、改めて注目を集める所以だ。 🔵そこでいまの高齢者は、すべからく早めに自分の遺言書(エンディング ノート)をしたため、死後、社会に迷惑が掛からぬよう、晩学に努めたらどうだろう。そんな高齢者の取り組みが、やがて知的な高齢社会を創りあげていく事になる。(91歳無敵老人Yama) ⚫️標題の写真は、一休寺の禅苑形式の方丈庭園。(一休寺など撮影は、Yama) . . . 本文を読む
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■5月歳時記&大阪の変貌

2023-05-02 | ●歳時記2)
🔵月日の足取りが早い。・ウクライナ戦争の1年経過、・日銀総裁の交代、・H3ロケット打ち上げ失敗・文化庁の京都移転、・岸田首相のウクライナ電撃訪問 あっという間の5ケ月だった。 G7広島サミットを目前にして、加盟国の担当相会合が日本各地で始まった。岸田総理は、G7サミットの最後の根回しのため、鋭意、世界の主要関係国を歴訪、日本の立場と主張を伝える。ご苦労な事だが、わざわざ出掛けての相手首脳との対面作戦は極めて効果的だ。国民の内閣支持率は、5割を回復した。 🔵ここ一番は、コロナパンデミックの終息である。5類へ移行が決まった。いよいよマスクなしのインバウンドが再開される。 既に4月には200万人近い外国人が来日。一挙に日本の消費経済に明るさが戻ってきた。この4年間、悪病神コロナは、日本や世界経済に大きな打撃を与え続けて来た。在宅勤務やズーム会合が常識になりつつあつたが、平常に戻るやコロナ時の在宅勤務が手抜きに思えて、従来の対面営業に戻ると言う。 🔵「仕事とは顧客創造である。常に顧客満足を創り、継続的に信頼関係を構築する事である」 やはり対面と対話、差別的で魅力的な商品サービスの提供が、日本生産、日本営業の真髄である。 コロナに乗じて市場拡大してきた人的大国中国を相手にする場合、 全てに手を抜かない「利他」と言う日本流顧客戦略が有利に作用する。 アフターコロナの平常に期待したい。 気配りに「今度」という言葉はない。(Yama)●標題の写真は、大阪市庁舎玄関を飾る市中デザイン学校生徒創作になる大阪市のシンボルプレート。 . . . 本文を読む
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