「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■日本の気概

2023-07-29 | ●令和新時代
🔵仏語に「自利と利他」と言う言葉がある。 自利とは、自己の修行により得た功徳を自分だけが受けとることをいい、利他とは,自己の利益のためでなく、他の人々の救済のために尽くすことを言う。 同じ仏教国の韓国大統領は、ひょっとすると、自国の暴挙をいいことしたまま 自利他利を標榜する日本をそんな立派な国に祀りあげて、そのうちに何とかなるとでも思っているのではないのかとおもわれるふしがある。 🔵 竹島といい北方4島といい、韓国とロシアは、勝手に日本から領土を奪っておきながら、日本の返還要求の甘さに乗じて、決して返そうとしない。厚かましいと言えばきりがない。 事によれば、日本の「専守防衛」「政経分離」の掟を見て、武力による反撃はないものと甘く見ての暴挙ではないかと思えてならない。 🔵旧い話だが、かつて安倍元総理は、あの強者プーチンと親交を重ね、ある時、故郷山口の伝統の名湯に招き、2人で岩風呂に入って歓談すると言うすごいことをやってのけた。北方4島返還の筋道を探ったと言う。 どう見てもいまの政界にそんな腹の座った政治家はいない。 政治家も政策も何もかも小粒で、期待が持てない。残念でならない。いま世界は、グローバルサウスの台頭で、大きく変わろうとしている。 全てが覇権ですむ話ではない。改めて日本の気概がもとめられる所以だ。(Yama) ⚫︎表題の写真、京都(醍醐)の名刹、醍醐寺の山門(撮影,Jtiro) . . . 本文を読む
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■老人は荒野を目指す。

2023-07-22 | ●中西語録
🔵「達人大観」「遠慮近憂」という古語がある。暫く日本を離れていると、日本の本当の良さが解ってくるという意味だ。 かって15年程前、海外ロングスティを目指す一人のシニアから、何事も客観で物事を見る目を養うには、海外暮らしが一番だと聞いた。そして、 哲学的な趣のあるロングスティヤーの話として、Jtiroのブログに紹介したことを思い出した。 🔵今回の中西語録は、その再来と言っていい。海外ロングステイの素晴らしい特性が、静かに静かに外地で根ずいていたのかと感慨深いものがある。まさに一過性的な観光旅行と異なる海外ロングスティの素晴らしい所以だ。タイ・ロングステイに栄光あれ。(Yama) ーーーーー「付記」●表題の写真(世界遺産タイ・スコータイ遺跡(撮影.Jtiro)⚫︎五木寛之氏肖像他(出所:JIJI)⚫︎タイ現地の映像(撮影:中西英樹)⚫︎法然院ほか日本の映像(撮影:Jtiro) . . . 本文を読む
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■海洋国家日本

2023-07-14 | ●日本の海
🔵「地政学的リスク」という現代用語がある。日本は、東に太平洋、西に東シナ海、北に日本海、南にも太平洋と国全体が大きな海に囲まれ、他国と陸続きで隣接しない。そのために国防上も地政学的にも、リスクが極めて低い。 わざわざ「海の日」が制定された所以は、希薄になりがちな日本の海の存在を、日本の国民に再認識してもらうためだと言う。 🔵かって日本の鎖国時代、15世紀半ばの大航海時代、遠く欧州のポルトガル、スペインなどは、遠洋航海で地中海貿易を独占。香辛料を求めてアジアへ進出、喜望峰からインド、マラッカ海峡を経てインドネシアへ、そして日本まで進出、紅茶や鉄砲という近代文明の所産を届けた。日本はこの海のお陰で一挙に文明開化した。 🔵その後の僅か200年の間に、世界は超近代化が進み、そこに思想を超えた大国の覇権が絡む。これはもう歴史学者が紐解く話ではなくなる。陸続きのウクライナ戦争の経緯を検証しながら、日本の海の存在価値を探るのも大いに意味があると思う。(Yama) . . . 本文を読む
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■鉄道弁当と伊豆の国,北條氏

2023-07-07 | ●北條語録
🔵いま暇な高齢者の間で、取り組みが盛んなのが「リカレント」(学び直し)である。 中でも人気の講座が「史学(日本史と世界史)」と「地政学」だと言う。 理由は、先行き極めて不透明な時代に、日本がいまどの様な環境に置かれているかを見る上で、世界の歴史を知る意義は大きいからだと言う。 🔵今をさる1000年前、車も電話もなにもない時代に、騎馬軍団だけをベースに統領のチンギス・ハンは、現在の極東の中国、ロシア、イランから中東のトルコ、東ヨーロッパに至る壮大な世界大国を築きあげた。 その大国が2度にわたり、大軍をもって高麗(今の韓国)経由で日本に攻め込むも、巨大台風に阻まれ鎌倉幕府軍に敗れた。元寇の乱である。 時の幕府の大将は、僅か18歳の宰相北條時宗である。天の運が時宗にあったとしか言いようがない。 🔵「歴史を学べば、世界が見えてくる」この言葉を教訓にして、バイデンさん、岸田サン、プーチンさん、これら世界の要人を垣間見ながら、 残された人生の毎日を、楽しく正しく過ごしていきたい。(Yama) . . . 本文を読む
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■夏の歳時記&観光日本

2023-07-01 | ●歳時記2)
🔵「卯の花の匂う、垣根にほととぎす、はやも来鳴きてしのび音漏らす、夏は来ぬ」(作詞、佐々木信綱)この昭和の夏の小学唱歌に思いを寄せる人は多いと思う。山開き、海開きがおわり、いよいよ日本列島に本格の夏が来る。🔵コロナパンデミックの終焉で、マスク姿がなくなり、街の至る所にインバウンドの外国人の姿が増えてきた。日経平均株価は、先月平均2300円高を記録、月次ベースで3万3000円を回復した。 消費が回復し経済が立ち直ると、景気が良くなる。景気が良くなると世の中に明るさが横溢する。4年ぶりの平常に戻りつつあると思う。 🔵コロナパンデミックの非常事で、「平常」がいかに素晴らしいかを学んだ。非常事を防ぐためには、平素からの防御や、社会の協調や協働がいかに大切かも体得した。人間社会では、物事の進化の中に潜む分断をなくし、非常事の解消を図っていくしか無いこともわかった。🔵悲観することはない、壮大な人類の歴史の歩みの中に生きていると思えばいい。「轍」「輪廻」「生々流転」「推移」「回帰」「流転」「足跡」「興亡」「輪廻転生」「変遷」など、さまざまな同意語の中に隠された日本人特有のデリカシーを何時までも大切にしたい。(Yama) . . . 本文を読む
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