「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■独眼慧眼

2022-11-04 | ●日本の新潮流
「好書好日」   🔵読書の秋。今年も秋の読書週間が始まった。しかしデジタル化の進展で、まず新聞が大きく後退し次いで雑誌や単行本が、衰退傾向にある。好書好日とは言えない今日この頃である。本や雑誌のことを出版文化というが、日本における本の歴史は古い。 梅竿忠夫博士によると8世紀に銅板印刷の経典があり、これが世界でも最も古い印刷物だと言う。 そして日本の出版文化は江戸時代に庶民化を果たし、18世紀には極めて精巧な木版画技法に到達したという。 17世紀の京都には70~80軒の出版書店があり、年間170点程の新刊書を刊行していたと言う。 そして江戸時代に開校した日本の寺子屋1万校には、木版印刷のテキストがあったという。 🔵いま私の手元に、1981年創刊の月刊「ダカーポ」(320円)(マガジンハウス刊)がある。 この本が若年層はもとより幅広い年代層に毎月数十万部売れたという。(ダカーポは2007年620号で休刊) 当時、出版文化の主役は雑誌と新聞だった。 利便性から今後、デジタル化がますます進むと思われるが、印刷された単行本や雑誌が、再び趨勢を取り戻す事を 願って止まない。(Yama) ●標題の写真は「大阪蔦屋書店の全景。本文の写真映像は、全てJtiroで撮影したもの。 . . . 本文を読む
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■極上の選択

2022-08-04 | ●日本の新潮流
🔵日本が鎖国を解いて開国してから154年が経つ。開国にまつわる明治維新 の寓話もさまざまながら、154年に及ぶ国の近代化の歴史の中で、日本ほど国情が千変万化した国は無いのではないのか。 日出る小さな東洋の駆け出しの国が世界の大国ロシア艦隊を破り、次いで 世界の超大国アメリカと真っ向勝負して4年間戦い抜き、世界初の原爆を見舞われてお手上げとなる。 それでも厳として国体を守り、戦後25年にして世界の経済大国に上りつめる。 これが77にまつわる戦前戦後の神話とも言える日本再生のストーリーである。 🔵敗戦後77年経ったいま、自国の存立の過程を知らないで、平和に安住している多くの日本の人たちにこの事を伝えたい。そして日本の子ども達にも伝承して欲しいと願っている。(Yama) . . . 本文を読む
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■源流を探る

2022-07-04 | ●日本の新潮流
🔵「初心忘するべからず」「原点回帰」「源流をたどる」 人生のうちで、なんどとなく聞かされたり聞き及んだ大切なフレーズである。何事も初めが肝心。 誰しも最初に取り組むときの異様なまでの緊張感、清新な心配り、これを初心と言い、その感動や感触をいつまでも大切にすると言う。 起業の成功者に聴くと「成功の要諦は、全て源流に在り」と答える。スタートアップ全盛の時代だが、いまも昔も変わらぬ成功の秘訣は、前抜きの姿勢と起業を決意したその源流にあるという。🔵起業が絶えない限り国の経済は栄え、国は滅びない。どこまでもその源流を大切にしたい。(Yama) . . . 本文を読む
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■京都大学3人の准教授

2020-08-28 | ●日本の新潮流
●コロナ不況で、世界経済の仕組みが大きく変わるという。その核心は、デジタル化とグローバル化だ。しかし世界の端末に位置する高齢者の私どもにとっては、なんとも動きずらく手の付けようがない。願わくばその本質をよく理解して、正しい路線を心から支援する事くらいだろう。何もしなくて駄弁を弄したり、わけなく反対するのはよくない。今回のコロナ感染症の病原を探る極めて高度な世界で、日夜格闘する研究者の事をテレビ報道で知つた。それが京都大学の宮沢准教授だった。そしてその肩書に違和感を覚え探ったところ、意外や意外、同じ京都大学の既知の准教授にたどり着いた。不思議な経緯を得て今回のブログが出来上がった。調べるうちに京都大学の准教授には、各研究分野で数多くの逸材が活躍されていることがわかった。ここから将来のノーベル賞候補も生まれるという。新しい事、特に有為な事を知るという事は楽しい。知見からしか知恵は生まれないというが、知見を得るためには努力しかない。准教授の人たちの研究成果を心から期待したい。(Yama) . . . 本文を読む
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