「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■チェンマイ慕情

2023-09-22 | ●古都チェンマイ
🟡「たちまちの秋」/彼岸前日の夕刻、慌ただしく外に飛び出したところ、一瞬、爽やかな涼気が、あらわな肌を駆け抜ける。「秋が来た!」 昨日まで、いつになく残暑厳しい9月と思いきや、忽ちにして秋の到来である。 しかし歳が行くと、心なしか「忽ち」が「やがて」に代わり、「なかなか」となり、記憶のスピードが落ちていく。 感性が鈍るのか、前のことを忘れて今の出来事に痛く感動する。老化現象とは言え、虚しく悲しい。 🟡「質秋立つ」/しかし季節は、決して老けることは無い。逆に進化を繰り返しているのかもしれない。毎年の事ながら、多くの人間や動物や自然を包含して生命を育む。とりわけ日本の秋は、偉大な大地の収穫の季節でもある。それは巡り来る四季の秋とは言え、「神の配剤」としか言いようがない。新たにめぐり来た日本の秋を、もう一度、検証してみてはどうだろう。(Yama) ●表題の写真は、チェンマイのホテルにおけるタイ伝統舞踊のショー、 . . . 本文を読む
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■タイの文化と格言

2023-09-15 | ●中西語録
🔵日本のインバウンドが好調だ。海外のベアー客をエスコートして、日本の食事や季節の味覚を嗜んで貰うユーチューバーの番組をよく見る。ほとんどの外人客が、日本のご飯や前菜や一汁や魚料理に絶賛の声を挙げる。 日本の米が、何故ここまで美味しいかと言えば、日本の四季(気候)「二十四節気」にあると言っていい。生命力を漲らせた大地の変化が、日本の米に美意識にも似た繊細な味わいを与えると言う。日本の伝統的食文化である和食が、2013年.ユネスコ無形文化遺産に登録された。 🔵戦中、戦後の貧しい時期、日本は、経済の復興と、米の生産が正常化するまで、米の統制配給制が続いた。その間、アメリカの食糧支援で、小学校の子供達に乾パンが支給された。しかし異国の食文化にはなかなか馴染まず、苦労した事を思い出す。 敗戦による食の貧困が、生活する上でいかに厳しかつた事か、すべての日本人は、思い知らされたと言う。だから日本のお米は、日本の平和の象徴と言っていい。「いつも月夜に米の飯」なに不自由ない満足な食生活を意味する日本の格言である。 但しタイ料理には、淡泊で長いタイ米がよく合う。「地産地消」とは上手く言ったモノだ。(Yama) . . . 本文を読む
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■大阪物語(続編)

2023-09-08 | ●北條語録
🔵2025年、待望の万国博が大阪で開催される。先の万博は、敗戦から立ち直ったわが国の現状や、関西経済の実力の程を広く世界にアピールする絶好の機会だった。 そしてこれを契機にして、この関西からナショナルやシャープや東レや任天堂など世界的企業が輩出し,世界世界経済を牽引した。 次のEXPOでは、新しいコンセプト「SGDs.持続可能な経済の開発目標を目指す新たな発想と努力」が求められている。 🔵古く大坂は、・飛鳥時代、聖徳太子の四天王寺建立から、 ・奈良時代の難波宮、・中世に於ける東洋のベニスと言われた堺の繁栄、 ・安土大阪時代の太閤秀吉による計画的な大阪の街づくりなどが、継続的にしかも計画的に行われて来た。その結果、江戸時代前期の商都大阪の地盤形成がなされたと言っていい。 武士の街の江戸の「政治」に対して、町人の大阪が、日本の経済をしたたかに主導した。 大阪人が、こよなく浪速の町人文化を誇りにする理由がここにある。(Yama)🔵表題の写真は「住吉大社の祭り神輿」(Jtiro) . . . 本文を読む
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■晩夏の歳時記(残暑見舞い)

2023-09-01 | ●歳時記2)
●黒髪を梳くや芙蓉の花の蔭(日野草城) ●物いへば唇寒し秋の風(芭蕉)●見つつ行け 旅に病むとも秋の不二(漱石) 🔴9月を「長月」という。その由来は夜長月(よながつき)を略したものとの説が有力だ。 いずれにせよ秋を迎えて山野のたたずまいが一変する。秋分の日をはさんで、先祖供養の行事「彼岸会」がある。 「十五夜」「十三夜」と月の美しさを愛でる絶好の時でもある。(Yama) . . . 本文を読む
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