●世界的なコロナの再燃が噂される。世界経済はどうなるのか。聞くところでは、中国は一国のみプラス成長を誇るという。世界の経済の仕組みは、どうなってるのか。
かって、10年前、中国がGDP3位で台頭し始めた頃、多くの中国通は、「中国は後、2,3年持たない」と豪語していたのを、忘れたのか。誤算では済まない中国の台頭ぶりである。 日本を追い抜き、謙虚であれば許せるが、このところの傲慢さは、いかがなものか。 改めて自由陣営が,政治、経済、、国防とも、性根を入れて、頑張らねばなるまい。切なるアピールを犬の遠吠えに終わらせてはなるまい。 . . . 本文を読む
●今の世の中、スマホをさし置いて情報を語れない。地下鉄に乗る。前の座席6人全員がスマホを見ている。その様子たるや、必要あってスマホを見ているのではなく
移動時の予定行動として、自然に手と目が動くという感じである。スマホの普及で、情報の形や質まで大きく変わって来た。新聞や雑誌が売れない。マスコミの危機だという。最近よく聞く言葉に「ググる」がある。俗に検索エンジンのGoogledeで検索することを言うらしい。語感は、「さぼる」に似た感じだが、今の若者は、
直感的に、新語を生み出す能力にたけていると言っていい。検索エンジンを使うと、ほぼ何事も教えてくれるし至って便利だ。スマホ効用の最大の要因と言えるだろう。最近知った事だが、スマホのカメラ性能が抜群にいい。画質では一眼に負けない。電話とカメラとパソコンとレコーダーの機能を一つにして、しかも、お好みのソフトで、楽しむことができるとなれば、情報革命どころの話ではない。スマホ情報によって市場が動き、GAFAの事例のように世界の企業の事情も変わってくる。若い人たちは、スマホから、当然のようにデジタル社会に溶け込んでいるが、年寄り世代はそうはいかない。そのようなスマホ普及現象で、極端な年齢的情報格差が生まれつつあるという。
今後その情報格差がどのように収斂するのか見てみたい。一長一端ありと思うだけに合掌連衡良しとみるが、デジタルの利便性が優先するだけに、難しい局面が予測される。
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🟢タイは、聞きしに勝る教育国である。聞くところでは、王国のためか、英国に原型を求めたという説もある。東南アジアでは、最も、歴史と格式と伝統が見て取れる。ASEANのなかで、大学制度が一番充実していると言っていい。
近年、世界のIT思考に先駆け、アジアでは、最もITの普及が先端だと言われる。勿論、工科分野の教育には、力が入る。いち早く自動車産業を取り込んだのも、やはり
伝統的な工業技能の素地があったのだろう。国民に教育の大切さを啓蒙したのは,名君のゆわれ高い前国王だという。いま、その国王亡き後、新しい国王になり、
学生デモが起こり。政体の改革は当然としても、王君の在り方について、タブーを破っての発言が相次ぐという。国王とはいえ、民を無視して独善とはいかない時代になって来た。世界の情報が、即座に到達する時代。上から下まで常に姿勢を正して、国家のために貢献するというパブリックな心掛けが不可欠だ。
公イコール神, 厳然とした民主国家のルールが、改めて見直される時だ。何をさておき国民の教育が活かされる政体の正常化が、当面の課題ではないか。(Yama) . . . 本文を読む
🟢コロナとの長い戦いが続く。顔の見えない戦いも、ようやく下火になりつつある。やっとの事で軸足を本来の経済の再生に向ける事になる。
苦しい中でスタートを切った新政権だが、評価は悪くない。菅首相は、早速ベトナムとインドネシヤに初の外遊に出かける。折からの米中貿易戦争のさなか
安全保障上の見地から、半導体、自動車、医薬品、通信などのサプライチェーンを中国から移行する計画が進みつつある。その移行先は、ASEANのタイ、ベトナム、インドネシアなどが見込まれる。正規の大仕事になるはずだ。企業もようやく動き始めた。しかし輸出の4割を占める中国をすぐさま敵に回すわけにはゆかぬ。清濁併せて、
いかにうまく立ち回るか。安部外交を継承した菅外交の真価が問われる。国益を賭して頑張っていただきたい。
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