🔵2022年もあと数日,混迷の1年が過ぎ去ろうとしている。今年年頭の総合情報機関の新年の予測はことごとく外れた。ここまで大きく外れたのは希有と言っていい。その全ての理由は、ロシアによるウクライナ戦争だった。(Yama)
. . . 本文を読む
🔵いま日本は、少子高齢化という難しい局面にある。しかも国連が定めた最高の「超高齢化率國28,9%」を上回る最高の部類に入る。
当然、国家的には高齢者の社会保障費が、年々増大し若年層負担が増える危惧が消えない。一方、出生数も年間80万人を割り込む。
そして日本の高齢層は、年々高齢化が進み百歳時代到来が囁かれる。🔵定年後の高齢者は、豊かな老後の生活をエンジョイするのが定年後のシナりオだったが、急激に変動する社会変革で本来の構想通りに物事が運ばなくなってきた。
しかも社友や学友といえども、80歳や90歳を超えて交流する人たちは少ない。なかでも家族と共生の家庭は、極めて恵まれている。
殆どが孤独な生活との戦いを強いられていると言っていい。本人の確たる自立意識が求められる所以だ。併せて孤独な高齢者をどのように暖かく共生していくか、今後の大きな社会課題と言っていい。
今回は定年後、新境地の海外ロングステイに挑戦したロングステイヤーの奮闘記をお届けしたい。(Yama)
. . . 本文を読む
🔵「老いて学べば、死して朽ちず」(佐藤一斎)、今回7回目となるW杯サッカー世界大会の日本チームの4戦は、多くの事を私どもに教えてくれた。素人の私も、何度となく深夜からの長丁場の試合をテレビで観戦した。僅か1点が、チームの命運を決める事を知った。
🔵W杯出場のチームは、いずれも世界的な精鋭揃いとは言え、スパースターが貴重な加点に貢献し、それによってチームは勝ち残っていく事。そしてサッカーの世界でも経済社会の「パレートの法則」(20:80の法則)と同様、著名なごく少数の選手によって殆どの選手が支えられている事を知った。そこまで理解が及ぶと、点が入りにくく冗長に見えたサッカーの競技が、実は深慮遠謀の極めて戦略的な競技である事。1対1の日本の伝統競技と異なり、極めて戦略的な集団競技である事、しかも日本武道の戦略の決め手「守、破、離」と同様のマインドが隠されている事も判ってきた。🔵W杯は,あと決勝戦を残すのみとなった。しかし世界は、ロシアによるウクライナ侵攻の渦中にあり「戦争と平和」「覇権と分断」の課題は先送りのままである。「スポーツは平和の象徴」と言われるだけに、戦争なき次のW杯サッカー世界大会が実現するよう期待して止まない。(Yama) ●(標題の画像提供は、「ニッポン放送」Thanks)
. . . 本文を読む
🔵悲願のW杯8強を目指す日本サッカーチームは、PK戦で華と散った。期待に明け暮れた1週間だった。 選ばれた選手の蹴り(キック)が、不幸にも相手方のキーパーに阻まれ、相手のゴール数に及ばなかつたために,便宜上,敗戦と決まった。そう思えばいい。サッカーについてズブの素人からすると、日本は「運」が悪かったとしか言いようがない。苦闘しただけに残念だが、この残念が次への挑戦に繋がる。
🔵世界では、カタール大会での日本の行為が大きな話題を呼んだ。
1つは「森保監督が敗戦後、日本の応援団席に向かって深々と頭を垂れて感謝の念を伝えた行為」
もう一つは「応援団の人たちが、試合終了後、観客席のゴミを隈なく集めて清掃して立ち去った行為」
いずれも大会史上初のもので、海外マスコミは、日本スポーツの武士道精神を想起して
「流石が日本」と絶賛した。🔵その動機と起因を考えてみた。世界になくて日本にあるもの、それは生活自然現象の「四季」である。
そこから来る「輪廻」の思潮、「物事はすべからく回り回って帰ってくる」この人生哲学にも似た思考が、大方の日本人の中に潜在する。
その輪廻の思潮が「当然のように発露して、公の行為になる」いわば、「自然への回帰とでも言える神がかった行為」それは、日本の経営哲学にもある「利他」の精神ともイコールする。FIFA世界大会は、私達に多くの事を教えてくれた。(Yama)
. . . 本文を読む
🔵「終わりだけを知って始まりを知らない日本人」これは日本の事をよく知る海外の人たちの警告でもある。確かに日本人は物事の始まりを知らない事が多いし、知ろうとしない。
今年の12月8日、日本は大東亜戦争の81回目の開戦記念日を迎えたが、そのことを詳しく伝える新聞やテレビなどのメディアは皆無だった。
🔵今を去る81年前の昭和16年(1941年)12月8日、日本は米国と英国に宣戦を布告しハワイの米国海軍基地を急襲、
太平洋戦争は始まった。その後3年8ヶ月に及ぶ戦いの末、断末魔のような憂き目にあい、脆くも敗戦する。
そして2度と戦争をしないと誓い、その後の平和が77年に及ぶ。
🔵しかしいま日本は、ソ連による北方4島、韓国による竹島の不法占拠問題、尖閣諸島への中国の不法侵入問題、米中の台湾
問題など、一蝕即発の危機の渦中にある。にも拘らず日本国民の危機意識は極めて鈍い。国防意識はなき
に等しい。多くの識者はこれを「平和ボケ」と揶揄してやまない。
しかも戦争の悲劇体験を持つ90歳以上の語り部世代が、遂に日本の総人口の2,1%を割つた。果たして日本は、世界の戦争傍観者のままでいいのか(Yama)
. . . 本文を読む
🔵12月のことを「師走」と書いて「しわす」と読む。 師走の「師」は、「僧侶」の意味、 普段は落ち着く師(僧侶)が、年末の仏事で走り回る事をさす。 12月は、企業にとっても年計最終章の月、「Plan.Do.See.」のSee. 最終章(エンデング)にあたる。日本語では、これを「総括」と言う。 🔵円安で苦労の多い経済界だが、前半マイナス、後半倍返しの勝と言う W杯サッカー日本の勝パターンが、今の経営環境に於ける終盤勝ち越しの 型とイコールする。 これがうまく纏まると「打ち上げでもやるか」と言う事になる。おおむね、こんな時は「出だしよければ、全てよし」で一年を締め括る事が出来る。そんな時は運も味方する。そして来年に向けて大きな夢が膨らむ。 🔵「文化は戦略に優る」といわれる。 世界経済は、いま世界を席巻する伝統的なサッカー文化に学ぶことが多い。 カタールの勢いが、来年の世界景気を押し上げてくれるよう期待したい。 (yama) . . . . 本文を読む