21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■Head Line News (23,03)

2023-03-28 | ●Head Line News1)
🔵山笑う ふるさとびとの誰彼に(憲吉)お彼岸もすぎ春まじか,川辺の桜はほぼ五分咲き、観光で訪れた外国人の姿が多くを数える。 学校は春休み、お役所は年度末,いずこも総決算月で1年の始末に忙しい。慌ただしい中にも日一日と春が近ずく。1年の中で,こんなに幸せを感じる時はない。 🔵日本の新年度予算が決まった。日銀総裁も決まった。文化庁の京都移転も終わった。子供庁も発足する。 岸田総理は念願のウクライナ訪問を果たし広島サミットに挑む。岸田内閣の支持率が回復した。国民が政府の脚を引っ張っていて、政治が進むはずはない。ウクライナ戦争以来,目が外に向きがちだったが、此処で国情に思いをいたし足元をしっかりと見つめ直したい。迫りくる台湾問題やアジアやASEAN諸国との関係をもう一度深く掘り下げたい。春4月、世界はこぞってビジネス新年を迎える。改めて皆さんと日本とアジアの最新データ(図説)を読み解きたい。(Yama) . . . 本文を読む
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■シニアの断捨離

2023-03-22 | ●シニアの生き方
🔵戦後78年になる。戦争の廃墟からスタートした割には、うまく行き過ぎた日本の現実がある。 それは、戦後昭和をゼロから構築した今は亡き先代世代のお陰と言っていい。 極く現実的には、朝鮮戦争景気など戦後すぐ経済再起の端緒となった国家的な運気が、この国の再興を大きく左右したと言っていい。 加えて吉田茂はじめ当時の政治家による政治外交主導により、米軍傘下での経済再興に国家予算を集約出来た事が、GDP世界第2位に 押し上げる成功要因になったことは否めない。 戦後ゼロからスタートした私どもの家計もお国の施策のお陰で購買力がつき、経済力も拡大してモノも毎月毎年増え続けた。 しかも古来からモノを大事にする国民性は、本来捨てる文化をもっていなかった。そこへ大量生産大量消費の現代的な消費文化が普及し、ますますものは増え続けた。 🔵そして途中で捨てる文化、リサイクルというメカニズムが生まれて来た。しかし古い世代は、いまだ新しい消費文化、リサイクル文化になじめずにいる。そこへ登場した新しい考え方が、日本古来の禅文化に由来する「断捨離」である。高齢者が長い人生を見直す事によって、禅の教え「空」に近ずく事が出来ないかという試みでもある。 虚ろに過ごす高齢者が多い中に、人生を考えて過ごす高齢者が増えるという事は、画期的な出来事と言っていい。 (Yama) . . . 本文を読む
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■高齢者は集団自決すべき!

2023-03-15 | ●中西語録
🔵海外ロングステイが台頭した2000年初頭、タイ王国の政府関係筋は、日本の団塊世代700万人の一斉定年を予測。いかに多くの日本のシニアを海外ロングステイヤーとして取り込むか、「華の2007年問題」と呼称して、その受け入れ準備に余念がなかった。  おりしも「失落園」の作家の渡辺淳一さんは 、集団退職が予定される団塊世代に対して、「従来の静かな定年シニアでなく、 活動的なプラチナ世代たれ。定年後は、お洒落で素敵なワルの不良熟年であって欲しい」と檄を飛ばした。 🔵だが経済界の要請で団塊世代の一斉定年は見送りとなり期待はずれに終わった。その時の女性タイ観光庁総裁の失望に包まれた横顔を忘れる事はない。あれから既に15年が経つ。2016年には、日本を代表する経済誌「週間ダイヤモンド」が、その特集号で 「日本の団塊世代は、戦争を知らない苦労知らずの逃げ切り世代」と揶揄して話題を集めた。 🔵その団塊世代全員が,75歳の高齢者入りする。そこで問題提起されたのが「2025年問題」である。その核心は、日本のシニア800万人が一斉に75歳の高齢者になるに当り、社会保障費の増大など新たな社会問題が危惧される。 これをどう克服するかが問われる。(Yama)ーーー●(表題の画像は、京都醍醐寺三宝院の仏像) . . . 本文を読む
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■台湾物語(続編)

2023-03-08 | ●北條語録
🔵戦後78年が経つ。世界の二極化が進むなか、英知による妥協で世界の平和が続いていた。 人々は、世界的大戦はもう起きないと信じていた。そこへ突如として覇権国ロシアが隣国ウクライナに侵攻。 これを契機にアジアでは、米中の台湾問題が急浮上、台湾がアジアの核心となった。 🔵「戦争に勝者無く,敗者しかいない」戦争に遭遇した国民は、勝敗問わず戦後の苦衷に苛まされ続ける。 因みに80年前の大東亜戦争では、軍人と民間人を含め310万人の日本人が亡くなり、多くの人々が家を失った。悲しみはいまも続く。戦争ほど無残なものは無い。しかも高齢化で戦争を知る日本人が総人口の2%を切った。そして時は、戦争の痛みまで忘却の彼方へ持ち去ろうとしている。しかも戦争は悉く忘れた頃にやってくる。 🔵作家城山三郎さんは著書「人生の流儀」で「時代に合わせて生きるのではなく、わが正しい生き方をしかと選び、根気よく歩み続ける。そうした骨太な人生に時代の方から頭を下げて歩み寄ってくる。」と語る。 何はともあれ台湾が安泰であって欲しい。(Yama)●(表題画像の提供、台湾観光庁) . . . 本文を読む
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■弥生の歳時記(早春譜)

2023-03-01 | ●歳時記2)
🔵雛祭る都はずれや桃の月(蕪村)、 春3月となれば、閉ざされた冬世界から一挙に視界が広がる。試みに3月の暦を紐解くと、春を告げる「啓蟄」は3月5日から19日頃とあり、「二十四節気」に由来するとある。 その「二十四節気」とは、4つの季節の立春、春分、夏至、冬至と、更にそれを6つに分けて1年を24に等分したもので、太陽が移動する天球上の黄道を24等分したものとイコールする。太陽の日長の変化や、地球に届く太陽の光量に関わる暦とされる所以で、極めて科学的、合理的に作られている。 しかも季節の訪れを一歩先んじて察知する事ができるため、農耕には昔も今も欠かす事のできない目安となっている。 🔵この「二十四節気は、古く紀元前の中国で生まれたとされ、現代のデジタル社会でも人々はその恩恵に浴し続けている。改めて人類の歴史と、深淵な英知に脱帽することしきりである。しかしその中国とは、何かと世界を分断して対立する悲しい現実がある。中国で生まれた素晴らしい太陽暦のもとで、世界共通の平和な生き方が出来ないものか願ってやまない。(yama) . . . 本文を読む
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