21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■戦後昭和の確証

2021-04-30 | ●山田語録
●戦後76年がたつ。当方は当年取って89歳、終戦時は、旧制中学2年生だった。戦争中は、苦しく無残な思い出が多い。戦後、社会人デビューするまでは今のように情報が身近にあるわけではなく、不安な毎日だった。何もかも覚えているわけではないが、大学受験で国鉄を乗り継いで東京まで12時間の初旅は、いまも忘れる事はない。窓から見た大阪の街、フラットで黒い焼け跡の町筋の向こうに2つ3つ大きなビルがあったのを覚えている。 それから70年以上たつ、いまの大阪は、御堂筋を挟んで高層ビルが林立し、昔の面影はない。物質の世界は、人間の苦悩までも飲み込んで、忘却へ 誘う。人間がモノの利便を手にするために、あらぬ戦いを挑む気持ちが、やっとわかって来た。理由が判れば、それを阻止する方法も確かなものになる。 いま思えば、日本の戦後昭和の歩みは、その平和を求め続けるための一里塚だったのかもしれない。(Yama) . . . 本文を読む
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■置酒歓語

2021-04-22 | ●北條語録
●風光る春。地球世界は、コロナバンデミックで喧騒を極める。しかし大自然には春の彩りが漂う。考えるにウィールスの大襲来は、利便や利得のために自然を冒瀆した人類に対する神のお仕置きではないのか。花を愛でて美酒を傾け、人生に深い思いを巡らす。そんな美しい自然社会が一日も早く訪れるよう心から神に祈りを捧げたい。 改めて大自然の神々に乾杯。(Yama ) ●標題の写真は「京の舞妓」提供:京阪電車。 . . . 本文を読む
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■心技体

2021-04-15 | ●松本語録
⚫️政府は、「こども庁」の発足を決めた。少子化の時代に先駆け、こどもに関する省庁の縦割り行政をなくし、こども庁に一本化する。そして様々な弊害をなくし、 迅速な政策効果を期待して,来るべき未来世界に対応すると言う。 少子化による人口問題が、国力を阻む大問題だけに、今後の成果に期待したい。改めて「こどもは国の宝」を明確に打ち出して欲しい。 いま国も企業も「サスティナブル」、いわゆる継続可能な施策と活動が、最大の命題といえる。ならば、その核心はといえば、優れた後進の育成という事になる。古い格言に「ローマは1日にしてならず」とある。これにはサティスナブル、長丁場の対処や投資が欠かせない。国も企業もスポーツでも、後継のための人材育成を怠ると一挙に後退し滅びる。 これを思慮深く継続的に実行した国や企業やチームが勝つ。ショートカットなどあり得ない。 松本語録は、まさしくその実証を物語っている。(Yama) . . . 本文を読む
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■苦難の異国経営

2021-04-08 | ●北條語録
●タイには、7万人を超える日本人が住む。米国や中国に次いで4番目の在留邦人数である。その殆どが、タイへ進出した日本企業の人達で、日本やアジアの経済を担う先兵的な役割を果たしてきた。 タイは、いまアジア有数の自動車生産國として、年間200万台近い車を生産し、近隣諸国にも輸出する。その足掛かりを作ったのも 日本の企業と言っていい。まさに国境を超えての生産協働が続く。 自動車の自国生産を始めるとなると、関連部品を含めて数千の部品メーカーの協力が必要という。 現地の人たちを養成しながら、慣れない異国で、大きなプロジェクトを成し遂げるには、言葉では言い尽くせない苦労が あるという。このエッセイは、約20年前、タイの自動車生産のブラットホーム造りを担った前の住友電工タイ社長、北条俊彦さんの奮闘記である。 (Yama) . . . 本文を読む
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■令和の春

2021-04-02 | ●歳時記2)
●戦後76年目の春である。この間一度も戦火に見舞われる事なく、ここまで来たことは本当に嬉しい。  何しろ戦後、戦争の無かった国は、世界132国中わずか8ケ國しかない。昨今の日本は、コロナに明け暮れる毎日だが、 コロナ以上に戦争が、人類最大の大敵である事を片時も忘れてはなるまい。日本が敗戦したのを契機に、その弱みをついて隣国韓国は、 我が竹島を勝手に我が物にした。それでも自衛隊は、自衛権を行使して取り返しにいけないと言う。不条理ではないか。国連も米国も、両国間で話し合えと言う。調停もしない、 関わりたくないと見える。 世界も国連も法治でガッチリ守られているかに見えるが、一歩、国境を跨ぐと怨念と憶測と不条理の世界に一変する。 海上を通じて物を売り買いし、飛行機を飛ばして観光客をおくりこむが、横取りした島は返さない。果たしてこんな事が許されていいのか、その後、誰も抗議の手を上げない。日本人は、いつからこんなに、お人好しになったのか。よく話題にのぼる日本人の平和ボケも、そんなところから出てくる話ではないのか。アフターコロナをひかえて、もういちど私たち日本人の在り方を検証しようではないか。(Yama)●表題の写真は京都、宇治川河畔の桜、 . . . 本文を読む
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