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■老後対策,真っ盛り

2023-10-15 | ●中西語録
🔵昨年,卒寿を迎えたが、宗教には全く関心がない。 にも拘らず、しばしば京都や奈良の仏寺を訪ねる。昨年だけでも30寺を越した。特に仏寺建立の由来や、その歴史的な背景に興味を持つ。いまインバウンドで遠く欧米から日本を訪れる外人観光客には、日本のお寺や神社に興味を持つ人が多い。 このところ由緒ある本山の高野山や仁和寺など、塔頭にある外国人向けの宿坊が、連日満杯だと言う。 その理由を探ると、日本のお寺の森厳なたたずまいがもたらす、心揺さぶられる雰囲気がたまらないと言う。 また日本の至る所で出会う日本人の「暖かい配慮」に対して、日本の社会がもたらす「伝統的な国民性と優しい心ずかい」を讃える。🔵しかし現実の日本社会では、高齢者の老害が後を絶たない。 あの良寛和尚は、その老人の歪んだ所作を「耐え難きもの」として、本来「人のあるべき心づけ」について諭した。 そして、あの道元和尚も著書「正法眼蔵自証三昧」で、老人の「愛想なき心ゆきと言葉」について、厳しく諭した。 「ものを考えながら生きていくと言う事は、美しく老いるための最大の条件だね」(作家、伊藤肇氏談) 元気で正しく歳をとると言う事は、頗るいい事だとわかって来た。(Yama)  ●表題の写真は、皇室ゆかりの京都北山の名刹,泉涌寺の庭池(撮影Jtiro) . . . 本文を読む
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