MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

白妙菊(しろたえぎく)

2013年12月28日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キオン属の白妙菊(しろたえぎく)である。散歩の途中、とあるところで、之は一見、花と見間違いそうに艶やかに生えているのを見つけたのであった。それは、この白妙菊が、葉と茎が、白い綿毛でおおわれていて恰も花のようだったからである。白い綿毛に覆われている様は、まさに銀色に覆われた花のように美しかったからでもある。ともすれば花の乏しい此の季節、之は貴重な植物と言うことが出来よう。


白妙菊(しろたえぎく)・菊(きく)科。
・学名 Senecio cineraria
   Senecio : キオン属
   cineraria : シネラリア
   (これとは別にシネラリア
    という花があります)

 Senecio(セネシオ)は、
 ラテン語の
 「senex(老人)」が語源。
 この種の植物に、
 灰白色または白色の
 冠毛があることから。
 
・葉と茎が、白い綿毛で
 おおわれているのが特徴。
 6月頃、
 その先端に黄色の花をつける。
・花壇の縁取りなどで
 よく見かける。

・別名「ダスティーミラー」

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:カトレア     花言葉:優雅な人

  今日の一首:羽衣を纏う天女のおもかげにカトレアの花守られて咲く  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

寒椿(かんつばき)

2013年12月28日 | Weblog
これは、椿(つばき)科、ツバキ(カメリア)属の寒椿(かんつばき)の花である。この寒椿(かんつばき)は、山茶花の花が終わった後、盛んに賑わいを見せている花のようである。山茶花とは、葉っぱも花も開花時期もほぼ同じであって、なかなか見分けがつかないというが、開花時期が少し違うようである。ともあれ、散歩の道すがら、至るところで此の寒椿が一番目立つ花の一つである。


寒椿(かんつばき)・椿(つばき)科。
・学名 Camellia sasanqua
    cv. Fujikoana
   Camellia : ツバキ(カメリア)属
   sasanqua : サザンカ

 Camellia は、
 17世紀のチェコスロバキアの
 宣教師「Kamell カメル」さんの
 名にちなむ。
 
・開花時期は、11/25 ~ 翌 2/10頃。
・濃い紅色が鮮やか。八重咲き。
・花びらは1枚ずつ散る。
・公害に強い。
 道路と歩道の間の植え込みなどに
 よく植えられる。

・山茶花とは、
 葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
 なかなか見分けがつかない。
   (学名的にもほとんど同じ)

 【寒椿】枝が横方向に伸びるので
   背丈が高くならない。
   せいぜい高さ1mぐらい。
   ただし、
   「獅子頭(ししがしら)または
    立寒椿(たちかんつばき)」
   と呼ばれる品種は
   背丈が高くなるので、
   山茶花と区別がつきにくい。
   (この品種は寒椿でなく
    山茶花の一種として
    紹介されることもある)
  ・花びらの数は多く、14枚以上。
  ・花びらはあまり
   しわしわにならない。

 【山茶花(さざんか)】
  ・背が高い。
  ・花びらの数は少なく、
   5~10枚。 
   (ただし数の多い品種も
    あるようだ)
  ・花びらは
   しわしわになるものが多い。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ロウバイ   花言葉:慈愛心、思いやり

  今日の一首:ロウバイの甘く香れる玄関に御用納めの夕べ靴ぬぐ  鳥海昭子
  
  (NHKラジオ深夜便から引用)