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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

冬珊瑚(ふゆさんご)

2013年12月07日 | Weblog
今日は何の日、12月8日
対米英開戦記念日(太平洋戦争開戦記念日)
1941(昭和16)年12月8日午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6箇月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した。


これは、茄子(なす)科、ナス属の冬珊瑚(ふゆさんご)という実である。このネーミングは、夏から冬まで実を付けているから冬珊瑚というのだそうだ。この冬の寒い時季の叶った旨い言い方もあるものだと感心した次第である。冬珊瑚の実は、色んな色に変化するというが、この写真の物は余り変わり映えしないようである。驚くのは、綺麗な姿形とは想像もつかないが、実には、毒があって食べられないということである。



冬珊瑚(ふゆさんご)・茄子(なす)科。
・学名 Solanum pseudo-capsicum
   Solanum : ナス属
   pseudo-capsicum :トウガラシに似た
 Solanum(ソラナム)は、
 ラテン古名の
 「solamen(安静)」が語源。
 この属の植物に
 鎮痛作用を持つものが
 あることから。
 
・ブラジル原産。明治中期に渡来。

・夏から冬にかけて
 鮮やかな色の丸い実を
 いっぱいつけるので、
 その姿を珊瑚に見立て、
 時期と合わせて
 「冬珊瑚」という名前に
 なったとのこと。

 実の色の遷移がおもしろく、
 花を咲かせたあとで
 緑色の実になり、
 それが「緑 → 黄 → 橙」の順で
 色づく。
 いろんな段階の色の実が同居して
 緑色の実、黄色の実、橙色の実が
 ほぼ同時に楽しめる。

・実はきれいだが毒があるらしく、
 食用にはならない。
・寒さに強い。

・別名 「ビッグボーイ」
 「クリスマスチェリー」
 「玉珊瑚(たまさんご)」
   いずれも、実の形からの
   命名のようだ。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:チャ    花言葉:追憶

  今日の一句:茶の花のわづかに黄なる夕べかな              蕪村

  今日の一首:ほっこらと茶の花咲けり追憶のうらうらとして小春日のなか  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)