MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

皐月(さつき)

2013年12月22日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、ツツジ属の皐月(さつき)という花である。この花は、五月ごろに咲くので五月といういう言い方、ネーミングであるようだ。にも拘わらず、何故、此処に皐月(さつき)を取り上げたかというと、この寒空の中、かくも綺麗に咲いていたからである。云わば狂い咲きというところかもしれないが、珍しい現象だと思う。



皐月(さつき)・躑躅(つつじ)科。
・学名 Rhododendron indicum
   Rhododendron : ツツジ属
   indicum : インドの
 Rhododendron
 (ロードデンドロン)は、
 ギリシャ語の
 「rhodon(バラ)
  + dendron(樹木)」が語源。
 
・開花時期は、 5/10 ~ 6/20頃。
・旧暦の皐月(5月)の頃に
 咲くことから命名。
 「皐月躑躅(さつきつつじ)」を
 省略したもの。つつじの一種。

・「杜鵑花」とも書く。
 杜鵑花(ほととぎす)が鳴く頃に
 咲く花であることから。

・他の「大紫躑躅」などの躑躅と
 よく似ているが
 開花が5月中旬以降、
 と遅いので区別できる。
 (躑躅が咲き終わった
  頃から咲き始める)。
 花の形は
 久留米躑躅によく似ている。

 (開花時期)
   久留米躑躅
    4月中旬~5月上旬
   大紫躑躅
    4月下旬~5月上旬
   皐月
    5月中旬~6月中旬

・葉っぱは小さく固い。
・いろいろ種類がある。
 ピンクのものが多い。
・ふつうのつつじは湿気を嫌うが、
 皐月は、湿気は問題ないようだ。

・5月12日の誕生花(皐月)
・花言葉は「協力を得られる」(皐月)

・「石に植えて
  さつきの花の 咲きにけり」 村上鬼城(むらかみきじょう)

 「庭石を
  抱いてさつきの 盛りかな」 三宅嘯山(みやけしょうざん)

  (季節の花300から引用)

   今日の誕生日の花、ユズ   花言葉:健康美

  今日の一句:吾子はをみな柚子湯の柚子を胸に抱き  山口青邨

  今日の一首;さわやかな香り立ちたるユズの湯に幼き子らの湯を飛ばしいき  鳥海昭子   

  (NHKラジオ深夜便から引用)


鬼柚子

2013年12月22日 | Weblog
今日は、12月22日、今日は冬至である。冬至には、何故、南瓜と柚子湯なのか、詳しいことは分からないが、そういう習わしが一般的のようである。
そこで、柚子湯に恰好な一品を此処に紹介したい。それは、先にも紹介したこともある鬼柚子である。前回は、観賞用に使われる事の方が多い果物のようであると記したが、最近解ったのは、柚子湯が一番だということがわかったのである。写真の鬼柚子は、新たに出会ったもので、鈴なりになっている様は、まさに圧倒的であった。

前回の記事を参考まで)




これは、カン科、ミカン属、のブンタン類の鬼柚子(おにゆず)である。名前は、一応、「鬼柚子」となっていますが、鬼柚子、或いは獅子柚子といって言っているが余りよく分からないようである。一応、これはブンタンの亜種にあたるらしい。これは、中国が原産で奈良時代に日本に入ってきたとされているようである。小生の散歩エリアには、この柚子が二本あったが、今年は、何故か一本だけになってしまったようだ。
獅子や鬼は、邪悪なものを排除するというから、縁起物かも

この鬼柚子(おにゆず)は、その姿かたちはまさに「獅子」のような顔をしているが、これは、前述のようにユズではなくブンタンの仲間。これは、ユズのような強い香りも無く、ほのかに柑橘類の香りがするだけ。とても大きな実で、直径20cm前後、皮が非常に厚く、中のサジョウはグレープフルーツ程の大きさである。

物の本によれば、ジャムにすると美味しいという話もあるが、正直、余り美味しくないので、飾り物にしかならないという。だから、ダイダイのように正月に玄関などに飾ったりするのに使われるなど、食用と言うより観賞用に使われる事の方が多い果物のようである。

  今日の誕生日の花:ポインセチア   花言葉:博愛、祝福

  今日の一句:待つといふ静寂をポインセチアの灯   上田日差子

  今日の一首:ポインセチアの赤より赤い服を着て花屋の小女の笑顔よろしき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)