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夏椿(なつつばき)の紅葉

2013年11月02日 | Weblog
今日は、11月3日。"文化の日(National Culture Day)"
1946(昭和21)年、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948(昭和23)年公布・制定の祝日法で「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められた。(戦前は、明治天皇の誕生日であることから、「明治節」という祝日だった)


この紅葉した樹は、椿(つばき)科、ナツツバキ属の夏椿(なつつばき)という樹である。小生が何時も散歩するエリアには、この夏椿を5.6本見かけるが、すべて紅葉する訳ではなさそうである。この夏椿の紅葉が、一般的かどうか「夏椿の紅葉」で検索してみたところ、初冬に夏椿が紅葉したという記事があった。ということは、「夏椿の紅葉」は何処にでも存在しているようである。惜しむらくは、夏椿(なつつばき)の紅葉が あまり知られていないことである。


夏椿(なつつばき)・椿(つばき)科。
・学名  Stewartia
  pseudo-camellia
   Stewartia : ナツツバキ属
   pseudo-camellia : ツバキに似た
 Stewartia (スチュワーティア)は、
 18世紀のイギリスの
 「Stuart(Stewart) さん」の名前にちなむ

・開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。
 「椿」の名だが、
 梅雨の頃に開花する。
・すっきりした白色のきれいな花。
 5枚の花びらの縁(ふち)には、
 こまかいギザギザあり。

・花の形が椿によく似ていて、
 夏に開花することから「夏椿」。
・幹はすべすべしている。

・お寺によく植えられている。

・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」
 と呼ばれることもあるが、
 お釈迦(しゃか)様が
 亡くなったときに
 近くに生えていたことで有名な
 「沙羅双樹」は、
 全く別の熱帯樹のこと。
 「沙羅双樹」は
 日本の風土では育たない。

 では、なぜ夏椿が
 この「沙羅双樹」に
 間違われたのか・・・。
 昔、ある僧侶が、
 「仏教にゆかりのある沙羅双樹の
  樹は、日本にもきっとあるはず」と、
 山に入っていろいろ探したところ、
 夏椿の木を見て
 「これが沙羅双樹だ♪」
 と思い込み、それを広めたため、
 との説がある。
 (ちなみに、釈迦が悟りを
  開いたことで有名な木は 
  「インド菩提樹」)

・別名 「沙羅の木」(しゃらのき)。
   沙羅双樹とまちがえたため
   この別名がついた。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:キク    花言葉:私は愛する

  今日の一首:公園に菊花展あり白菊の大輪匂うきょう文化の日  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)