世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

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小女の話

2015-01-16 07:07:30 | 冬の日差し・夏の月

別館の掲示板で彼が話したことがありますが、人間の女性の中には、人から美を盗んで美人に化け、若くて美しい時だけ人生を生きて、容貌が衰えてきたらすぐ人生を降りて他の霊に投げてしまうという生き方ばかりをしてきた女性がいます。

結婚生活で苦労をしたこともない。育児や老親の世話で苦労をしたこともない。そんな苦労がやってくる前の、男の人にちやほやされて、恋に遊べる若い時だけを生きていく。そんな彼女らは、普通の女性ができることがまだ何もできません。苦労を味わったことなどほとんどないので、人の痛みもわからず、幼稚でわがままで、とても手におえないお馬鹿さんなのです。

彼女らをわたしは、小女(こおんな)と呼びます。彼女らは女性ではありますが、女性ではありません。

女性というのは、女性の苦労を十分に味わい、心の優しさのひだが深く柔らかくなり、勉強を積んで、女性としての使命と特質を十分に理解できていて、みんなのために美しい愛を紡ぐことができる。そういう女性のことを言うのです。

まだほとんど何も苦労をしたことのない小女は、愛もやさしさもまだ十分に育っていなくて、自分を得させることばかり考えていて、自分よりいい女性に嫉妬ばかりしていて、素敵な男性がくると、目の色が変わります。女性としてやらねばならないことはまだ何もできないのに、恋には贅沢を言う。ああ、ため息がでますね。

でも、こういう小女という存在ができてしまったのは、男性のせいなのです。遠い昔、男性は女性が欲しいばっかりに、女性を陥れて、女性に悪いことをさせ、その女性を馬鹿な女性にしてしまったのです。馬鹿な女性だったら、簡単にセックスができると、彼らは考えたのです。

女性は自分が悪いことをして馬鹿になってしまったのがつらくて、自分を馬鹿にした馬鹿な男によってきては、自分を美人にしろ、人生で良い目を見させろと、要求をつきつけ、そして自分が若くて美人でもてもてでいい気になっていられる間しか、人生を生きなくなってしまったのです。

本来なら彼女らも、女性としての勉強をし、だんだんと愛のひだを深くして、立派な女性へと成長していくはずでした。ですがそれを、馬鹿な男がゆがめてしまい、まるで何もできない馬鹿な小女にしてしまったのです。

こんな女性たちを、どうやって立ち直らせ、勉強させて、一人前の女性に育てていくかが、
人類の大きな課題の一つなのです。

これ以上厳しいことは、わたしは言いません。ですが女性のみなさん。もう嘘と盗みで美人になることはできなくなります。美女という存在自体がいなくなるからです。人生を遊びのためだけに使うのはもうやめましょう。そろそろ、本格的な勉強に入りましょう。また男性たちも、彼女らの存在が痛いからと言って逃げてはなりません。かのじょらの再教育のために、できる努力は何でもしてください。その責任が自分たちにはあると思ってください。

つらいから、いたいから、いやだから、と言って、自分の人生から逃げることは、もうできなくなるんですよ。どんなにつらくても、自分の人生は自分で、最後まで生きましょう。



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