己に克ちて礼に復るを仁と為す
おのれにうちかちてれいにかえるをじんとなす
(論語)
自分の弱い心に打ち勝ち、人間として正しいことをしていきなさい。それが愛というものです。
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もしあなたの片手または片足が、罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。両手、両足がそろったままで、永遠の火に投げ込まれるよりは、片手、片足になって命に入る方がよい。
(マタイによる福音書)
自分の好きなようにするということが、たくさんの人を傷つけるということがわかっていたら、自分の手足をもぎとるように、そのよくない心をちぎり捨てなさい。それで自分は苦しくなっても、結果的には間違ったことをしなかったということの方が、人を傷つけて自分の人生が狂うよりは幸せなのです。