上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

草むらの掃除屋さん。

2012-07-16 18:05:11 | ムシムシ大行進
今日は言葉にならないほど暑い一日になりました。
前橋、熊谷とも36℃。
僕の車の外気計は39℃を示していました。
直射日光下では知らずに筋肉に力が入っていたのでしょう。
冷房の聞いた店内に入ったとたん、力が抜けて体が軽くなると言う経験をしました。

今日も暑さの本番前に利根川へ(今日の写真はちょっと苦手な人が多いかもしれません。ここから先は自己責任でお願いします。)

利根川ベリを歩いていて下を見る。
この時季、ミミズなどが干からびていることが多い。
正直に言えば、あまり気味のいいものではない。

今日もそんな様子に行き当たる。



ミミズに三葉虫のような虫がかぶりついている。
多分、シデムシのなかまの幼虫。
こういうのって見ていてあまり気分のいいものではないけれど、彼らの働きは自然界の中でとても大切。
不快害虫とくくってしまうのは簡単だけれど、彼らがこうやって片付けてくれないと、草むらや林の中はあっという間に死骸だらけになってしまう。

横から見てみる。


それにしても、不思議な形をしている。
翅がないから確かに幼虫なんだろうけれど、鎧をまとったようで随分硬そうな体をしている。
カブトムシやクワガタ、カミキリムシの幼虫はとてもやわらかいのに。



昆虫だから脚が6本、胸から生えている。
随分前にあるから、腹は引き摺ることになるのだろうか?


更に暫く歩くと今度は成虫に遭遇(種類は違うかも)。



かぶりついているのはイモムシ、だろうか?



成虫の触覚は随分と立派。
そういえばシデムシって、漢字で書くと、「死出虫」らしい。
死骸があると出てくるから。
死骸を埋めてしまうから「埋葬虫」と書くこともあるとか。
「不快害虫」と呼ばれながらも、環境を整えている彼らに本当は感謝しなくてはいけないのでしょうね。

今日はちょっとアレな写真ばかりだったので、ちょっとはかわいい写真を。



草むらでさえずるコヨシキリ?
あちこちで縄張りを主張していました。

アキアカネ。



頭部の裏側がすり鉢のようになっていて、胸との接続は驚くほど細い。
簡単にクビがもげてしまうわけだ・・・
なんだか今日はホラーな内容になってしまった・・・

明日も今日と同じくらい気温が上がるようです。
もちろん今夜は熱帯夜。
熱中症にはくれぐれも気をつけましょう。