上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

別府沼公園にて

2012-07-12 20:51:12 | 武州の道
現在、しとしとと雨が降り出しました。
今年の梅雨はあまり降らないな、と思っていると強い雨になるので注意が必要です。
九州では豪雨により、多大な被害が出ているとのことで心配です。

先日(土曜日)、いつも歩いている利根川ベリの下草が雨でびしょびしょだったので、お隣の熊谷市にある別府沼公園の様子を覗いてきました。
そのときの様子を。

暫く前に煙るほどの白い花を咲かせていたマテバシイ



すでに青い実がなっていた。
前回から一ヶ月くらいだから、あっという間に実がなったと言うイメージ。

さすがに花菖蒲の季節は終わっていて、ランニングコースの内側にある池では・・



こんな抽水植物が見られた。

寄ってみると・・・



まるでいがぐりのよう。
これは「ミクリ」でよいのかな?

ここは手入れされているので、こんな植物が残っているのだろうか。
渋川に住んでいたころはあまり見なかった植物。

そもそも、榛名山東麓いったいは二ツ岳の噴火の影響で軽石層が厚い。
そのため、水はけが良すぎて注水植物が生えるような池そのものが少ない。
更に、数少ない農業用のため池は僕が子供のころには群馬用水の完成で姿を消しつつあった。
時々釣りに行った数少ない池は、水深が深い上に鯉が放されていて多すぎるのか、植物相が単純だった。
抽水植物は葦くらいしかなかった。
そもそも、水質や水深、水温などがあわないのかもしれないが・・・

池のほとりにはタンポポの花。



チョウの類は本当に・・・(最近こればっか・・・)

空にはアキアカネ?がたくさん飛び交っていた。
これから、避暑に向かうのだろうか。

ふと、池の草に目を留めると・・・



アキアカネ?が止まっていた。
止まっているトンボも割りと人影に敏感で、ちょっと近づくと逃げ出すことが多い。
なかなか写真に撮るのは苦手なのだけれど、このトンボはかなり近づいても飛ばない。
よく見てみると・・・

羽が伸び切っていない、様な気もする。
ただ、脱ぎ捨てたヤゴの衣は無かったので、ここで羽化したとも思えないのだが・・・

公園近くの田圃に水が入り田植えが終わっていた。
あちらこちらに浮いては沈みを繰り返しているのはホウネンエビ。
たんぼのみずが白く濁りすぎていて、撮影するのはあきらめた。

暫く見ていると、明らかにホウネンエビよりも大きな黒い影が浮き沈み。
黒い楕円形の虫はもしやゲンゴロウか!



水から出してみると、どうやらガムシさんのようでした。
この大きさのゲンゴロウって、なかなか見られない・・・