共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

第17回アミューあつぎ路上ライブ

2018年01月28日 21時15分03秒 | 音楽
今日は今年最初のアミューあつぎ前路上ライブの日でした。

朝方はチラチラと小雪が舞い落ちていたくらい寒かったのですが、ライブが始まった頃から徐々に天候も持ち直してきました。それでも身を切るような寒さだけは朝から変わらず、これが演者全員を悩ませることになるのです。

先ずは、主催者である愛川町在住シンガソングライターみらいあいこさんのステージからスタートしました。始めは疎らだったオーディエンスも少しずつ増えていき、足早に歩く人の中でも何人かが立ち止まるようになりました。彼女のステージの後半で私もピアノでサポートに入ったのですが、何しろ吹く風の冷たさに手の熱がすっかり奪われてしまい、悴んだ状態での演奏となりました。それでもどうにかこうにか弾ききったのですが、終わった頃には関節まで固まっているような状況でした。

その次のステージは、今回初参加のTOT WORKS(トットワークス)さんです。



年季の入ったギターを手に、伸びやかで柔らかい歌声を響かせてくれました。いろいろと披露された中に、彼がお祖母様を亡くされた時に書いたという《レクイエム》という作品があったのですが、私も昨年祖母を彼岸に送って半年ほどでしたので、その時の風景と自身の中でいろいろとシンクロしてしまい、込み上げるものを抑えるのが大変でした。

彼の柔らかなギターの音色と素直で真っ直ぐな歌声には不思議な引力があるようで、その歌声に導かれるように、道行く人たちが何人も何人も足を止めて聞き入っていました。中には演奏後にCDを買い求める人もいらっしゃいましたが、ここ数回のアミューライブでは一番の売り上げだったのではないでしょうか。

因みにTOT WORKSさんは自身のホームページでMVを公開されているようですので、興味のある方は御覧になってみて頂きたいと思います。

その後、レギュラー出演のゴスペルグループのステージがあり、次に



伊豆のバス運転手であるミモリーさんがサポートギタリストを伴い『MIMORY-IZU(ミモリーズ)』として登場しました。本格的なエレキギターを伴って、オリジナルのロックナンバーやブルースを披露し、会場は沸きました。ステージの最後にはみらいあいこさんもサブボーカルで参加し、大いに盛り上がりをみせました。

その後は各出演者がもう一巡ずつステージを持ったのですが、何しろ全員寒さで手が悴んでしまって大変でした。真夏もさることながら、真冬の野外ライブもなかなか過酷です…(。ŏ﹏ŏ)。

この路上ライブも、回を追う毎に立ち止まって聞いて下さる方が増えてきました。継続してきた結果が、ようやく現れてきたようで嬉しい限りです。

次回は2月25日に開催予定です。まだまだ寒い頃かも知れませんが、お時間が許せばおいでになってみて下さい。お待ち申し上げております。
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