共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

正しいクリームソーダ

2014年07月30日 19時57分35秒 | 日記
今日は用事があって横浜に出掛けました。

月曜日辺りからそうですが、ここしばらく関東地方はカラリとした暑さが続いています。地肌にベットリと張り付くような暑さではないこともあって、日中でも日陰にいると割と過ごしやすい感じで助かっています。

ただ、そうはいっても片田舎の厚木とは違って大都会の横浜ですから、あれこれ回っているうちにすっかり暑くなってしまいました。そこで休憩もかねて、たまたま道すがらで見つけた上島珈琲店に入ることにしました。

何にしようかとオーダーカウンターに行ってメニュー表を見た時に、一際目を引いたものがあったのでそれにしました。それがこの『メロンクリームソーダ』です。いわゆる昭和時代の喫茶店の定番メニューと、久しぶりに出会いました。

御覧下さい、このいかにも体に悪そうな色のソーダ!(こう見えて褒めています)そして、それに追い撃ちをかけるように『これでもか!』と真っ赤に染め上げられたチェリー!(褒めています)そして、スプーンで掬い上げにくい固いアイスクリーム!(褒めて…)どれをとっても昭和の香りがプンプンします。

昔、私の叔母が経営していた喫茶店に遊びに行くと、よくこのかたちのクリームソーダを作ってくれて、それが物凄く楽しみでした。母が着色料や添加物等を気にしてなるべくこういったものを食べさせないようにしていたため、普段のおやつはお煎餅やだしジャコといった地味なものばかり食べていました。そんな子供だった私にとって、この過剰に色鮮やかなクリームソーダは一際美味しそうに見えたものでした。

恐らく甘いであろうことを考慮して、シロップの量を抑えて作ってもらったのですが、これが大正解でした。もし規定量入っていたら、どれだけ甘かったやら…。でも、それはそれで『叔母のクリームソーダ』を彷彿とさせたかも知れません。今度頼む時には、一度規定量で作ってもらってみようかしら…。
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