共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

健闘を讃えて

2019年10月20日 22時18分23秒 | 日記



今日、ラグビーワールドカップの日本対南アフリカの試合が行われました。

前回大会では土壇場で奇跡の逆転劇を演じ『世紀の番狂わせ』『ジャイアントキリング』と世界を驚かせた日本チームでした。そんな日本代表は今大会では予選負け無しで、大会史上初のベスト8に駒を進めるという快挙を成し遂げました。

しかし、準々決勝に臨んだ今日の試合結果は3-26。圧倒的な南アフリカの力の前に死力を尽くしましたが、それでも日本は敗れ、ベスト4を前に涙を飲みました。



死闘を繰り広げた選手たちも、試合が決すればノーサイド。互いの健闘を讃え合って、日本チームはピッチを去ることとなりました。

トンプソン・ルークや福岡堅樹といった一部の選手はこの大会を最後に引退を表明していたこともあって、彼等にとってはこれが最後のワールドカップとなりました。それだけに並々ならぬ思いで今大会に臨んでいたでしょうから、今日の結果は一際無念であったろうと思います。

それでも、ラグビーワールドカップに参戦してこの方、日本チームがベスト8に駒を進める日が来るなんて誰が想像していたでしょうか。そんなとんでもないことを、彼等は成し遂げたのです。

試合後、闘い終えた選手たちの涙を見て、言い様のない切なさに胸が締め付けられるようでした。今大会で主力選手の何人かは一線を去りますが、姫野や田村といった現在20代の選手たちが、4年後にチームの中心的存在となって日本チームを牽引し、健闘してくれることでしょう。

今はただ、素晴らしい光景を見せてくれたラグビー日本代表チームに、心からの賛辞と感謝を贈りたいと思います。日本チーム、本当にお疲れ様でした。そして、いつまでも胸に残る熱いプレイを有り難うございました。

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