昨日拙ブログの書き出しを柳家小さん師匠風にしてみましたが、そういえば最近あまり落語を聞いていないことに気づきました。
子供の頃に祖父母の家で週末を過ごしていたからか、日曜の午後にNHKで放送していた落語を、祖父母と一緒に観ていました。夕方前に母が迎えに来て、帰宅するとちょうど笑点が始まるくらいでそのまま観ていたりもしたものですから、ちょいとばかり笑いのツボの老けた子供になっていたであろうと思います。
私の子供の頃ですから、当然ながら小さん師匠もお元気でご活躍でした。特に『時蕎麦』や『饅頭怖い』といった食べ物が登場する落語は天下一品で、テレビで観たりラジオで聴いたりした後には必ずと言っていいほどリアルにお腹が空いたものでした。少なくとも、エアでお蕎麦をすすっただけで万雷の拍手が巻き起こる落語家さんを、残念ながらわたしは他に知りません。
2002年に他界されてから15年経ち、今の子供たちは小さん師匠をまったく知りません。それでも『時蕎麦』のCDを貸してあげると、
「あの落語聴いた後に、絶対にお蕎麦がたべたくなる!」
と言われ、内心
『よしよし』
とほくそ笑んでみたりしております。
ということで、口いっぱいに蕎麦の風味がひろがる『時蕎麦』を御堪能下さい。そして、御夜食にお蕎麦をどうぞ(途中で一瞬音声が途切れますが、ストーリー展開には影響はありません)。
柳家小さん(五代目)時そば(時蕎麦)
子供の頃に祖父母の家で週末を過ごしていたからか、日曜の午後にNHKで放送していた落語を、祖父母と一緒に観ていました。夕方前に母が迎えに来て、帰宅するとちょうど笑点が始まるくらいでそのまま観ていたりもしたものですから、ちょいとばかり笑いのツボの老けた子供になっていたであろうと思います。
私の子供の頃ですから、当然ながら小さん師匠もお元気でご活躍でした。特に『時蕎麦』や『饅頭怖い』といった食べ物が登場する落語は天下一品で、テレビで観たりラジオで聴いたりした後には必ずと言っていいほどリアルにお腹が空いたものでした。少なくとも、エアでお蕎麦をすすっただけで万雷の拍手が巻き起こる落語家さんを、残念ながらわたしは他に知りません。
2002年に他界されてから15年経ち、今の子供たちは小さん師匠をまったく知りません。それでも『時蕎麦』のCDを貸してあげると、
「あの落語聴いた後に、絶対にお蕎麦がたべたくなる!」
と言われ、内心
『よしよし』
とほくそ笑んでみたりしております。
ということで、口いっぱいに蕎麦の風味がひろがる『時蕎麦』を御堪能下さい。そして、御夜食にお蕎麦をどうぞ(途中で一瞬音声が途切れますが、ストーリー展開には影響はありません)。
柳家小さん(五代目)時そば(時蕎麦)